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90分授業をどうにかしよう

2010-05-19 | 教育
好きで好きで
楽しくて楽しくて仕方がないことなら、90分でもよい
でも、退屈で強制された90分は、地獄のようなもの

いま、これを3分割している
最初に、さまざまな視覚効果のある図形を見せてちょっぴり解説10分
本題30分
途中で、ポジティブ8マインド作りの実習10分
また本題に戻る40分
昨日は、さらに、最後に15分、本題にちょっぴり関係するDVDを
これくらいバラエティをもたせない集中力の持続が無理

50分でどんどんまわすくらいで丁度よい

筑波大学では、70分授業
これでも長いと思う

授業をきちんと15回より
1回の授業の密度を濃くする
そのために、50分授業にすべきだと思う

こんなことにも、文科省にお伺いかなー

拍手、あれこれ

2010-05-19 | ポジティブ心理学
●拍手、あれこれ
ひそかに拍手先生とよんでいる先生がいる。学生が発表したり、質問に答えたりすると、「はい 拍手」。もちろん、すべてにわたり、ポジティブに評価する先生です。
そう言えば、アメリカ人がよくやるスタンディング・オベーションもいいですね。
すばらしいこと、感動したことを素直に全員で表現しているわけですから、そうさせた本人にとって、これほどうれしいことはないはずです。
自分も、最後の講義のときに、学生全員が期せずして立ち上がり、「先生、ありがとう。講義、すばらしかったです」とばかりに拍手のなかを退場というシーンを夢みて、これまで40年近くやってきました。まことに残念なことに、そんなことは、一度もありませんでした(恥ずかしい!)。そういう光景を実は、UCLAの心理学の授業でみたことがあります。
何にしても、よいことは素直によいと表現すること。
拍手はその一番有力な手段です。

検索ベスト5

2010-05-19 | Weblog
1 認知工学 3 PV
2 自己洞察 訓練 3 PV
3 指差し呼称 効果 3 PV
4 注意の事故管理不全とヒューマンエラー 2 PV
5 心理学検定試験
@@@
認知工学の昔昔の原稿をアップしました
朝倉心理学講座「認知心理学」掲載だったと思うが違うかなー

目標を自分で管理する

2010-05-19 | 教育
目標を自分で管理する
テーマ:中高生の心へのメッセ

「目標を自分で管理する」
さて、新学期ですので、今日は、目標の自己管理の話をします。 目標をどのように、自分で設定し、生きていくかです。

●自己管理という言葉をあえて使うのは、意外に、目標を自分で管理するのが難しい からです。 進路一つにしても、さまざまなことを考慮しなければなりません。 保護者からの期待もあります。 社会情勢もあります。 そんな中でも、あえて、最終的には「自分で」目標は管理してほしいという意味で、 自己管理と言ってみたわけです。 独り善がりの目標管理も困ります。 支離滅裂な目標管理も困ります。 しかし、生きていくのは、自分です。自分なりの目標管理をしながら生きていくこと が、納得した人生を歩むことにつながります。

●では、目標を自己管理するときに、どんなことに留意したら良いのでしょうか。3 つほど。

●まず、何をおいても、目標を持ち、目標に向かって努力することです。目標指向性 ですね。 ある国際比較調査によると、「あなたは、将来、やりたいことが有りますか」と問う と、「はい」と答える割合は、 日本の高校生では、20%に過ぎません。 これに対して、アメリカの高校生は、70%が「はい」と答えます。 目標喪失状態では、がんばれません。 仮に日日がんばっても、無駄ながんばりということになってしまいます。

●第2に、長期目標、中期目標、短期目標を整合させることです。 「弁護士になりたい(長期目標)。そのためなら、○X大学の法学部に入る(中期目 標)。そのためには、こういう勉強をしよう(短期目標)。」というものです。 将来の目標から今の自分を考えることです。

●ただし、あまりきちんと整合させようとすると、窮屈になります。そこで、3つ目 の留意点は、ダブル、トリプルの目標やルートも考えておくことです。
弁護士に本当になりたいとしても、 そのためのルートに、その大学のその学部しかないかを、考えてみるのです。
たとえば、4月から、法科大学院がスタートします。そこをうまく使えないかも考え てみるのです。 思いもかけない目標が見つかったり、もっと適切な目標達成の手段やルートが見つか るかもしれません。

●新学期です。今一度、自分の目標を点検して、がんばってください。

●「自己の目標を適切に設定し、その実行可能性を高めていくことは動機づけを高め るのに効果的である。」(玉瀬耕治)


認知工学のねらいと領域

2010-05-19 | 認知心理学
認知工学のねらいと領域  

認知工学のねらいの一つは、道具や機械の使用者(ユーザ)や情報の受け手/利用者に対してわかりやすい情報環境を設計するのに役立つ知見や指針を提供することである。  ここで、「わかりやすい情報環境」とは、情報を処理する場面で、次の3つの要件を満たすことである。  

一つは、既有知識があることである。
たとえば、コンピュータの画面の右下に、ゴミ箱のアイコンがある。不要なファイルはそこに捨てることができる。この一連の操作は、非常にわかりやすい。なぜなら、「不要なものはゴミ箱に捨てる」という既有知識が使える(転移できる)からである。  

2つは、情報の処理コストが低いことである。
これは、既有知識があることと密接に関連する。たとえば、「カネオクレタノム」と表示されるのと、「金をくれた飲む」と表示するのとでは、明らかに処理コストは違う。(ちなみに、「金をくれ頼む」あるいは「金送れ頼む」と表示してもよい。)

3つは、文脈による制約である。
情報処理をおこなう文脈の中に、するべきことが作り込まれていることである。たとえば、マウスには、その形態から、片手でにぎって人さし指か中指とでクリックする動作を自然に誘うようになっている。  

以上をまとめると、わかりやすさは次のような形で定式化できる。

わかりやすさ=f(既有知識 X 情報の処理コスト+文脈の制 約)  

ここで、「X」は、いずれかがゼロだと両方がわかりやすさに貢献しないことを意味している。たとえば、豊富な関連知識をもっていても、それを必要な時にタイミングよく思い出せなければ、無駄になる。また、「+」は、いずれかがゼロであっても、一方だけでもわかりやすさに貢献できることを意味している。  

認知工学のねらいのもう一つは、「わかりやすい情報環境」かどうかを評価する手法の提供である。  
一つの道具や機械が市販される前に、想定されるユーザを使ってその使いやすさを評価すること(usability test )を 国際標準化機構がISO13407規格として要求するようになってきた(黒須ら、1999)。その際に使われる諸評価手法はいずれも、その出自は認知心理学の研究の中で培われてきた研究技法そのものか、その変形である。  

図 ユーザ評価の手法の類型軸と手法例 ppt  

図は、わかりやすさを鍵概念にしたときに、暫定的に想定できる認知工学の下部領域とそれらの関係を示したものである。今後、感情心理学、社会心理学、臨床心理学などを巻き込んだ、認知工学の新たな下部領域の出現が予想されるが、本章では、ここに挙げた中から4つの下部領域について、そこでの研究課題や成果を紹介してみる。

娘が東大に合格した本当の理由

2010-05-19 | 教育
あの100ます計算の陰山英男氏が、次女の東大合格の経緯を暴露?した本
おもしろい
親父のための教育論として読んでもよいし
あの陰山氏宅をちょっぴりのぞかせたもらうためにもよい

サブタイトルは
高3、E判定から始める東大受験

小学館101新書