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公演日程 2009/2/1(日)~25(水)
会場:歌舞伎座
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◆観劇概要
観劇日:2009/02/10(火) 16:30~20:46
観劇位置:3階正面前方
◆演目・構成・タイムテーブル
1:蘭平物狂(95分)
幕間 35分
2:勧進帳(75分)
幕間 25分
3:三人吉三巴白浪(26分)
==============================
1:倭仮名在原系図 蘭平物狂
◆配役
奴蘭平実は伴義雄 三津五郎さん
在原行平 翫 雀さん
水無瀬御前 秀 調さん
一子繁蔵 宜 生さん
与茂作実は大江音人 橋之助さん
女房おりく実は妻明石 福 助さん
◆のたりの眼
【役者さん】
・秀調さん
あ、女形やってる。
そうか、秀調さんも女形やるんだ。
・翫雀さん
なぜ、ここで翫雀さんなんだろう?
と、なんとなく唐突は配役な感じが。
うーん、今月、ここだけだし、他に藤十郎さんとか仁左さんとか
上方の役者さんがメインの演目もないからかな。
そういや、扇雀さんも昼の部に一役だけでてるな~。
うーん、こんな風に感じるってことは、やっぱり普段、
上方の役者さんは固まって出てることが多いってことなんだろうなぁ。
・宜生くん
うーん、かわいいし、お父さんの厳しい目も微笑ましいんだけど・・・
うーん、棒読み・・・<(-_-;)
もちょっと、がんばって欲しいかも。
・前半
すみません、大爆睡。
三津五郎さんがなんか踊ってるなぁ。と思いつつウトウトと。(^_^;)
・奴
冷奴の奴は奴さんの奴だったんだ!
奴さんの紋が四角いかららしい。
知らんことはあるもんです。
・親子
衣装に燦然と輝く「蘭」の字が、なんかまぶしいわ~。
と思ってたら、息子の繁蔵の衣装にも燦然と輝く「繁」の字が(^_^)
・奴さん
三津五郎さん、なんかドカドカ音たてて歩いてるな~、と気になったのですが、
そうか奴さんだからか。
・その他ご贔屓
・幕開きの奴さんの一人、あれは菊十郎さんかな。
・後半大立ち回りで左十次郎さん発見♪
【幕間】
前半から大立ち回りてんこ盛りの後半への幕間がとても、長い~
5分休憩いけるんじゃないかな、これ。<(-_-;)
なんに時間がかかってるんだろうなぁ。そんなに凝った舞台装置という
わけでもないような気がするんだけど。
安全確認とか、そういうのかなぁ。
やっぱり。井戸の屋根にしたって、大人が4人も乗るんだもんね。
かなり、しっかりしたものにしとかないとダメってことなんだろうなぁ。
【後半大立ち回り】
・蘭平の顔のケガ
最初っから顔にあんな傷負ってたんだ。
立ち回りの最中で付いたような気がしてたけど。
しかし、あんなに血がダクダク出てるケガなのに
四天の対応、余裕だよなぁ(^_^;)
・四天
あれ、衣装が2種類あるんだ。
最初は紺の線が強かったけど、後半は赤の線が主体の衣装に。
あの大はしごが出てくるところから赤になりました。
うーん、立ち回りして血の巡りがよくなってきたってことなのかな?
それともメンバーも違うのかな。
・花道大はしご
今回、いつものB席じゃなくてA席にしたのは、この花道の
大はしごをよくみたかったから。
でも、はしごで登って上にきてくれるからいいけど、
花道そのものは、3階A席でも見えないなぁ(/_;)
いつもの3階B席の方が、まだ花道の端っこが見えるかも。
あ、でも、はしごをよく観たいという理由だったら、
西の袖にするべきだったかな~(^_^;)
ま、いいか。
で、じっくりと観たんですけど、あの、はしごの先端でひっくりかえる人、
あれ、結構、勢いよくひっくり返るんですねぇ。びっくりしました。(V)o¥o(V)
命綱とか安全装置的な役目をしそうな仕掛けもなさそうだし。
すごいなぁ。
・ぶっかえりした蘭平
花道に行くまでは紅白の市松模様だったのに、
はしごに登ってきたら、ぶっかえってました。
浅黄の地に孔雀の羽の意匠。蘭平には孔雀三郎という異名?
