横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

夜のしじま

2014年08月15日 09時21分48秒 | 景色

                                  

夜、外に出ると、うろこのような雲がいくつもいくつも層になり、その隙間からお月様が見え隠れしている。

幻想的な夜のキャンパス。

窓には黒いシルエットの蛙がぴたっとくっつき、なんともユーモラスな姿。

外に出たがったさくらのおかげで夜のしじまを垣間見る事が出来た。

 

 


「ゆるり」

2014年08月12日 11時12分43秒 | 生活

昔昔は豚やニワトリ、馬を飼っていたんだろうな~っと思われる納屋。

荷物が溢れるほど入り、石炭や薪も山ほどあった暗く汚かった納屋が・・・・

古民家風な住まいに変貌。

骨董屋に何度も足を運び、お気に入りを探し出し、

横浜から娘たちが来る前にはと、毎日毎日トンテントンテン頑張って作り上げたおとうさん。

「ゆるり」を見た娘たちは“すご過ぎ!!”と驚嘆。

ひとりは文庫机の前に座り、スケッチをし、

ひとりは小上がりの畳の上でゴロンと横になり、

ひとりは夕暮れを眺め、

ひとりは読みたい本を探して椅子に座り、

ひとりはちゃぶ台で酒を呑み、

ひとりは静かにレコードを聴く。

ここではひとりひとりが好きな場所で好きなことをして過ごす。

そんな空間が欲しかったんだ。

夜はランプやスタンドの光りが室内を柔らかく照らし、

蚊取り線香の細い煙がゆらゆら昇り、

ゆっくり時間が流れていく。

冬は薪ストーブの燃える炎と、しんしんと降る真っ白な雪を窓から眺めながらコーヒーを飲み、酒を呑む。

今からとっても楽しみなんだ。

まだ完成はしていない。

カウンターを作りあげ、隙間を直し、外壁も直し・・・

将来は「ゆるり」の上をゲスト用のベットルームにしたいと思っているんだ。

まだまだやることは満載だけど、

そろそろ薪作りも始めなくちゃ。

頑張った花いっぱいの庭も少しづつ整理していかなくちゃ。

8月も半ば。

短い北海道の夏はあっという間に終わる。

「ゆるり」にお越しください。

一緒に酒を呑みませんか。

ゆっくりコーヒーを飲みませんか。

 

 

 

 

 

 

 

 


息子が結婚しました。

2014年08月12日 09時30分28秒 | 家族

  

前日まで雨が降っていたのに、

真っ青な空が広がり、眩しいほどの陽射しが祝福する。

花嫁さんのなんと可愛いこと。

           

サプライズが次から次へ登場する。

姉ふたりが呼ばれ、一緒に退場したり、

ガーデンではしゃぼん玉がふわふわ舞い、それを2人の孫が追っている。

                      

友人知人に祝福され、8歳の孫は大きなカメラを持ちパチパチ撮りまくっている。

“絶対花束贈呈なんか嫌だからね。”と再三言っておいたのに、“お母様に花束贈呈を”との司会者の声。

逃げなくっちゃ。

ついたての陰に隠れるが見つかり、表舞台に立たされる。

あ~~~~

             

今その花束が我が家で甘い香りをかもし出している。

暖かな素敵な結婚式だった。

“二次会には普通親は行かないよ。”

“行く訳ないじゃん。”って言ってたのだが・・・・・

行っちゃった・・・・・

超楽しかった。

その後は・・・・

早朝目が醒め、せっかく娘たちが横浜から来ているというのに夕飯も作らず寝てしまったことを悟ったのだった・・・・・

11月出産予定の次女は3泊4日、長女一家は5泊6日。

あっという間の滞在だった。

息子のおかげで娘たちとも会え、息子の中学高校時代、年がら年中我が家に遊びに来ていた息子の友達とも会え、会社の方々ともおしゃべりをすることが出来た。

よかったなあ~

11月はお嫁さんが出産。

娘も出産。

嬉しいことが続く。

昔昔の辛かった出来事なんかどっかに行っちゃった。

縁があり人と出会い、その縁がまた新たな縁を作り出す。

息子にも私にも新たな家族が増える。

こんな親なのに子供たちは次から次へ素敵な贈り物を届けてくれる。

本当にありがとう。

真知子は幸せ者だよ。

息子よ、

11月には父親になるんだね。

2歳8ヵ月で離婚し父親をほとんどしらない息子。

父親の後ろ姿を見ずに大きくなり、不安もあると思うけど、

自分を信じて、

背伸びをせず、

悠々としていればいいよ。

結婚してもたまには遊んでね。

おめでとう!

それにしても、自分のネームを探しながら着席するとそのネームカードの裏には自筆でこんな言葉が書かれていたのには驚いた。

忙しい中、来てくださる方ひとりひとりを思い浮かべながらふたりで書いたんだね。

嬉しかったよ。

宝物がひとつ増えた。