ストーブをつけているのに、透明な窓ガラスは白い氷に覆われ始めている。
ストーブをつけていない部屋の透明な窓ガラスは、すっかり白い氷に覆われ何にも見えない。
それもそのはず、外の気温は氷点下20度。
さあ、湯たんぽにお湯も入ったし、そろそろ寝ようかな。
電気敷き毛布もいいけど、
湯たんぽの暖かさは別格なんだ。
自然の暖かさはひと味もふた味もちがうんだな~。
ストーブをつけているのに、透明な窓ガラスは白い氷に覆われ始めている。
ストーブをつけていない部屋の透明な窓ガラスは、すっかり白い氷に覆われ何にも見えない。
それもそのはず、外の気温は氷点下20度。
さあ、湯たんぽにお湯も入ったし、そろそろ寝ようかな。
電気敷き毛布もいいけど、
湯たんぽの暖かさは別格なんだ。
自然の暖かさはひと味もふた味もちがうんだな~。
久しぶりのカラオケ。
今日は店には出ず、息子と倉庫整理。
倉庫にしているハウス内は、お日様の陽射しで30度近い温度になっている。
半袖でも大丈夫だ。
お店では人工的な蛍光灯の光を浴びてるだけ。まるで穴倉にいるかのよう。
倉庫の整理は結構大変だけど、お日様の陽射しはとっても気落ちがいいんだ。
ちょっぴりうつむき加減だった心も身体も甦ってくる感じ。
やっぱり本物の光はいいな~
気分がいい流れでカラオケにレッツゴー!。
息子が歌うテンポの速い曲で踊りまくるノシノリの私。
横浜で踊っていた頃が懐かしい。
こっちに来たら踊れるライブハウスが身近にないのでどうにも面白くない。
生バンドでガンガン踊りたいな~
一緒に付き合ってくれた息子に感謝。
店を始めたので辞めてしまったカラオケクラブ。
ステージに立つことがなくなってしまった。
ステージに立ち、大勢の人の前で歌うのは、時に歌詞を忘れても、それはそれで最高に気持ちがいいんだな~。
最近なんとなく気分が曇っているのはそれもあるんだよね。
あ~~~~~
歌いたい~~~~
ちょっと考えなくては・・・・・・
朝、台所の窓から見えたのはオレンジ色の太陽。
まだお日様も目覚めてないのかな?
燦燦と輝く強いお日様じゃなく、穏やかな暖かいお日様。
きれいだったな~
しばし見惚れる。
台所仕事をしながらにして、目前に広がる広大な雪景色に鮮やかなオレンジ色を放つお日様を見ることの出来る幸せ。
夜は凛とした澄み切った空に浮かび上がる星の饗宴。
電灯もない真っ暗な夜のはずなのに、
雪明かりと星の輝き、月灯りが夜の闇を灰色の世界に変える。
う~~~~~
これって最高なんだけど・・・・・・
今年の冬はとにかく寒い。
氷点下15℃付近を行ったりきたり、20℃以下も今年は何度も体感。
外で雪を愉しむ気分にはなれない。
もういやじゃ。
2日前も雪は性懲りもなくずんずん積もってくれた。
家に帰ったおとうさん、
店に泊まった私と息子。
寝る前にも2人でエンヤコラと雪かきをして横になったのだけど・・・
朝シャッターを開けると・・・・
朝に弱い息子はまだすやすや。
やるか~!
