◆観劇日
2007/3/24(土)
◆観劇位置
3階B席正面
序幕 鳥居前
◆配役
◆のたりの眼
・亀蔵さんの忠太
が良かった♪ 声の通りがいいのはいつものことだけど、
今回は、出てきたところで見せる「むむ?」といった表情が、なんかいい顔だなぁと
目につきました。
・左團次さんの弁慶
そーいや、以前、やっぱり通しで千本桜やったとき(H15年2月でした)、
同じ配役で左團次さんが休演になったんで、團蔵さんが弁慶やったんだよな~♪
と ふと思い出しました。
で、左團次さんの千本桜での弁慶は、多分、初めて見た。
なんか 眉のせいか、泣きそうな感じに見える弁慶だった。実際泣いちゃうから、
わざとそういう眉になっていたのかもしれないけど、なんか赤隈のイメージとの釣り合いが
とれてなくて、なんか違和感も。
・福助さん静御前
忠信は暴れている間、後ろ向いて控えている、その後ろ姿と、襟が大きく抜けてるのがきれいでした♪
◆花道度:高
みんな花道から出てきますし、最後は忠信の幕外の引っ込みがあります。
二幕目 渡海屋・大物浦
◆配役
◆のたりの眼
すばらしく爆睡(^_^;)
ほんとにポイントポイントしか見てません(^_^;)
音はなんとなく聞こえてたんですけどね~
【役者さん】
・藤十郎さんお柳
そーか、今月、藤十郎さん歌舞伎座に出てたんだ(^_^;)
今日、筋書き見るまで全然、アタマになかった(^_^;)
夜の部にもでてないしな~。
で、観たのはあそこ「いかに八大竜王~」のところ。
ここだけは絶対観ねばと思ってたんで(^_^;)
でも、たしか以前、芝翫さんがこの典侍の局をやったとき、
安徳天皇役の子をちゃんと抱えてたんで「すごいぞ」と思った、
ような覚えがあるのですが(ちがったかも^_^;)、
今回の藤十郎さんは黒子さんがでてきて代わりに抱えてました。
・左團次さん弁慶
最初のところで、安徳天皇を踏み越えて足が痛くなってましたが
いつもそうでしたっけ?
なんか この間、国立劇場のライブラリーでみた 團蔵さんの弁慶は
踏み越えようと足をあげたところで痛くなって、というのを
何回か繰り返して 不信感を抱いていたような覚えがあるんですが・・・
これも覚え違いかな~
最後の幕外でのほら貝は 弁慶の男気みたいのを感じさせるものがあって
結構、好きです♪
・歌六さんの相模と高麗蔵さんの入江
前半は 魚尽くしで楽しませ、後半はシリアスな伝令役。
魚の連ねが 言い方かな、元々の口跡のはっきりとわかって、楽しめました。
後半の伝令は、高麗蔵さんが最後に捕り手の人にぶんまわされて退場していったのが
印象に残りました(^_^;)
・幸四郎さん銀平
渡海屋の最初の登場シーンで羽織ってるのが、あんな柄だったっけ??と
いう気がしたんですが・・・どうも記憶があるようでないようなことが多いなぁ
この幕は。1月に浅草のを見たばっかりなんだけど(^_^;)
最後のバックジャンプは、後ろで待機してる水子さんたちが結構見えちゃってました(^_^;)
で、安全ネットの上に羽根布団を重ねたようなので、がっつり幸四郎さんを
キャッチしてたみたいです。
今まで、この場面であんなに裏方さんたちが見えたことはなかったと思うんですが。
【その他】
・ところで、結局、ここで保護された安徳帝って、どこに行っちゃったんでしょう??
・今回、亡霊姿の水夫の額の三角巾にカタカナの「シ」みたいなマークが
ついてるのを発見したんですが、あれ、なんか意味があるんだろうか?
◆花道度:中
結構あるんですが、花道で立ち止まってなんかするのは
最後の引っ込みのとこくらいかな?
銀平の出
相模・入江の出とひっこみ
幽霊姿の水夫の出とひっこみ
ご注進の相模の出とひっこみ
同じく入江の出
血だらけ知盛の出
義経一行+安徳帝のひっこみ
弁慶幕外のひっこみ
なんせ 爆睡してたんで、他にもあったかもしれません(^_^;)
三幕目 道行初音旅 竹本連中 清元連中
◆配役
◆のたりの目
出てくる人、ことごとく、花道滞在時間が長い!!
芝翫さんなんか、花道出てきたあと ひと寝入りしちゃって(^_^;)
ハっと気がついたら、まだ花道。
ということを2回ほどくりかえしましたもん(^_^;)
芝翫さん 静御前
鼓を打ちながら 忠信どこだろ、どこだろ と歩合を右往左往する姿が
とても かわいらしく見えました。
鼓の打ち方も 膝を使って、「ヨイショ」「ヨイショ」という感じが
あるのがまたかわいらしかったです♪
持ってきた笠はスケスケ素材だったようです。なんでかな?