もあるそうで、それにちなんだものらしい。
で、このぶっかえりした蘭平なんですが、なんというか、その、
こう、ドレスを着ているように見えるんですよね~(^_^;)
それも・・・なんとなくマタニティな・・・(^_^;)
・鍔が鳴る
チャリチャリと音がするんですよね、蘭平の刀。
あれも好きです。
・支えの棒
三津五郎さんが上り降りする際には、四天さんが持つ棒が
手すりがわりになっています。
なるほどね~ ああいう風につかまれるものがあると
全然安定感、違いますもんね。
舞台の絵的にも邪魔にならないし、簡単に持ち運びできるから、
殺陣の邪魔にもならないし。
うまいこと、考えたな~
・父は倅を呼ぶ
倅は何をいたしておる
父(てて)はここにおるぞよ
繁蔵やぁい 倅やぁい
手負いの蘭平が繰り返すセリフです。
倅も味方してくれるはずだって、期待してるんですよねぇ。
それだけに、最後で息子が縄をかける役ででてくるところは、
胸がいたみます。かわいそうだよ、お父さんがっ(/_
公演日程 2009/2/1(日)~25(水)
会場:歌舞伎座
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◆観劇概要
観劇日:2009/02/10(火) 16:30~20:46
観劇位置:3階正面前方
◆演目・構成・タイムテーブル
1:蘭平物狂(95分)
幕間 35分
2:勧進帳(75分)
幕間 25分
3:三人吉三巴白浪(26分)
==============================
1:倭仮名在原系図 蘭平物狂
◆配役
奴蘭平実は伴義雄 三津五郎さん
在原行平 翫 雀さん
水無瀬御前 秀 調さん
一子繁蔵 宜 生さん
与茂作実は大江音人 橋之助さん
女房おりく実は妻明石 福 助さん
◆のたりの眼
【役者さん】
・秀調さん
あ、女形やってる。
そうか、秀調さんも女形やるんだ。
・翫雀さん
なぜ、ここで翫雀さんなんだろう?
と、なんとなく唐突は配役な感じが。
うーん、今月、ここだけだし、他に藤十郎さんとか仁左さんとか
上方の役者さんがメインの演目もないからかな。
そういや、扇雀さんも昼の部に一役だけでてるな~。
うーん、こんな風に感じるってことは、やっぱり普段、
上方の役者さんは固まって出てることが多いってことなんだろうなぁ。
・宜生くん
うーん、かわいいし、お父さんの厳しい目も微笑ましいんだけど・・・
うーん、棒読み・・・<(-_-;)
もちょっと、がんばって欲しいかも。
・前半
すみません、大爆睡。
三津五郎さんがなんか踊ってるなぁ。と思いつつウトウトと。(^_^;)
・奴
冷奴の奴は奴さんの奴だったんだ!
奴さんの紋が四角いかららしい。
知らんことはあるもんです。
・親子
衣装に燦然と輝く「蘭」の字が、なんかまぶしいわ~。
と思ってたら、息子の繁蔵の衣装にも燦然と輝く「繁」の字が(^_^)
・奴さん
三津五郎さん、なんかドカドカ音たてて歩いてるな~、と気になったのですが、
そうか奴さんだからか。
・その他ご贔屓
・幕開きの奴さんの一人、あれは菊十郎さんかな。
・後半大立ち回りで左十次郎さん発見♪
【幕間】
前半から大立ち回りてんこ盛りの後半への幕間がとても、長い~
5分休憩いけるんじゃないかな、これ。<(-_-;)
なんに時間がかかってるんだろうなぁ。そんなに凝った舞台装置という
わけでもないような気がするんだけど。
安全確認とか、そういうのかなぁ。
やっぱり。井戸の屋根にしたって、大人が4人も乗るんだもんね。
かなり、しっかりしたものにしとかないとダメってことなんだろうなぁ。
【後半大立ち回り】
・蘭平の顔のケガ
最初っから顔にあんな傷負ってたんだ。
立ち回りの最中で付いたような気がしてたけど。
しかし、あんなに血がダクダク出てるケガなのに
四天の対応、余裕だよなぁ(^_^;)
・四天
あれ、衣装が2種類あるんだ。
最初は紺の線が強かったけど、後半は赤の線が主体の衣装に。
あの大はしごが出てくるところから赤になりました。
うーん、立ち回りして血の巡りがよくなってきたってことなのかな?
