退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1083:宗教と政治

2018-08-29 09:10:17 | アメリカ便り
ハロウィーンのキャンディーが店頭に並んだというのに、いまだに暑い日が続いております。

昨日のニュースでさくらももこさんが亡くなった事を知りました。
乳がんだったそうで、53歳の若さだったそうです。
かえ子ちゃんからもらった“さくらももこ”の本を読んでいたところでした。
私より11歳も若いのですが、私が育った昭和のにおいがする漫画、大好きでした。
残念です。

癌は普通、5年再発がなければ大丈夫と言われていますが、乳がんは12年です。
それだけ厄介なのです。
私の友達は、12年目で不幸にも再発してしまいました。

自分で、“限られた命”を感じているようです。
限られた命を知りながら生きていくということは、想像できないくらい苦しいものと思います。

芥川龍之介が、“運命は性格によって作られる”と言いました。
しかし、宿命はもって生まれたもので変えることができない。

あえて言えば、宿命は個々の生まれもった遺伝子によって操作されているのではないかとも思えるところがあります。
アメリカでは科学者でも“いやそれは違う、神がすべてを操作する”と考えている人(たとえば、会社勤めをしていた時の2番目のボス)が大勢いますが。

しかしながら、宿命に遺伝子が関与していいるとしたら、医学技術(特に遺伝子技術)の進歩でそれを“変える事ができる”と思うし、そうなってきてもいます。
つまり、医学技術の発展が、不変的であった宿命を変えることができるのです。

しかしながら、それが良いことか悪いことかは個人が決めることです。

アメリカでは科学者も含めて、“神がすべてを造った”と思っている人がいまだ多数います。
宗教を持たないというか、宗教に対しても柔軟性を持っている日本人には信じがたいことですが。

隣人キャシー一家が新しい猫をもらってきました。





古株のミューと。









ハブグレジュンタのマミー





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