朝６時半、表に出ると、“わお～真っ白！”
初霜が降りていた。
気温5度。
息が白い。
指先が冷たい。
“コ～コ～” との声で空を見上げると、大きく羽を広げた数十羽の美しい白鳥の姿が。
寒い北海道を避け、南下して行くのだろうか。
来年の春、遠いシベリアに北帰行する白鳥たち。
どうぞ寒い冬を無事乗り越えてくださいね。
本格的な冬がやってくる。
追分の家はからっぽになった。
この何にもなかった広～い家に、「さくら」と「もこ」が横浜からやってきて、あらいぐまの捕獲檻に引っかかった猫の「梅」が我が家に日参するようになり、あらあらというまに子供を4匹生み、メロン畑にやってきてメロンをムシャムシャ食べていくあらいぐま退治にいいよとアイリッシュセッターの「ちゃちゃ」を貰い、小雪の降る朝、出産したばかりの母犬から育児放棄され放り出され冷たくなっていた「風太」。
家族が増えていった。
13歳のさくらは恵庭の家で暮らし始め、あとの子はまだ追分だ。
店の品物はハウスに移動したので、おとうさんは毎日通っている。
ふたつの家の片付け整理、店の用事に追われ、なかなか犬達の家が出来上がらない。
早くみんなと一緒に暮らしたいな。
でも・・・
追分だったら、リードなしで広～～～い敷地内を自由自在に遊びまわっていられたけど、
ここ恵庭はそうはいかないな。
生まれてから一度もリードをつけた事がない大型犬の2歳「ちゃちゃ」と中型犬の1歳の「風太」は元気が溢れ過ぎているから、慣れないリードをつけての散歩はきっと窮屈だろうな。
追分には自由が溢れていた。
娘がこんな言葉を残してくれた。
追分の家、楽しかったね！
冬には裏の斜面でそりやったり、
雪を盛ってスノボのジャンプ台作ったり、
お父さんが集めておいてくれた雪で
すべり台やかまくらやテーブル作ったりしたよね。
夏には畑でトラクター運転したり、
メロンや野菜を収穫したり・・・。
出荷作業の手伝いも楽しかった。
きれいにメロンを拭いて、
重さ計って、バランスみながら箱に詰めて、
シール貼って・・・。
貴重な経験をたくさんさせてもらった！
素敵な思い出がたくさんできた！
メロンたくさん食べた！
お父さん、マチコ、
あの家に住んでくれてありがとう。
涙が落ちちゃう。
でもね、
ここ恵庭の家には栗の木があるんだ。
大きな栗の実がなっている。
沢山採れたのでお店に持っていったら、“もらっていいの？嬉しいな、ありがとう”
喜んでいただいた。
栗ご飯を作ってみた。
秋の香りがした。
恵庭の家で新しい発見を探そうっと。
、
は～～～
息が白い。
そんな季節になっちゃった。
今朝は7度。
秋から一気に冬に？
北海道は朝夕、温暖の差が大きい。
昼間とっても暖かくても、夕方になるととっても寒くなる。
これが北海道の食が美味しいところだね。
野菜も果物も糖度が増し、ひと味もふた味も美味しさ倍増。
この時期、じゃが芋は収穫が終わり、知人から沢山頂く。
茹でたての熱々のじゃがいもに、、“お～熱い、熱い！”言いながらバターと塩辛をのせて食べる、「塩辛じゃがバター」。
北海道発祥の定番メニュー。
明太子でも美味しいけれど、是非一度お試しあれ。
コロッケ、ポテトサラダ、煮付けなど等、じゃが芋を堪能。
美味しかった！
先日、暑い夏には行く気にならなかった回転寿司に、久しぶりに行ってみたのだけど、
美味しかったね～
もう終わりにしようと思いつつ、
“もうひとつだけ”
食べ過ぎてしまった・・・・
この5日後、また行ってしまった。
やっぱり、
美味しい・・・・・・