教育は社会的な営みであるが、
社会から一定の距離をおくことも必要
政治的な独立も必要
これが建前になると、社会からおいてきぼりになる
かつての日本の大学がそうだった
しかし、今の日本の教育は、大学も含めて
社会、政治、行政から翻弄されている
もうすこしほっておいてほしい気持ちがある
一方では、しかし、社会の変化が激しいなかで、
それに知らんぷりもできない
教育の不易と流行
永遠の課題である
教育は社会的な営みであるが、
社会から一定の距離をおくことも必要
政治的な独立も必要
これが建前になると、社会からおいてきぼりになる
かつての日本の大学がそうだった
しかし、今の日本の教育は、大学も含めて
社会、政治、行政から翻弄されている
もうすこしほっておいてほしい気持ちがある
一方では、しかし、社会の変化が激しいなかで、
それに知らんぷりもできない
教育の不易と流行
永遠の課題である
ブログに乗せる映像は携帯カメラでとる
それが習慣化することで得られたもの
①世の中をみるもうひとつの目が備わった
②さらに感動する機会が増えた
③それをブログに掲載することで、人と共有できるうれしさ
愛「それはポジティブ感情が湧き出る天使の泉」
● 「愛と憎しみーーその心理と病理」
愛について書かねば、という気持ちはどこかにあったが、あまりにもとてつもないキーワードなので、躊躇してきました。
ところが、これがセレンディピティ(偶然の発見)というものでしょうか。ふとみた本棚に小見出しにあるような本が目に飛び込んできました。こういう経験、結構あります。おもしろいですね。
故宮城音弥先生の岩波新書(1963)です。(値段はなんと130円。)早速、ぱらぱらめくり読書。
病理法、つまり心の病理の世界に証拠求める研究法ですので、どうしても、愛の異常や憎しみのほうが強調されていますが、幅広く愛の諸問題を扱っていておもしろいです。
驚くのは、というより当然かもしれませんが、古今東西の哲学者、宗教家、さらに小説家がこぞって愛を語っていることです。これでは、愛を取り上げようとする意欲がなえてしまいます。
でも、がんばって、気持ちの元気づくりという観点に絞って、愛を考えてみたいと思います。
● 愛に定義は不要
研究者の悪いくせで、何事も定義から、との思いはありますが、こと、愛に関しては、やめておいたほうが無難そうです。これだけで、まじめにやろうとすれば何日、何週間――いや一生かもーーもかってしまいそうだからです。
それでも、気になるので、Wikipediaをチェックしてみました。そこで見つけたのが、次の1節。爆笑でした。
「一般に、愛は非常に多義的で複雑な概念であり、普遍的な定義ができない、そのような試みは不毛である、とさえ言われてきた。」(私が書き込んだものではありません。念のため)
愛。それぞれの思いで結構だと思います。たぶん、気持ちの元気づくり考えていくのに、それほど不都合はないのではないかと思います。
● 愛は、ポジティブ感情の源泉
たとえば、あなたに大好きな人が出来たときのことを思い出してみてください。
そんな時って、世の中がばら色に輝いていませんでしたか。見るもの、聞くことすべてが愛に満ち満ちていませんでした。
愛には、感情全般へのそうした強い波及効果があります。
愛は、ポジティブ感情の源泉なのです。
愛なくしてポジティブ感情はありえないとさえ言えます
だとするなら、愛に満ちた心の習慣づくりを心がければ万々歳ですね。それについて、考えてみたいと思います。
● 何を愛するか
乳幼児期の親子関係あたりに愛の淵源を求めるのが心理学では一般的ですが、
今さらそんなことを言われても困りますね。
それはそれとして、今、愛に満ち満ちた気持ちにさせてくれるものがほしいと願うのが当たり前です。つまり、愛の対象探しですね。
となると、ただちに頭に浮かぶのが、異性ですね。
異性愛は、愛のなかの親玉です。愛する異性を持つ人は元気です。
でも、愛は異性愛だけに限りません。
わが子への愛、親への愛、友人への愛もあります。
もっと大きくは、人類愛もあります。
こうした人への愛以外にも、日本を愛する、地球を愛するなどなどもあります。
さらに、心理学を愛する、ピカソを愛する、神を愛する、なんてのもあります。
あなたの愛の対象は、今、何ですか。まさか、何もないなんてことはないでしょうね。
愛する対象は、ありとあらゆる、「人、もの、こと(情報)」におよびます。多彩です。可能性としては無限かもしれません。
なぜ、それがあなたの愛の対象になったのでしょうか。
それは、その対象と接触したときに、
まず、宗教心に近い真善美の感覚、あるいは崇高な感覚が湧くこと、
そして、それに「強い」快感情が伴なったからです。
いかがでしょうか。
あなたの愛の対象との遭遇を思い出しみてください。
では、愛の対象探し。どうすればよいのでしょうか。
まさか、婚活のすすめ、というわけにはいきませんが、それでも、婚活のように、心を開いて、真善美を感得できる場に出向くことはおすすめです。家に閉じこもり、自分の心に閉じこもっていては、愛の対象探しは無理です。
● 気持ち元気のためには、穏やかで持続的な愛を
愛には強弱があります。持続の長短もあります。
愛を気持ちの元気づくりにしようとするなら、穏やかで持続的な愛がふさわしいと思います。
愛の発露には、エネルギーが必要です。
激しい愛なら、一気にエネルギーが費やされて終わりです。たとえば、熱烈恋愛で結婚。3年で破局では困ります。
これでは、気持ちの元気づくりにはなりません。
先ほど宗教心のごとき真善美、という表現を使いました。
穏やか持続的な愛の対象は、これしかありません。これを、人、芸術、仕事にみつけられれば、あなたの人生、磐石です。
最後に、2010年ノーベル平和賞を受賞した投獄中の民主化指導者・劉暁波氏の
言葉を紹介して、ここでは触れなかった愛の底知れぬ幅の広さもあることを知っていただきたいと思います。
「善意をもって政権の敵意に向き合い、愛で憎しみを溶かすことができる人間でありたいと思う。(2010年12月11日、朝日新聞朝刊)
家を8時前に出た
雪道だが、前よりは状態はよい
しかし、利根川沿いの一本道
途中からまったく動かない
7年近くかよっているが、こんなことははじめて
やっと脇道に抜け出て10時、大学着
やはり雪道は怖い
これくらいでこれ
大雪の地域の大変さに思いがいく