ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

あのヒッチハイカーを考える。

2015-03-10 | 雑念
ヒッチハイク

確かに旅の豊かな経験のひとつ
僕も東京から関西に移動するのに何度かした事がある。

人生の中で何度か経験するのも"おつ"なもんだ。少しの勇気も必要だからね。

でもそれはどうも期間限定だと思う。
若いうちにどうぞおやり下さい。
これがだいぶ年齢の高まったおっさんがするのはかなりの不審者扱いを覚悟したほうがいい。

外国人は別だけどね。
海外から日本に訪れて移動手段を安くあげようと工夫するのも理解できる。
日本人を舐めているか、侮っているのかもしれない。銃を持っていないのだから。

だからおっさんになったらハイカーを乗せる側になればいい。ただし乗せる側も覚悟をしなければならない。ハイカーが決して「雨に濡れる子犬」であるとは限らない。

だから覚悟である。

ギャンブルだ。
どうだい、ヒリヒリするかい?

先日のハイカーの件が落ち着いた?ので考えています。

アレは何だったのか?

妖怪だったのか?
妖精だったのか?
悪魔なのか、天使なのか?

なぜ彼は僕の前に現れたのか?

ハイカーの心得
1.挨拶をする
2.旅の理由を簡潔に話す
3.もう一度行先を簡潔に
4.ある程度の世間話
5.ある程度の控えめな態度・言葉遣い

これくらいあれば良いかな?

乗せる方の心得
1.挨拶をする
2.旅の理由を聞いてあげる
3.行先を確認する
4.ある程度の世間話
5.ある程度の優越感と余裕、そして覚悟

別に乗せる方に心得は必要ないのだが…

不思議なもので意外としてあげたほうが「情がうつる」もので、彼は元気かな?と少し考えてしまう。それは永久に知り得ないのに…。

不思議なもんだ。

かといって彼が死んでも葬式には行かないし、涙のひと粒も流さない。

後味の悪さが残るだけだ。

なぜ乗せるのだ?
ならばなぜ?

なんのメリットもない。
乗せる側には何のメリットもないのだ。
ただ「面白半分」か、「困った人を助けたい」なのか?

そんな自分に酔いたいのか?暇つぶしか?

僕は確実に「暇つぶし」だった。

ブログのネタになればいい、くらいの動機だった。

動機はどうでもいいだろう。
彼は三木市から明石市までの数百円のバス代とすき家の一食をあっさりGETしたのだから。

今考えると自分から「腹が減っている」などと言わずに、こちらから引き出すあたりがヤケに上手いのを記憶している。

最近の若い子は、ああなのだろうか?

平成生まれとはいかなるものか?

その無限の可能性と渦に吸い込まれそうになる。

当分ヒッチハイクを乗せるのは辞めよう、うん。



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