退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#757:トランプとメディア

2016-10-13 20:43:42 | アメリカ便り
相変わらず忙しい日々が続いています。
火曜日に手術をした息子はテレビの前にベッドを持ってきて、62歳の母親に介護をしてもらっています。
私は火曜日、水曜日とベッドの隣にあるソファーに寝ましたが、今日は自分のベッドで寝れそうです。
明日は、もう包帯を取って理学療法士のところに行って運動開始です。
アポがなんと朝の7時。
ということは家を6時半に出なくては。

今日は私のチェックアップのため病院へ。
でも行く先々事故のため交通渋滞。
3つもの渋滞に出くわしました。

先ほどのYoutubeの見出しで日本がユネスコへの寄付金(分担金)44億円を拠出していないそうです。
日本はアメリカについで2番目の巨額をユネスコに寄付しているそうですが、去年の南京事件資料が日本の反対にもかかわらず、世界記憶遺産に登録され、さらに来年には慰安婦の登録がありえるということで、けん制をかけるためにも、分担金支払いをとめているそうな。
ようやく筋道を立ててくれた、という感じです。
日本たたきに結託しているようなところに巨額を寄付することはないのです。
南京事件だって、ちゃんと歴史的に調べてくれれば、“おかしい”ということになるはずなのに、それを裏取引、政治的(個人的?)都合で決めているのだから。
何十年も中国に払い続けたODA見たいに、嫌日援助基金となるところにどうして多額の寄付金を差し出さなければわからなかった私には、今回の政府の決定は“ようやく、物事を日本のために考えるようになった”と思わさせてくれました。

ちなみにトランプですが。
どうしようもない人ですね、この人は。
先日の“マイク取り外し忘れて本音がポロリ事件”がニュースとなり、女はみんな性的対称にしか考えていないというトランプの考えがますます明らかになってきた感じです。
おまけにその後、“トランプにいやらしいことをされた”と女性が次々に表に出てきました。
こうなったら、トランプは大統領候補というより、犯罪者により近くなってきた感じです。
トランプはヒラリーを“犯罪者”だと呼んでいますが、こちらのほうがよほど犯罪者です。
それも非常に知能が低い性犯罪です。

しかしながら、選挙では(だけでもありませんが)メディアの影響力というのは大きいですね。
アメリカは特にそれが大です。
だから立候補者は寄付金をより多くかき集め、メディアを利用した選挙をしています。
集めた寄付金の額によって選挙の行方が決まるといっても過言ではありません。
まさに、“金が政治をつかさどる”なのです。

ハブグレジュンタのマミー

#756:娘からのSOS の次は、息子の膝(ACL)の手術です。

2016-10-11 23:23:44 | アメリカ便り
相変わらず忙しい日が続いています。
ただいま息子のひざの手術の立会いに来ています。
ガールフレンドも来てくれました。
3時から手術が始まる予定ですが、1時半にきていろいろ前処置です。
こちらではアウトペイシャントサージェリーと言って入院せず、手術をしたその日に帰ってくると言う手術が大半を占めています。
高い医療費、医療保険のせいです。
出産のときでも、普通分娩だったら1泊、せいぜい2泊。
帝王切開は5泊程度。
とにかくすべての医療行為が医療保険のプランで決まるといっても過言ではないでしょうね。
病院感染を防ぐためには入院期間は短いほうがよいでしょうが。
これから土曜日に帰国するまで、息子のお世話をさせていただきます:)
術後2日間は30分おきに膝の氷水を取り替えなければいけないので、睡眠時間なきに等しくなりそう。
学友10人とで行く石垣島の青い海を浮かべながら辛抱辛抱。

ちなみに、整形外科医の平均収入は年間5000万円だそうです。
一般的な内科医はその半分くらいだそうです。

日本の医者の平均は1500万円くらいだそうで、アメリカとは格差がすごいです。

依然書きましたが、主人の小指のしこり(ただのシスです)中指の小さなとげ(3週間ぐらいほっといたそうです)取ったときの請求書は250万円でした。
これが最終的にはどういうわけか70万円になったそうです。
保険会社と病院の関係は深そうですね。





ハブグレジュンタのマミー





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2016-10-10 15:33:35 | アメリカ便り
ピッツバーグ空港に着きました。
今朝7時頃、まだ薄暗い中、娘のアパートを出てピッツバーグへとドライブ。
途中ところどころ雲海に出くわしました。
日本じゃこんな雲海見る為に、わざわざ旅行に出る人もいるんだな~と思いながらひたすら時速80マイルできました。
2箇所ぐらいで交通渋滞。
結局は空港に着くまでに、1時間50分かかりました。
渋滞がなかったら1時間ちょっとなのですが。
日本では主要道路の工事でこのように何年もかかっているということはちょっと信じられない気もしますが、私の知る限り、こちらではしばしばお目にかかります。
ところでは私は60年代の高度成長期に育った還暦女なので、突貫工事、よいとまけを覚えています。
やらなくてはいけない時にはやる日本
やらなくてはいけない時にもやらないのがアメリカ
なんてね。
ところで10日間かかってようやっと昨晩12時に翻訳終了。
娘に“お母さん、今度は中身を見てから引き受けなさい”といわれました。
まったくそのとおり。
一文字一文字腹立たしく思いながら翻訳しました。
この翻訳、かかった時間で考えると、インドの最低賃金と同じぐらいでしょう。
もうやらない。