それともメンバーも違うのかな。
・花道大はしご
今回、いつものB席じゃなくてA席にしたのは、この花道の
大はしごをよくみたかったから。
でも、はしごで登って上にきてくれるからいいけど、
花道そのものは、3階A席でも見えないなぁ(/_;)
いつもの3階B席の方が、まだ花道の端っこが見えるかも。
あ、でも、はしごをよく観たいという理由だったら、
西の袖にするべきだったかな~(^_^;)
ま、いいか。
で、じっくりと観たんですけど、あの、はしごの先端でひっくりかえる人、
あれ、結構、勢いよくひっくり返るんですねぇ。びっくりしました。(V)o¥o(V)
命綱とか安全装置的な役目をしそうな仕掛けもなさそうだし。
すごいなぁ。
・ぶっかえりした蘭平
花道に行くまでは紅白の市松模様だったのに、
はしごに登ってきたら、ぶっかえってました。
浅黄の地に孔雀の羽の意匠。蘭平には孔雀三郎という異名?
もあるそうで、それにちなんだものらしい。
で、このぶっかえりした蘭平なんですが、なんというか、その、
こう、ドレスを着ているように見えるんですよね~(^_^;)
それも・・・なんとなくマタニティな・・・(^_^;)
・鍔が鳴る
チャリチャリと音がするんですよね、蘭平の刀。
あれも好きです。
・支えの棒
三津五郎さんが上り降りする際には、四天さんが持つ棒が
手すりがわりになっています。
なるほどね~ ああいう風につかまれるものがあると
全然安定感、違いますもんね。
舞台の絵的にも邪魔にならないし、簡単に持ち運びできるから、
殺陣の邪魔にもならないし。
うまいこと、考えたな~
・父は倅を呼ぶ
倅は何をいたしておる
父(てて)はここにおるぞよ
繁蔵やぁい 倅やぁい
手負いの蘭平が繰り返すセリフです。
倅も味方してくれるはずだって、期待してるんですよねぇ。
それだけに、最後で息子が縄をかける役ででてくるところは、
胸がいたみます。かわいそうだよ、お父さんがっ(/_
第一場と二場の間、確かに幕間として5分くらい入れてもいいような長さでしたね。でも、おっしゃるようにきっと安全確認などを十分慎重にやっていたのかもしれませんね。
3階では東の角(19、20番あたり)が花道もよく見えるし、いいお席だと聞いたことがあります。演舞場も上手側と正面の角の席は実にいい席です。なかなか当たらないのですけどね。
吉之助さんの心配顔、暗にそういう意味が込められていたのか…そこまで考えませんでした。吉右衛門さんは3月はお休みなのかな。あともう少し、頑張って!! という気持ちです。
四天の衣装は、「毘沙門亀甲」と「雲立涌」の2種類あって重ねているようです。2007年2月博多座公演の時の、尾上辰巳さんのブログに書いてありました。
「立ち廻りでハシゴのトンネルを作る所の後に次々と雲立涌の四天が出てきて、トンネルを作っている亀甲四天の方のハシゴを受け取る時に入れ替わりハシゴを渡した亀甲四天の人は引っ込んで舞台裏で亀甲を脱ぐと予め下に着ていた雲立涌の姿になる」だそうです。
また石灯籠の上についている物は、花道に大梯子を持っていく時にはずされました。
今月の公演も後半に入り、「蘭平」出演の皆様には無事に千穐楽まで勤めていただきたいです。
(スーパー歌舞伎なんかだと1日2回ですから、さらにですね(^_^;)
でも、やはり役者さんの演技に脂が乗った時期で、こうした演目を存分にやれる時期は、限られてくると思うので、三津五郎さんの体力も演技も充実したこの時期の蘭平をナマで観れたというのは、ありがたいことです。お互い、ラッキーでしたね♪
>3階では東の角(19、20番あたり)
あー、そうか、横移動で端に行くと見えるのか。
縦移動でもっと高いところから見る方しか、考えてませんでした(^_^;)
でも、端はワタシのよく狙う通路際よりさらに数が少ないから、ほんとひき当てるのが難しそう。かといって袖に入っちゃうと、舞台見るうちに腰痛が・・・<(-_-;)
うーん、国立みたいに3階席からでもよく花道がみえるようになってくれるとありがたいのですが、あれをやるには劇場に奥行がいるんですよねぇ・・・
>吉右衛門さんは3月はお休みなのかな。
あれ、ほんとだ。3月は国立・演舞場・歌舞伎座・ロンドン!と結構お芝居はあちこちでかかるんですが、結構3月お休みの方、多いみたいですね。(人に聞かれて気が付いたところでは、橋之助さんとか)
お正月からガーっとやってきて、ちょっと一息。ってところなのかもしれませんね♪観る方は休む間もなしなんですけどねぇ(^_^;)
「毘沙門亀甲」と「雲立涌」、WEBで検索してみました。
「毘沙門亀甲」はテトラポットを敷き詰めたみたいな模様で、「雲立涌」はうねうねの縦線みたいな模様ですね。
で、そうか、重ね着だったんですね。そうか~ いっそ舞台で引き抜きしてくれたら面白いんですが、人数多すぎですね(^_^;)
でも、ちっとも重ね着してたとはきがつかなかった。重ね着して立ち回りって、やりにくいだろうになぁ。
うーん、この予備知識をもって、もう一度観てみたいな、四天の衣装。
>2007年2月博多座公演
このときの松緑さんの蘭平も評判よかったですよね~。
昼の部のキリで。夜の部の船弁慶の團蔵さんを観にはるばる遠征した時、「うまくいったら一幕観できるな」なんて思ってたら完売で。甘く見てました_| ̄|○ 。
このときも今回と同じ菊五郎劇団のみなさんだったんだろうな~。これができるのは、レベル・規模を考えると、菊五郎劇団のみなさんくらいなのかな、やっぱり。
それから、石灯籠、そうか、はしごの時にはずしてましたか!
