心の風景 認知的体験

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人間理解

2013-02-08 | 教育
人間理解には、他者理解と自分自身の理解とがあります。両者が適切に「共生」してはじめて深く温かい人間理解ができます。
そのためには、心理的な見方、社会的な見方、歴史的な見方などなど多彩な見方ができるようにならなければなりません。

居眠り

2013-02-08 | 心の体験的日記

●居眠り
居眠りをよくするほうである
年を取るにつれて短時間居眠りの回数が増える
今朝は、車通勤途中で、猛烈に寝むくなった
コンビニ駐車場に<<コンビニって本当にコンビニだなー感謝
いつもは10分程度で目が覚めるが
今日は30分
これくらいねると、起きた時、あれ?ここどこ?となる 笑い

7章 大学で教える]最終回

2013-02-08 | 教育
認知と学習の心理学」より


7章 大学で教える    

7.1 大学で教えて40年
●授業遍歴
● 大学の授業

7.2 講義をする

●講義はしんどい
●内容と方法と熱意
●授業の技術
●熱意

7.3 授業を評価する
●授業評価花盛り
●授業評価をしてもらってわかったこと
●教員管理用の授業評価は危険
●生徒の反応を絶えずモニターする

7.4 演習と実習で鍛える
●演習で発想力とプレゼン力と討論力を鍛える
● 実習で「社会」を体験する

7.5 大学生の学習状況
●大学に入ると大学生の学習習慣が激変する
●学習への動機づけの低さ


7.4 演習と実習で鍛える


コラム
 
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●学習への動機づけの低さ
最近は、高等学校での進路指導がかなり充実してきている。大学に入るにも、その先の職業までにらんだ進路指導になってきている。むろん、徹底した進学指導だけに絞っているところもあるが。
また、大学のほうも、オープン・キャンパスなどを実施して受験生に、模擬講義までして情報開示をしている。したがって、かなりの情報とそれなりの思いと覚悟を胸に秘めて大学のしかるべき学部・学科に入学してくるはずである。
しかしである。学生の学習意欲(動機づけ)は総じて低いのである。
30年前に推薦入学を筑波大学では全国に先駆けて実施した。当時、講義室にいくと、前列の席で目をらんらんと輝かしているような学生がちらほらいて目立ったが、だいたいが推薦入学の学生であった。最近は、どこもかしこも推薦入試をするようになったためか、そんな学生もあまりいなくなったような気がする。
講義室全体が最初から学びの場としては暗いのである。「さー勉強するぞ!」という気迫に乏しいのである。
教員は、まずは、この雰囲気を払拭することからはじめなければならない。
まずは、単位認定をどうするかをある程度まで明らかにする必要がある。学習目標を定めるのである。ただし、あまりすべての情報を開示してしまうと、そのことだけを目ざしての学習になってしまうので、好ましくない。試験成績、出席数、レポートなどできるだけ多彩で包括的な単位認定の仕方を工夫したほうがよい。
その上で、講義室の雰囲気を明るくする工夫をする。一番簡単なのは、隣どうしでの自己紹介である。それも何の細工もなくやると、30秒もしないうちに終わってしまう。もっとまずいのは、お互いによく知っているどうしだったりすることがあると、自己紹介は不要となってしまう。
そこで、斉藤孝氏推奨の「偏愛マップ」を使っての雰囲気作りと対話促進といった細工をする。

コラム「偏愛マップで講義室の雰囲気を変える」****
 斉藤孝による偏愛マップ法による相互コミュニケーションの活性化の手順を紹介してみる。
1)5分間、自分の好きなことを、キーワードでA4の紙に、関係の深そうなものは近くに配置して、マップ風に描き出す(全員)
2)2人一組になり、お互いのマップを見せあいながらお互いをよく知り合う。これを別のペアーでもやってみる
「追加実習」
 嫌いなもののマップを描き、同じことをしてみると、どうなるであろうか。
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その上で、授業上の工夫についてのメッセージを伝える。その中に、学生の積極的な学習行為を促す工夫、たとえば、関連する具体事例のレポート提出、隣どうしでのちょっとした対話などを講義の中で求めることを伝え、随時実践する。
 こうした努力をして、学生の動機づけを高めないと、どれほど内容の良い授業をしてもついてきてもらえないのが、実情である。大学進学率50%弱。大学は教育機関として大衆化したのである。



日本で一番勉強しないのは大学生!]認知と学習の心理学

2013-02-08 | 教育

コラム「日本で一番勉強しないのは大学生!」******
 内閣府「第2回青少年の生活と意識に関する基本調査」(2000年)によると、学校外での勉強時間について、「家でほとんど勉強してない」と答える割合を、
1995年と2000年とで比較すると、小中高大のいずれでも増加し、しかもその割合は、中学生より高校生、高校生より大学生となるにつれて増加し、2000年では、高校生では、39.7%、大学生では47.5%となる。
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