広い駐車場、頑張っちゃった。
すぐ横の信号で警備をする男性、
“ここ一人でやったの?、よくやったね~ すごいね。”
(褒められると嬉しくて疲れが軽くなっちゃう)
汗びっしょりでヘトヘトで店内に戻った時、息子が起きてきた。
疲れたけど、ひとりでやったおかげで久しぶりにいい汗かいた。
たまにはいいかな。
でも・・・・
♪春よこい、早くこい♪ だね。
我が家には犬4匹とネコ4匹がいる。
夏のある日、メロン畑で大事なメロンを食い荒らすアライグマの駆除用に仕掛けた檻につかまったネコ。
翌日から我が家に日参しはじめたネコ。
ある日我が家の布団で出産したネコ。
その子猫が4匹、今我が家で暮らしている。
どこにも手放せなかった。
その中の「チャ~」
いつも私の右側で腕枕をしてお腹を出して寝ている。
なんか側にいるとホッとするんだ。
家族なんだよね~
他のどの子もおんなじ。
今晩は誰もいない。
さっさと寝ようっと。
やっぱ、ひとりよりふたりかな。
お店をやって思う事は、沢山の人が色々な思いを抱えて生きているってこと。
癌を抱えて、
特定疾患の難病を抱えて、
多重人格の娘さんを抱えて、
もう直らない疾患を抱えて、
会いたくても会えない子供さんとの想いを抱えて、
奥様と別れ幼い子供を育て上げたおとうさんの切実な想い、
老年になって死に別れた切ない思いを抱えて、
お話を伺っていると涙が落ちそうになる。
私の抱える想いなんてなんてちっぽけなんだろう。
五体満足で今生きていること。
健康で生きているって事。
これって最高なんだよ。
感謝しなくちゃいけないな。
ちょっとお金が足りない。
ちょっと旦那が気にくわない。
ちょっと女房が気にくわない。
どうしても気にくわなかったら、どうしても無理だと思ったら別れればいい。
それも早い内にね。
自分が自分の事を一番知っているはずだ。
今これをしたければするがいい。
あんまり色々、ない頭で考えてもだめだよ。
自分ではわかっているんだよ。
今、自分がどうしようかと。
私はわかっているよ。
今の仕事。
時に逃げ出したくなる。
好きな本を読めない。
好きな映画も観れない。
料理もゆっくり出来ない、
部屋も散らかっている。
う~~~~~ってしてる。
だけど・・・
素敵な方たちと出会っている。
それってすごい事だよね。
自分にとって何が大事で、何を優先するか。
気づいたらすぐに動いた方がいいよ。
なんだかチンプンカンプンになっちゃった。
ちょっと飲んでいるせいかな。
今晩は、ひとり店泊まり。
静かだよ。
こんな時間っていいかも。
いつもひとりじゃきついけど、
たまにはひとりがいいよ。
ちょっと飲み足りなくて外に出たけど、
ネオンはない。
寝るしかないな~
おやすみなさい。
健康で生きてる自分に感謝です。
昨日、おとうさんは店泊まり。
朝、外に出ると・・・
雪だ~~~
最近、忙しいお父さんに代わって、近くに住む義兄さんがトラクターで除雪をしてくれている。
今朝はまだ来てない。
車が出られるかな~
なにせ公道に出るまで100m以上、ここを越えれば大丈夫なんだ。
気温氷点下3度、陽射しが眩しい。
2月も半ば、雪解けまでもう少し。
この雪も今だけ。
おとうさんが店で待っている。
行ってきます。
恵庭で出会った素敵な女性。
お酒の話になったら、“大~好き!” “私も大~好き!”
ご招待をうけ、彼女の家におじゃまする。
玄関外には大きなつぼに赤い実をつけた曲線の枝が活けられ、広い玄関ロビーには柔らかい光と可愛い手作りの雛人形が出迎えてくれる。
廊下を抜け、暖かい大きな部屋と大きなテーブル。
チーズホォンテの用意と手毬寿し、わらびのおひたしなどなどとワイングラス、ビールグラスが置かれ、準備をする彼女は着物姿。
う~~素敵!
彼女はいつも素敵な笑顔と穏やかなゆったりとした空気が漂っている方だった。
きっと素敵なご主人と豊かな暮らしをされているんだろうな~って思っていた。
違っていた。
ご主人は7年前、55歳で胃癌で亡くなわれていたのだった。
そしてまた彼女も悲しみが癒えないままに4年前に悪性リンパ腫を発症。
抗癌剤治療で髪の毛は抜け落ち、大変な時期を過ごしてきた。
同席していたもう一人の方も3年前に奥様を同様に癌で亡されている。
定期的に検査をしながら経過をみている彼女。
どうぞ、再発がおきないことを心から願うばかり。
いかに生きるか、
いかに愉しく生きるか、
みな同じ想いで話が弾む。
“アトリエを見て” 通された場所は別棟の囲炉裏のある素敵な部屋だった。
そこにはご主人が焼かれた陶器の数々が置かれ、ここはご主人と彼女が一番好きな場所だった。
ここで人を迎え、焼き物を作り、お茶を点て、愉しいおしゃべりに興じる。
涙がこぼれる。
彼女のお宅は見事なまでに、隅々までバランスのとれた部屋作りをされている。
心地よい時間が流れていく。
時間はあっという間に過ぎ、お別れの時間。
またいつかおしゃべりできる日を楽しみに。
どうぞ彼女をお守り下さい。
どんなに寒くても、どんなに雪が降っていても、外を駆け巡るアイリッシュセッター2歳のチャチャと、まだへその緒がついたまま小雪の降る中に置かれていた1歳のふ~た。
元気いっぱいに広大な雪原を走りまわる。
全く疲れを知らない子供達。
それとは対象的な13歳のさくら。
“おいで”と外に誘っても動かない。
抱っこをして外に出しても、そくそくと戻ってしまう。
寒いのが苦手。もうおばあちゃんだからかな。
さくらの子供のモコは外遊びが大好き。柔らかい髪なので顔にも脚にも雪玉がくっつく。
今日は珍しいところで寝ている。
まだ小さかった頃、よく洗濯かごに入って寝ていたっけ。
久しぶりにみた、洗濯かごのさくらとモコ。
眠そうだね。
ふ~たはコタツの中ですやすや。
みんなあったかいところが落ち着くんだね。
長女一家に続き、次女と3歳の孫がやってきた。
インフルエンザが完治したばかりの孫と熱が下がったばかりの娘。
不安だったが・・・・
なんとか無事横浜に帰っていった。
子供の成長は早い。
“わぁ~すごい!ママ、ひとりでも大丈夫だよ!” “わ~い、早いよ~!”
