朝5時、気温6℃。
ガラス窓が真っ白に曇っている。
いつもの散歩。
朝露がスギナをキラキラ輝やかせ、
土手のコスモスは朝陽を浴び眩しそう。
この時間だけの、ワクワク朝模様。
朝5時、気温6℃。
ガラス窓が真っ白に曇っている。
いつもの散歩。
朝露がスギナをキラキラ輝やかせ、
土手のコスモスは朝陽を浴び眩しそう。
この時間だけの、ワクワク朝模様。
今年3月に仕事を辞めてからは、
お金の掛からない面白探しをしている。
地域の広報誌や新聞をジックリ読み、
何かないか、何かないかと探している。
今日は隣町千歳で月一回開催される「歌声喫茶」に参加。
4月に初めて参加。
ギター、ピアノ、パーカッションなどの生演奏付き、会費500円で、休憩時間にはコーヒー、お茶、美味しいおやつが出る。
参加者は人生経験豊富な60~80代。
演奏者もそれなりのお年。
毎回40名ほどの参加で、休憩15分を挟み、みっちり歌う。
現役時代の私だったら、まるで気にもかけなかっただろう「歌声喫茶」
歌ってみると気持ちいいんだな~
お金が掛からず楽しければ、色々参加しようと思う。
名の知れた音楽家の演奏はもちろんいいけど、
仕事をリタイヤしたおやじバンドもイカシテる。
今月末は、夏のイベントで知った、お気に入りのおやじバンドのライブが札幌であり、
楽しみにしている。
みんなカッコいいんだな~。
年を取れば取るほど、カッコよくしていたい。
食べ過ぎ、飲み過ぎ、ぐうたら禁止。
おしゃれに気を配り、
風や光、季節のうつろいを感じ、
あんまり頑張らず、
あんまり物わかりのいい人にならず、
気持ちのいい眠り、
気持ちのいいお酒、
気持ちの良い付き合い、
大層な物でなくとも、美味しい!と思う料理を作り、
今日も幸せだった。
と思えるこれかれにしていこう。
22時。
まずは寝ようとしよう。
蕎麦屋で呑んだ今晩のお酒。
「一の蔵」に、肴は、板わさ、蕎麦みそ焼き、とろろわさび。
気持ちいい酒だった。
朝5時、いつものように自転車を走らせる。
気温9度、顔に当たる風が冷たい。
薄い雲に見え隠れするお日様。
淡いオレンジ色の空にトンビがゆったりと舞い、
牧場の牛はどの子も体を休ませ、
行き交う車はなし。
静かな朝。
燦燦と輝くお日様もいいけど、
見え隠れする優しいお日様もいいな。
中島公園キリンビール園本館が今月末で閉館する。
10年前初めて本館に入った時の驚き。
エスカレーターで上がりホールに入ると、それはそれは広く、吹き抜けの天井に輝く照明。ステージがある!
これってビール園? ここでジンギスカン?
前身はススキノの三大キャバレーの一つ「ミカド」。
3階建てで延床面積は約1000坪(3300㎡)、客席は884席。
1974年オープン、キャバレー全盛期、
華やかな時代を駆けた12年の歴史。
9年後、引き継いだ23年間のキリンビール園も幕を閉じる。
築44年、老朽化した建物は解体され更地になる。
駐車場も含めると1000坪近くの敷地面積があるため、跡地利用が注目され、既に不動産関係者の間では高級外資系ホテルの誘致などを含めた再開発構想が出ている。
「中島公園店」の向かいにある札幌パークホテルは、2022年開業を目指し建て替えるとともに、25年には大規模な会議や展示会が開催できる「MICE」施設も建設して札幌市が買い取ることになっている。
また、近隣の旧ヤマハビル跡地も再開発構想が進んでおり、中島公園近くの大型再開発がほぼ同時期に進むことで、この界隈は一変することになりそうだ。
閉館を前に息子カップルと久しぶりに出掛ける。
祭日だというのに驚くほどに客が少ない。
地震が影響しているのかな~
でもやっぱ、いいなあ~
ここがなくなるのは寂しい。
もう一度行ってこよっと。
台風で100メートルのビニールハウスの屋根が半分飛ばされた。
翌日、リサイクルショップをしていた頃の荷物がハウスに入っているので掛物をし、近日中に直そうかと思っていたら翌日地震。
ゴルフ場のバイトに行っている旦那様は倒木、折木、落葉の始末で残業続き。
休みになっても風がある日は作業が出来ない。
風がなく晴天の昨日、ビニールを張りに行くが、
ここ安平追分は地震がひどかったところ。
自分の住まいや人の心配で、追分の被害があるのをほとんど気にかけていなかった。
あ~~~
まずは屋根を塞がなくては。
風は?