今回の娘からのSOS発信。
本当に日本行きを伸ばしてまでも、来て良かったと思います。
だいぶまいっていました。
強運、というか、すべてを良くとろうととする私の性格とはまるっきり反対の性格を持った娘。
主人の家系の遺伝子をしっかり受け継いで、世界の悪運をすべて一人でしょっていると思っている娘。
芥川龍之介が言っていました、“運命は性格によって決まる”と。

立ち直り、自身を持って生きていてほしいです。
そして、今やらなければいけないことを着実にやっていく、あまり先のことを考えずに。
今、やらなければいけないことをやっていくだけでも大変なのだから。
“医者になっらたもっと大変だ”、なんてこれからずーと先のことなんか考えなくても良いのです。

結局はモルモットはキープすることになりました。
娘の精神安定剤としてもキープするほうが良いでしょう。
35ドルで買ったモルモット。
そこまで、真剣に面倒を見ることはないでしょう。
今度中耳炎になって、もう投与する抗生物質の選択がなくなったらあきらめなさいといっておきました。
今も、朝晩、人間では使用禁止(?)となっているクロラムフェニコールを投与し続けていますす。
もう4週間目に入っていますが。
元気に生きていますよ。

昨日は、モルチャン2匹をお風呂に入れてきれいにしてあげました。
私の年じゃ、孫を風呂に入れてもよいとしなのですが、、、
私は娘のところで、孫の代わりにモルモットに風呂です。
明日は息子のひざの手術です。
いつまで母親業続くか。

いや一生でしょうね。
母親である限り。
天皇陛下にもそう思ってほしいですが。
つまり、天皇陛下も一生なのです。

ハブグレジュンタのマミー




#754:私は今どこにいるでしょう。月光仮面ですよ。

2016-10-06 19:05:24 | アメリカ便り
月曜日の夜、翻訳にせいをだしていると、電話が鳴りました。
“誰だ、こんな遅く”。
娘でした。
マミーコールです。
今すぐきて!!!
だって。
3週間ごとにあるテストが今週末あって、もう不安発作もあって苦しいとのこと。
“お母さん8日に日本に帰るの”、無理でしょう。
でも、電話を切った後、日本行きの飛行機の切符を1週間伸ばしに変更し、次の日にピッツバーグに立つ飛行機とレンタカーの手配をしました。
娘は少しのことでも気になる子、おまけにずぼらな私とは性格がまったく反対の、完璧主義者。
なんとも疲れる性格です。
今回はモルモットの病気も重なっていろいろ大変だったというか、なんでもないことまで大変に考えちゃったんでしょう。

息子の膝の手術が11日に伸びたので、まあ、ちょうどいいでしょう。
“俺の面倒誰が見るんだ”ですから。

私は小さいころから親にはほっとかれて育ちました。
いつも、“両親みたいな親にはなりたくない”と思いながら大きくなり、本当に両親みたいな親にはなっていないと自負していますが、その分子供たちがいつまでも私を頼っているのが見え見えです。
結果的にはよかったのかどうかわかりませんが。

以前書きましたが、子育ては親の自己満足です。
親が勝手によいと思ったことを子供に押し付けたりしているのです。
でも、子供の行く末は育った環境に影響されるは本当だと思います。

娘も息子も5歳から私の好みでチェロを習わせました。
スズキメソッドです。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが松本のスズキ先生が始めたもので、子供たちが習っていた先生は鈴木先生がじかに教え、アメリカに送り込んだというご夫婦でした。

スズキメソッドといえば昔テレビで、何千人という数の子供たちが一緒に何かを弾いていたのを覚えているくらいでした。
“え~、これって宗教団体みたい”ぐらいにしか思っていませんでした。
スズキメソッド、よいか悪いか、“そんなの自分たちで勝手に決めて”と思いますが、私はよいところだけを信じて子供たちに続けさせました。
よいところとは、“子供は環境の子”という教えでした。

私の子供たち、ぬくぬくとした環境に育って、、、、、

まだ翻訳が終わりません。
やりたくない、娘は勉強したくない。

ハブグレジュンタのマミー


#753: 大隈先生、ノーベル賞おめでとうございます。

2016-10-03 18:37:01 | アメリカ便り
日本はすごいです。
3年続けて、25個目のノーベル賞。
私もサイエンスを長年やってきましたが、ノーベル賞はサイエンスをやっている人にとっては誰もがあこがれる夢です。
ノーベル賞受賞は天文学的確立です。
というか、私にはそんな確立もなかったですが。
すごいな~。
本当に心からうれしいです。

日本という国、こんな小さな国からこのように大勢のノーベル賞受賞者を出すということは、“グローバル化せよ”とか言われていますが、“日本は日本でいい”と思わさせてくれます。
ノーベル賞だけのためにこのようなことを言っているわけではありません。
グローバル化なんてアメリカに40年住んで、世界と向き合って(?)生きている私にとって、“世界”というのはそれほど、良いものではないのです。
世界に目を向けることは良いことです。
でもそれとグローバル化とは別のものです。
日本に生まれた日本人であることに誇りを持ち、日本文化と伝統を尊重し世界に目を向けることが大切なのです。
以前書きましたが、極端な話、日本は鎖国をしてもやっていける国と思います。
別に鎖国を強調するのではなく、それだけ、日本は精神的技術的に自給自足ができる国だと思うからです。


ようやく、光が見えはじめました。
翻訳、7日までには終えそうです。

ではまたパリの写真です。











ハブグレジュンタのマミー