スッテンコロリ “なんで僕をひとりにしたの?”
まだ3歳? もう3歳?
ママが恋しいお年頃。
ママが側に居ると、にっこにこ。
3泊4日、あっという間。
娘と過ごす時間は嬉しいもの。
もちろん孫は愛しいが、子供は違うんだな~
離婚後、大好きなお姉ちゃんの長女は夫の元に行き、まだ3歳にならない息子の世話は7歳上のこの次女にすっかり頼ってしまった。
まだ小学生だったのに・・
娘達に孝行したいと無性に思う。
今は息子が側に居る。
この追分に来て、誰も知らない町で、随一の身内が側に居る。
これってとっても大きな存在だ。
健康だけには留意して、これからもっともっと、子供達と過ごす時間を大事にしたい。
お店に母娘孫の来店があると、“いいなあ~”って思ってしまう。
側に居たいと思っちゃうよ。
きっと今は、娘達が帰ってしまったあとだからだよね。
ちょっと感傷的になっちゃったみたい。
よ~し、なかなか起きない息子をたたき起こすぞ~~!
仕事が待っているぞ~!
毎年、登別温泉に宿泊しているが、今年は還暦を兼ねハイクラスな「滝乃家」に宿泊。
ネットや本で見た通りの素晴らしい旅館だった。
部屋に行く前に案内されたロビー。
時折パチパチと薪の燃える音が聞こえる暖炉、
一面ガラス張りの窓の向こうは美しい白銀の世界。
見惚れていると、“どうぞ”と出されたお抹茶。一服いただきお部屋に案内されると、そこにはまた新たな感動が。
4っつの部屋はそれぞれに趣の違う調度品が置かれ、、窓は総ガラス張りで、真っ白な静寂な世界を目前に見る事が出来る。
24時間入浴出来る白い源泉から沸き立つ湯煙。
最上階の湯処も一面ガラス張り、目に飛び込む広大な雪の樹林は絵画のごとく、ガラスがあるのを忘れるほどの開放感に浸る事が出来る。
地階の湯処もまた違う趣が。
一品一品出されるすべての食に感動し、この心地よい空間に少しでも長居したいとバーで少々お酒を頂き、名残惜しくも夢の世界へ。
朝を迎え、目の前の景色も、穏やかなゆったりとした空間も変わらず。
その中で頂く朝の食事。
“いつかまた帰ってくるから”と振り向きながら部屋を出て、
玄関では女将の挨拶をうけ、笑顔で宿を後にする。
素敵な時間をもらいました。
幸せでした。
もちろんこれだけの幸せな時間の代償はけっして安いものではないが、十分値するものである。
この旅をプレゼントしてくれたおとうさんの息子のひろさん、ありがとう!
とっても素敵な贈り物だったよ。
なんにもしてあげてないのに、いつもいつも私たち夫婦に色々気遣いをしてくれる。
幸せだな~
毎年2月、メロンの種を播く。
播箱に一粒一粒、ピンセットでつまみ、播いていく。
外は大雪でもハウスの中はぽっかぽか。
芽が出て、双葉が出て、本葉が出て、暖かい陽射しを浴びぐんぐん大きくなっていく。
畑では大きくなったメロンの苗を定植する準備が始まる。
融雪剤を撒き、ハウスを作り、定植したメロンがのびのび育つように暖かいベット作りをしていく。
今年はないんだ。
なんだか寂しいなあ~
毎日、目が離せないメロン。
優しく、丁寧に、愛おしく。
いつかまた、メロン作りをしてみたい。
もう今年はメロンを食べられないんだ。
美味しかったなあ~
看護師からメロン栽培へ。
身体への負担は大きかった。
その年、歩けなくなってしまった。
脚が一歩前に出ない。
車椅子を使うようになろうとは・・・・
でも、
今は時々痛む時があるけど、いたって上々。
いつかまたメロンを作れる日が訪れることを願って、今の仕事に精を出そう。
苗を育てていたハウスは今はすっかり倉庫に。
人生ってほんとに面白い。