大丈夫。
もう少しというところで、風が襲ってきた。
ビニールが大きく風を含み、吹き飛ぶ勢いだ。
必死にビニールを持つ。相手は手強い。
負けるものか!
風との攻防戦。
昔昔、メロンをやっていた時も、同じような風との戦いがあったのを思い出した。
一瞬風が消えた。
今だ!
とりあえず掛けたが、まだ20mほど空がきれいに見えている。
荷物の片づけ、整理。
ボランティア登録どころじゃないわ。
このところ夏の日差しが続き、一部屋根がなくとも、日中のハウス内はとてつもなく暑い。
早朝から始めないと。
地盤断層がハウスと並行に長く続き、一本の線だった断層が広がっている。
大雨や再び大きな地震が来たら、ハウスは危ない。
冬、屋根から落ちる雪で、更に広がる懸念が。
追分に向かう車窓から見る地震の爪痕。
やるしかない!
楽しかった追分での生活。
しばらく片づけで通うことになりそうだわ。
17日、午前2時51分。
6日によく似た、
下から突き上げるような、ド~ン!いう揺れで飛び起きる。
一瞬の揺れで終わったので、再度横になるが、
ゲージに入っていた18歳のモコ婆が起き、ウオ~ンと吠え出した。
もう2匹のワンコも一緒に、真っ暗な外でしばし過ごし中に入るが、
モコ婆は寝る気配なし。
結局、それからは寝ることなく日の出を迎え、
ご飯を食べたモコ婆はコテンと横になり、すやすや寝始めた。
一週間が過ぎたのに、
まだ震度4の余震。
6日以来、100回以上の余震。
余震がなくても揺れている感覚になってしまう。
もういいんだけどなあ~。
自宅から一番近い、安平町のボランティア登録をする。
長く歩けない、
長く立っていられない、
力仕事はできない。
そんな私でも何か役たつことがあるかもと、
年齢、特技、免許等など、多くの項目に記入し登録。
安平町ボランティアセンターです。今週末もたくさんの方にボランティアのお申し込みをいただいています。本当にありがとうございます。
一方で、想定以上の方々にお集まりいただいたことでマネジメント側が追いつかず、十分に仕事をお願いすることが出来ないまま長い時間お待たせしてしまう状況が発生してしまいました。遠いところお越しいただいているにも関わらず、本当に申し訳なく思っています。
明日16日(日)も同じ状況が発生することが考えられることから、大変心苦しくはありますが、明日のボランティア作業を辞退していただける方を【50名】募集したく思います。
手書きデータの打ち込みと整理をお願いします。
要件 PC所持、エクセルデータ管理ができる、グーグルドライブ等のクラウドの使い方がわかる方
私に出来る依頼内容はなし。
甘かったボランティア登録。
気持ちだけでは助けにならない。
この地震を教訓に、我が家の災害体制を見直そう。
まずは足元から。
こんなものがあったら、
こんなものが必要だわ。
目に見えたものから順番に、見えなかったものを探していこう!
福島の知人から電話あり。
“メールしても返事がないし、心配してました。大丈夫ですか?”
