横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

食べ過ぎたのは・・

2013年10月22日 23時13分02秒 | 

前々から行きたいなあ~っと思っていた料亭。

看板らしきものはなく、深い緑の木々の中、高い塀に囲まれ、一見どなたかのお屋敷かと思ってしまうほど、落ち着いたたたずまいの店構え。

会席料理が大好きな私、早速予約。

おとうさんと息子の3人、ちょっぴり召しこんで玄関を開けると・・

“いらっしゃいませ、お持ち申しておりました。”と着物姿の女将と仲居さんから出迎えを受け、

“こちらで御座います”

今度は部屋係りの仲居さんの案内で部屋に通される。

水の流れる音が聞こえ、広い窓の向こうは手入れされた庭が。

座り心地のよいほどよい高さの椅子、明る過ぎず、暗過ぎずの照明。

暑すぎず、寒すぎずの室温。

まずはグラスビールをお願いする。

テーブルに置かれたグラスを手に取ると、松徳硝子だ。

松徳硝子は熟練のガラス職人の技で極限まで薄くした0、9mmの「うすはりグラス」。

手に取ったときの軽さ、口当たりの良さ、ため息がもれるような繊細さだ。

手にした感触は独特な味わいで、至福の時を極上のグラスでいただくビールの醍醐味。

それも好きなスーパードライ。

う~~~いいんだな~

御造りの本鮪、ぼたん海老、雲丹、北寄貝、

ずわい蟹の銘々盛り、真鯛と白子の焼き物、甘鯛の揚げ出し、黒かれいの煮付、本鮪とろ、穴子、蝦夷鮑、松皮鰈の握り鮨などなど、

前菜から始まり最後の水菓子まで、絶妙のタイミングで運ばれてくる。

その間、日本酒は「14代」を注文するが、以前飲んだ時、こんな味だったかと思うほど口に合わず息子に任せ、ワインを注文。

ライトアップされた中庭を眺めながら、ゆっくりと穏やかな時間が流れていく。

名残惜しいが席を立つと、玄関では板長、女将、仲居さんの見送りをいただき、店を後にする。

視てよし、食べてよし。

芸術的な職人の技。

至福の時間を過ごさせていただいた。

時々伺いたいものだが、そうはいかない。

贅沢はたまに。

今度はいつ行けるかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


秋を感じながら

2013年10月22日 22時23分06秒 | 季節

昨日、ちょっと? だいぶ?食べ過ぎちゃった。

運動しなくっちゃ。

風はなし、

お日様は顔を出しているし、

よ~し気持ちよく走れそうだ、自転車でひとっ走り!

家から自転車で5分位のところに恵庭市を走る漁川があり、その川沿いに遊歩道が長く左右に延び、絶好の運動場所なんだ。

走り始め、足が重い。

ファイト!

よ~しスピードをあげて~!

あれ?

場所が違う?

道がガタガタ。

間違えたみたい、戻んなくちゃ。

でも、

間違えたおかげで、いつもは見かけない雪がうっすら被った山の峰峰を眺め、

キタキツネとも出会った。

側まで行き、横切った方向を見ると、冬毛なのかふさふさした毛並みのキタキツネがジッと立ち止まりこっちをみている。

こんにちわ。

なんか得した気分。

いつもの舗装された道に戻った。

犬の散歩、自転車を走らせる人、ゆったり散歩してる人などなど、秋の遊歩道を楽しんでいる様子。

足の調子が上がっている。

よ~し、ひとり抜き、(おばちゃんだけど・・)

またひとり抜き、(またおばちゃんだけど・・・)

この遊歩道、年齢制限でもあるかのように、行き交う人はおばちゃん、おじちゃんばかり。

そうだよね、平日にのんびり遊歩道を散策するなんて若い人は居るわけないか。

すっかり紅葉に囲まれている。

川の流れる音とそよぐ風の音(ね)。

なんて贅沢をしているんだろう。

走ること20分。走行距離9キロ。

長いか短いか。

汗をかいている。

いいね~

すっきり。

いい気分。