うむー、気が付かなかった。やはりはしごに気を取られてました(^_^;)。
でも、そうですよね、最初から なかったものを、わざわざ律儀につけるわけないですよね(^_^;)
あぁ、わかってすっきりしました♪ とこさん、ありがとうございました!
菊五郎劇団の皆さんと三津五郎さんには、ほんと大過なく千秋楽まで魅せていただきたいものです。まぁ歌舞伎座在住の怪人がさよなら公演を見守ってくれないわけはないから、そのへんは大丈夫かな(V)o¥o(V)
下手サイドにおりました。<--?-->ついになかぬ~べんけいは~の箇所、気付きませんでしたか?
紫派の時とか、前にも度々ご一緒だったと後々分かりました。
それにしても連日よく入ってますね。
嬉しいような?しいような。
(タイトルが昼の部担ってますが、夜の部ですね)。
またお越しいただきありがとうございます♪
あ、ほんとだ、思いっきり間違えてますね(^_^;)
こっそりなおしておきます~
それから10日のかけ声、聞き逃しました~
多分、うとうとしてたんだと…残念!
来月は聞き逃さないようがんばります
掛け声といえば、昨日の昼の部は思いがけず三河屋の掛け声をたくさん聞けてうれしくなったNotarでありました♪
近々昼の部の感想もアップ予定です!
今月の「蘭平」の舞台転換は、安全確認ももちろんでしょうが、その前の場で舞台と花道にひかれていた所作板をはけるので、時間がかかっているのだと思います。
前の場は「曲舞」が見せ場なので、所作板がなくてはならないし、後半は立ち廻りが見せ場なので、所作板ははけなけならないし、ということで、どっちも必要なんですよね・・・。
あそこは、5分の幕間っていうのも、確かにアリだとは思うのですが、幕間にしない理由が何かあるんでしょうね。
『歌舞伎大道具師』という本を読みますと(著者は、釘町久磨次さんという、舞台美術家の方)、昔の幕間は1時間とか、よくあったそうで、時代の違いを感じます。
ちなみに、四天の衣裳のことなどは、中村梅之さんのBlogにも、エントリーがありました。
それなのにコメントが遅くなってすみません。m(__)m
我が家にもついに風邪が上陸して、ちょっとバタバタしてまして・・・(私は元気なんですけど(^_^;)
>舞台と花道にひかれていた所作板をはけるので、時間がかかっているのだと
あ、なるほど!そういえば、確かに所作台ひいてましたね。
三津五郎さんのドカドカする足音に気づいた時に、所作台がひいてあるのには気づいていましたが、そうか、アレを片付けるのは、たしかにちょっと時間+手間がかかりますね。
他のお芝居では、場面ごとに所作台があったりなかったりはあまりないですもんね。(ないなら、ないまま、あるなら、その場面だけとか)
>昔の幕間は1時間とか
わぁそれはすごい(^_^;)。 でも、ゆっくりご飯食べようと思ったら、そのくらい欲しいかもな~。
30分で3階→地下→3階の移動も込みだと、結構、バタバタしちゃいそうで、地下食堂行くのをためらってしまうんですよね。3階のお蕎麦屋さんがなくなったのは、痛かった・・・(/_;)
>梅之さんのBlog
あ、そうでしたか。役者さんのブログは色々教えてもらえるので、よく読むのですが、そういえば、今月はあまり読む余裕がなかったなぁ・・・
今後も、またお気づきのことなどありましたら、お気軽にコメントいただけるとありがたいです。よろしくお願いします~