知人といってもまだ一度もお会いしたことがない。
昔追分でメロンを作っていた時、福島の知人から梨が送られ、とっても美味しかったので、
今度は自分が作ったメロンを食べて頂きたいと、生産者の方にお送りしたのがご縁で、
10年のお付き合いが続いている。
彼女も3・11で直接の被害はなかったが、
検査もきちんとし、問題がないにも関わらず、梨の売り上げが相当減ってしまった。
当時、横浜の娘に送ろうとした際は、
“娘さんに聞いてみて下さい。いやな方がいらっしゃるので”とわざわざ電話を頂いた。
幸い娘からは “大丈夫、気にしないよ。“との返事。
メロン栽培をやめてからも北海道のメロンをお届けしていたのだが、
“真知子さんのあの美味しいメロンは忘れられない。”
うん、私も食べてみるが、いまいち違う。
もちろん美味しいよ。
でも何か・・・
送らなくなった。
私も食べなくなった。
毎年梨の季節になると、きれいな文字で書かれた栽培便りが箱の中に入っており、
梨の味わいと彼女の便りを読むのが楽しみになっている。
「字は体を表す」
癖がなく、安定しており、のびやかで、落ち着いた文字。
きっと、考え方にブレがなく、気持ちが安定しており、集中力があり、一度決めたことは最後までやり遂げ ようとするタイプ。多くの信頼を集める人。
って書いてあった。
ほんにほんにその通り。・・だと感じている。
あ~~~それに比べて私の文字は・・
どんな「体」なのか。
いつかそんな彼女とお会いしたいと思っている。
震度7以上の地震が1週間以内に発生する可能性ありとの専門家の言葉。
余震続きの一週間。昨夜も微震。
一週間も経つのにまだ余震が。もしかして本当に大きな地震が来る?
もう大丈夫。と思いながらも不安の一週間だった。
洋服は着たままで休み、枕元には懐中電灯と避難袋。
夜が明けるとほっとする毎日。
不安を抱えながらも、私は自分の家で寝て、お風呂に入って、温かい食事をとり、いつもと変わらぬ生活がある。
まだ避難所生活の方々が多勢いる。
昨日の朝は8℃。
寒かったろうに。
身体と心が痛いだろうね。
今朝は雨。
生きていることに感謝し、
大事に生きよう。
厚真に行こうと思った、
地震から一週間、前職場の人と連絡が取れない。
行ってどうなるものかと思ったが、
見て、自分で出来ることを考えようと。
自宅の恵庭を抜け、千歳、早来町に入る頃から数台の自衛隊援護車両とすれ違う。
早来のメイン道路には、半倒壊した家屋が危なげに立っている。
でこぼこの道路。
早来を抜け、いつもの厚真に入る道路は封鎖されていた。
迂回路は遠い。
よく知らない道路。
諦め帰宅。
しばらくして、厚真の仲間から、
「頑張ってくれているので大丈夫です。本当にありがとう。嬉しいです。」とメールが届く。
彼女の家がどうなっているのか、仲間の家がどうなっているのか、家族は?
お互い何も聞かず、
ただ、自分に出来ることを伝える。
昨夜も厚真は震度4。
恵庭は震度2。
平穏な日々が一日でも早く訪れますように。
今日はいいことがあった。
久しぶりに出かけたカラオケで、98点超え!
3月に初めて98点を出して以来、なかなかで出ず、
“もうダメかな~”って諦めていたんだけど、
今日は声がよく出てて、歌い終わってから、
いけそう・・・・かな?
98.2!
前回は98.6.
とっても嬉しかった。
目標99点。
目標があれば頑張れる。
夏の間はなかなか行けなかったけれど、
これからはちょっと時間がとれるようになってきた。
よし、頑張る!
帰途、夕焼けが帯状に西の空をオレンジ色に染め、山々のシルエットがくっきりと浮かび上がっている。
朝に夕に、
美しい風景を見せてもらったお日様に感謝。
明日もよろしく!
99点は容易ではないような・・・・
朝4時半、微震で目が覚める。
地震発生から、いつも横で寝ていた犬の風太は、余震の都度、旦那、猫2匹が寝る2階にスタコラ上がって行くようになった。
みんな一緒がいいんだね。
安心だものね。
起き始めたら、スタスタ降りてきた。
「散歩行こう!」
気温10度。
寒い!
自転車を走らせる。
お日様の明るい光が遠くの林の隙間から燦燦と差し込んでいる。
その林を抜け、広~~~~い畑の向こうに姿を現したお日様と朝のご挨拶。
風太は草の生える道路端を走る。
朝露も一緒に飛び跳ね、きらきらお日様に照らされている。
帰り道、
道路横を流れる用水路を超え、土手まで伸びる自転車の影と一緒に走る。
途中、いつもの新聞配達の車と出会い、「おはようございます!」と新聞を受け取り、
24時間つけっぱなしだった電気ポットのお湯ではなく、
一杯のお湯を沸かし、コーヒーを飲みながら新聞を読む。
早朝の微震から始まった今日、どんな一日になるかな。
停電は3日目早朝に解消。
目を覚ますと電気時計がチカチカ点滅をしている。
?