菊五郎さん 忠信
藤太が四天たちと格闘してるのを 腕組んで後ろで見てる立ち姿が
とってもかっこよかったです♪舞台写真あったら買いたかったんですが
残念ながらなかった~(T_T)
仁左さん 藤太
うーん、声のいい藤太だ(^_^;)
本舞台まで来た藤太と 上手から出てきた忠信が対峙する瞬間は、
「うわ~ ほんとに大舞台だなぁ~」と
とても豪華というか、贅沢な感じがしました。
藤太のセリフは今月出演の幹部クラスの名前を読み込んだもの。
(ご自身と我當さん・秀太郎さんは 「松嶋屋」でまとめちゃってましたけど)
これ、今回、作ったんでしょうねぇ。ちゃんとうまく読み込んであって
すごい・上手いと思いました。
最後に七三から忠信が投げた笠を 本舞台中央で藤太がナイスキャッチ!
編み笠はスピードがでるようで、でてないような、不思議な飛び方をしてるように思いました。
後見
芝翫さん→芝のぶちゃん
菊五郎さん→菊市郎さん
仁左さん→松之助さん
と個人的にはかなりポイント高いみなさんが揃ってました♪
これもうれしいところ♪
なお、裃はつけてません。
下手の清元の山台の影では 後見さん連携プレー(ものの受け渡しとか)
も行われていたようです。
◆花道度:高
みなさん、ほんっと長いんです。花道滞在時間が(^_^;)
2007/3/24(土)
◆観劇位置
3階B席正面
序幕 鳥居前
◆配役
佐藤忠信実は源九郎狐 | 菊五郎さん |
静御前 | 福助さん |
亀井六郎 | 松江さん |
伊勢三郎 | 亀三郎さん |
駿河次郎 | 亀寿さん |
片岡八郎 | 男女蔵さん |
笹目忠太 | 亀蔵さん |
武蔵坊弁慶 | 左團次さん |
源義経 | 梅玉さん |
◆のたりの眼
・亀蔵さんの忠太
が良かった♪ 声の通りがいいのはいつものことだけど、
今回は、出てきたところで見せる「むむ?」といった表情が、なんかいい顔だなぁと
目につきました。
・左團次さんの弁慶
そーいや、以前、やっぱり通しで千本桜やったとき(H15年2月でした)、
同じ配役で左團次さんが休演になったんで、團蔵さんが弁慶やったんだよな~♪
と ふと思い出しました。
で、左團次さんの千本桜での弁慶は、多分、初めて見た。
なんか 眉のせいか、泣きそうな感じに見える弁慶だった。実際泣いちゃうから、
わざとそういう眉になっていたのかもしれないけど、なんか赤隈のイメージとの釣り合いが
とれてなくて、なんか違和感も。
・福助さん静御前
忠信は暴れている間、後ろ向いて控えている、その後ろ姿と、襟が大きく抜けてるのがきれいでした♪
◆花道度:高
みんな花道から出てきますし、最後は忠信の幕外の引っ込みがあります。
二幕目 渡海屋・大物浦
◆配役
渡海屋銀平実は新中納言知盛 | 幸四郎さん |
源義経 | 梅玉さん |
相模五郎 | 歌六さん |
亀井六郎 | 松江さん |
伊勢三郎 | 亀三郎さん |
駿河次郎 | 亀寿さん |
片岡八郎 | 男女蔵さん |
入江丹蔵 | 高麗蔵さん |
武蔵坊弁慶 | 左團次さん |
女房お柳実は典侍の局 | 藤十郎さん |
◆のたりの眼
すばらしく爆睡(^_^;)
ほんとにポイントポイントしか見てません(^_^;)
音はなんとなく聞こえてたんですけどね~
【役者さん】
・藤十郎さんお柳
そーか、今月、藤十郎さん歌舞伎座に出てたんだ(^_^;)
今日、筋書き見るまで全然、アタマになかった(^_^;)
夜の部にもでてないしな~。
で、観たのはあそこ「いかに八大竜王~」のところ。
ここだけは絶対観ねばと思ってたんで(^_^;)
でも、たしか以前、芝翫さんがこの典侍の局をやったとき、
安徳天皇役の子をちゃんと抱えてたんで「すごいぞ」と思った、
ような覚えがあるのですが(ちがったかも^_^;)、
今回の藤十郎さんは黒子さんがでてきて代わりに抱えてました。
・左團次さん弁慶
最初のところで、安徳天皇を踏み越えて足が痛くなってましたが
いつもそうでしたっけ?
