横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

出会い

2009年03月30日 01時27分22秒 | Weblog
13年前、こんな事を書いていた。
【宮本輝著“本をつんだ小舟”を読む。中学、高校時代の読書歴とその折々の状況について書かれたもの。
学生時代の読書は<逃避>でありつづけたと。
私も同じであった。読むこと、すなわち現実からの逃避。
価値感の全く違う義父と母との毎日の様な争い。
学校から自宅に直行。自分の部屋に閉じこもり、ただ本を読む。
親しい友人もなく、求めることもせず、一人自分の世界へ。
家を出た私は、相も変わらず本を読む。
現実からの逃避。
空想の世界。】

う~ん・・
ママの青春って暗かったんだ。

そんなママが今あるのは、
人との出会いだよね。

ママはと~ちゃんと出会ってから、のびのびしている。

まわり道をして来たようだったけど、
それがあって、今があるんだものね。

ここでも出会いがある。
人との出会いは愉しい。

本を読むことは“逃避”でなくなった。

人生って、なんていいんだろう。

























愛おしい森の仲間たち

2009年03月30日 01時18分18秒 | Weblog
あちらこちらから、ふきのとうが顔を覗かせている。
ここでは、大きな樹々と落ち葉の隠れん坊。
すっかり大きくなっている。
ママは横浜に居た頃、
“てんぷらは最高!”なんて言っていたのに・・

雪の中でじっと春を待って、
やっと冬から開放され、のびのびしているのに、
採ってしまうのは何だか悲しい。
愛おしくなっている。


“あっ!ここにも”
クロッカスも顔を覗かしていた。
 








ちょっと真知子美容院に。

2009年03月28日 00時05分26秒 | Weblog
気候もよくなったので、カットしたんだけど、いかが?
長い髪もよかったんだけど、
なにしろ柔らかい巻き毛でしょ、
この季節、ちょっと散策するだけで、色々くっついてくるの。

なんか可愛くなったと思わない?
ついでにセーターも着てみたの。
ママもと~ちゃんも笑うんだけど、
可笑しい?
 

白鳥シリーズ

2009年03月24日 02時15分50秒 | Weblog
と~ちゃんの実家の池に、白鳥が降り立っている。
ママはすっかりお気に入り。
大きなパンを持って行き、餌付けをしている。
何度呼んでも、振り向かない。
ママは土手すれすれまで降りて、白鳥に近づいた。
“おいで~、美味しいパンだよ~”
来た、来た。

 
パンがなくなった後も、ママは帰らない。
鼻水を垂らしながら、ずっと見ている。
飛び立つとき、
降り立つとき、
餌を採るとき、
家族のスキンシップのとき、
休憩してるとき、

すっかり白鳥通になった気分。
“明日も来るからね~”

家に戻ってからも、
“コゥ~コゥ~”と聞えてくると、
外に出る。

そんな時、ママの頭上スレスレに(と思うほどに)
白鳥の家族が通り過ぎた。

超低飛行。

“ワォ~!”

バサ、バサと羽ばたく音まで聞える。
それはそれは壮観で、優美な美しさ。

ママは、しばらく白鳥から目が離せない。




つぶやき・・・

2009年03月24日 02時03分35秒 | Weblog
横浜で生まれた私。
他の兄弟、姉妹達は、みんなもらわれて行ったけど、
私だけが残された。
“なんで?”
“私はみにくいあひるの子、大人になったら美しい白鳥に変わるんだから”と、
ずっと思ってきた。
だけど・・・
北海道に来て、本物の白鳥を見てしまった。
負けた・・・

北帰行

2009年03月24日 01時18分35秒 | 季節
こんにちわ、私はオオハクチョウ、
どう?スタイルいいでしょう。
羽を広げると、2m近くになるの。
我ながら、あまりの美しさに惚れ惚れするわ。
これから生まれ故郷に帰るところ。
3000㎞の長旅だから、しっかり休養して、栄養補給しておかなければ。
   

人それぞれ、白鳥もそれぞれ。

2009年03月23日 22時07分00秒 | 季節
我が家から30分程車で走ると、ここウトナイ湖に到着。
ウトナイ湖は、周囲9㎞、面積275ha、平均水深0.6mの淡水湖で、本州で越冬した白鳥や雁たちが集結する湖として、国際的に知られている。

沢山のオオハクチョウ、マガンたちが賑やかに迎えてくれた。
2袋100円で餌を買い、側に近づくと、さっそくおねだり。
手に餌を乗せ、差し出すと、
すぐに食べる子がいると思えば、
そろりそろりと様子を伺いながら、嘴を突き出したり、
何度手を差し出しても、顔をそむけたり、
中には、お尻や腕を嘴で引っ張って、早く~とおねだりしたり、
(これがまた痛い)
あげるまで、鳴いていたり、

と~ちゃんは“寒~い!”と車に戻ってしまったけど、
ママはいつまでも遊んでる。
すっかりお友達。