そうか、電気が付いたんだ。
テレビがついた。
冷蔵庫が明るい。
充電の心配がいらなくなった。
でも、
電気の供給が不安定なので、使い過ぎは禁物。
節電率14,9%。
計画停電もあり得る状態。出来ることはやってみよう。
と思いながらも、気がつくと、いつもと変わらぬ行動をとっている。
生活が元に戻ると、今までの不自由な時間が薄らいでいく。
ダメだな~
前日、
数店回って無かった乳製品、パン類も停電解消とともに少しづつ入荷されている。
電池、ガスボンベはいまだ無し。
休み明けの今日、月曜日、廃棄処分場は珍しく車が列をなしている。
地震前日の台風で倒れた木々を運び入れる人、
地震で壊れた家財を運び入れる人、
私も同様、車に詰め込んで運び入れた。
保険やさんは被害状況を写真に撮って、申請書の説明をして、忙しく次の訪問先に向かっていく。
昨夜は震度4の余震、先がたも弱い地震が。
まだ油断が出来ない生活は続く。
9月6日午前3時8分、揺れに飛び起きる。
すぐにドン!!と大きく揺れ、ガチャンガチャンと割れる音が。
怖さで声がでる。
すぐにテレビを付けると、恵庭は震度5との緊急速報が流れている。
余震あり、懐中電灯を持ち外に。
何気なく空を見ると、それは見事な満天の星空。
一瞬、地震の怖さを忘れさせてくれるほどの美しい夜空に、しばし見入る。
ほどなく家に入るがすぐに停電。
続く余震にまんじりとせず、夜が明けるのを待つ。
日の出とともに目に入る、地震のすごさ。
大きな家具などの倒壊はなかったが、グラス、壺、鏡など、ガラスや陶器がいくつか割れ落ち、床に散らばっている。
冷蔵庫は20㎝ほどずれ、
屋根にあったブロック煙突がくずれ、地面に割れ落ちている。
地震時の時刻をさし、落ちて止まった時計。
今まで止まっていた振り子時計がチクタクチクタク動き出している。
ボ~ンボ~ン、時間じゃない時刻を教えてくれている。
地震から数時間でスマホは通じず、携帯も圏外表示。
以前住んでいた安平町、
以前仕事に行っていた厚真町。
知人が沢山いる。
地震の前日、用事で安平に行ってきたばかりだった。
横浜の娘がテレビ情報を教えてくれ、すごい事になっているのを改めて知ることに。
ラジオの電池を買いに行くが、家電量販店は一時間待ち。
近くのスーパーでは停電の中、最低必要品のみの販売を行い、人の列がだんだん長くなってくる。
並んで買えたひとつの電池。
コンビニも長い人の列。
中に、買い物かごを両手に持ち並ぶご婦人。
中学生位の息子(だと思う)さんに、“あれ持ってきて、あとあれとあれも”と次から次に指示をし、買い物籠が一杯になっている。
後ろには仕事をする男性が昼食を求め並んでいる。
なんとか残ったお弁当ひとつとパン一個。
人ってこんな時、
その人が見えるような。
復旧のめどがたたないとの報道が流れれば、致し方がない行動なのだろうか。
停電は下手すれば3日は続くかもと覚悟。
冷蔵生鮮物は痛まないうちに濃い味付けにして調理し、
長引く停電も予測し、冷凍庫は開けず。
2~3日お風呂に入らなくてもど~ってことはない。
2~3日着替えをしなくてもど~ってことはない。
車からの電源で部屋は明るい。
庭に置いてあったソーラー灯が夜中も優しく照らす。
通じたり通じなくなったりとしているスマホ、携帯でテレビ情報を見る。
まだ余震が続く。
一週間は震度7以上の地震発生の危険ありとのニュース。
どうぞ来ませんようにと祈るだけ。
ひどい被害に見舞われた地域の方々。
言葉がありません。
私に何かできることはありますか?