なんか この間、国立劇場のライブラリーでみた 團蔵さんの弁慶は
踏み越えようと足をあげたところで痛くなって、というのを
何回か繰り返して 不信感を抱いていたような覚えがあるんですが・・・
これも覚え違いかな~
最後の幕外でのほら貝は 弁慶の男気みたいのを感じさせるものがあって
結構、好きです♪
・歌六さんの相模と高麗蔵さんの入江
前半は 魚尽くしで楽しませ、後半はシリアスな伝令役。
魚の連ねが 言い方かな、元々の口跡のはっきりとわかって、楽しめました。
後半の伝令は、高麗蔵さんが最後に捕り手の人にぶんまわされて退場していったのが
印象に残りました(^_^;)
・幸四郎さん銀平
渡海屋の最初の登場シーンで羽織ってるのが、あんな柄だったっけ??と
いう気がしたんですが・・・どうも記憶があるようでないようなことが多いなぁ
この幕は。1月に浅草のを見たばっかりなんだけど(^_^;)
最後のバックジャンプは、後ろで待機してる水子さんたちが結構見えちゃってました(^_^;)
で、安全ネットの上に羽根布団を重ねたようなので、がっつり幸四郎さんを
キャッチしてたみたいです。
今まで、この場面であんなに裏方さんたちが見えたことはなかったと思うんですが。
【その他】
・ところで、結局、ここで保護された安徳帝って、どこに行っちゃったんでしょう??
・今回、亡霊姿の水夫の額の三角巾にカタカナの「シ」みたいなマークが
ついてるのを発見したんですが、あれ、なんか意味があるんだろうか?
◆花道度:中
結構あるんですが、花道で立ち止まってなんかするのは
最後の引っ込みのとこくらいかな?
銀平の出
相模・入江の出とひっこみ
幽霊姿の水夫の出とひっこみ
ご注進の相模の出とひっこみ
同じく入江の出
血だらけ知盛の出
義経一行+安徳帝のひっこみ
弁慶幕外のひっこみ
なんせ 爆睡してたんで、他にもあったかもしれません(^_^;)
三幕目 道行初音旅 竹本連中 清元連中
◆配役
佐藤忠信実は源九郎狐 | 菊五郎さん |
逸見藤太 | 仁左衛門さん |
静御前 | 芝翫さん |
◆のたりの目
出てくる人、ことごとく、花道滞在時間が長い!!
芝翫さんなんか、花道出てきたあと ひと寝入りしちゃって(^_^;)
ハっと気がついたら、まだ花道。
ということを2回ほどくりかえしましたもん(^_^;)
芝翫さん 静御前
鼓を打ちながら 忠信どこだろ、どこだろ と歩合を右往左往する姿が
とても かわいらしく見えました。
鼓の打ち方も 膝を使って、「ヨイショ」「ヨイショ」という感じが
あるのがまたかわいらしかったです♪
持ってきた笠はスケスケ素材だったようです。なんでかな?
菊五郎さん 忠信
藤太が四天たちと格闘してるのを 腕組んで後ろで見てる立ち姿が
とってもかっこよかったです♪舞台写真あったら買いたかったんですが
残念ながらなかった~(T_T)
仁左さん 藤太
うーん、声のいい藤太だ(^_^;)
本舞台まで来た藤太と 上手から出てきた忠信が対峙する瞬間は、
「うわ~ ほんとに大舞台だなぁ~」と
とても豪華というか、贅沢な感じがしました。
藤太のセリフは今月出演の幹部クラスの名前を読み込んだもの。
(ご自身と我當さん・秀太郎さんは 「松嶋屋」でまとめちゃってましたけど)
これ、今回、作ったんでしょうねぇ。ちゃんとうまく読み込んであって
すごい・上手いと思いました。
最後に七三から忠信が投げた笠を 本舞台中央で藤太がナイスキャッチ!
編み笠はスピードがでるようで、でてないような、不思議な飛び方をしてるように思いました。
後見
芝翫さん→芝のぶちゃん
菊五郎さん→菊市郎さん
仁左さん→松之助さん
と個人的にはかなりポイント高いみなさんが揃ってました♪
これもうれしいところ♪
なお、裃はつけてません。
下手の清元の山台の影では 後見さん連携プレー(ものの受け渡しとか)
も行われていたようです。
◆花道度:高
みなさん、ほんっと長いんです。花道滞在時間が(^_^;)
やはり文楽をしっかり勉強されている仁左衛門丈の権太ですね。上方版にお江戸版のいいところをうまく取り入れて仁左衛門型の権太が本当に泣かせてくれました。秀太郎丈の小せんや孝太郎丈のお里もよかったし、もう本当にVIVA!松嶋屋~です。
また、菊五郎丈も朝の荒事忠信、昼の芝翫丈との舞踊の忠信、夜の四の切の忠信2役ともう大奮闘。大顔合わせの通し上演に3月も大満足でした。
残るは「菅原伝授手習鑑」のみ。歌舞伎座建替え前にやってくれないかなぁと祈ってます。
私も期待してます♪
できれば、あんまり上演のない場面が入るといいなぁ♪
なんて思ってるんですが。さて?