日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

業謝について  「玉響」4月号スペシャル対談(後半抜粋)

2020-08-02 17:54:50 | 日月神示の実践


 月刊「玉響」4月号のスペシャル対談後半の抜粋になります。

月刊「玉響」4月号、5月号は売り切れとなったそうです。今後「玉響」を読みたいと思われる方は、下記より年間購読をお勧めします。私も12年間購読しています。

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  • 霊を抜くには逃げ道が必要

 

中矢 なるほど。横田さんは、1日に何人も見ても疲れないんですか?

 

横田 疲れないですね。でも最初は、やっぱり線香を焚かないと出来なかったんです。何て言うか、(皮膚に)色が出るんですよ。もう真っ黒な色が出たりとかするんです。で、それを見るとどうしても気が滅入るんですよ。人の痛みとか、本当に人間の声じゃない声が出たりする時もあるんです。でも、だんだんとやっていくうちに、何をやっても疲れなくなりました。線香って、面白いのは、本当に何かを絡め取ってくれる感じなんですよ。で、風として外に出してくれる。

 

中矢 その話を聞いて今思い出したのが、大本の出口王仁三郎は、煙草だか煙管だかを吸うんですよ。体に悪いのに、聖師さまはどうして煙草を吸うんですかと信者に聞かれて、「わしはこの煙に霊をつけて飛ばしているんや」と。そんなようなことを言っていたそうです。

 

横田 そんな感覚です。そう、まったくそのとおりなんです。その空間に出てくるんですよ、風のようなものが。今ではこんな密室でやっても、窓を開けなくても全然大丈夫なんですけど、出来るようになった時には、ちょっと窓を開けてその煙が出ていく流れをつくらないと、何て言うか、体を壊すことはないんですが、すぐれないんですよね。

 

C 多分、逃がす部分をつくらないと良くならないですよ。これって、整体でもなんでもそうなんですけど、基本的には、逃がす場所、出す場所を決めて、それを作ってからやらないといけない。例えば、除霊なんかをやっても、意味がないんですよ。要は、(霊を)抜くんだけど、抜いただけで、そこに漂うんです。そうするとまた戻ってくる。だから意味がなくって、実際には抜いた時に、ちゃんと出ていくように、逃げる道というか、流し道を考えないと意味がないんです。

 

中矢 日月神示に、「道つくってから追わねばならん。そなたは相手の逃げ道をふさいでギュウギュウ追い詰めるから逆恨みされるのぢゃ。逆恨みでも恨みは恨みの霊団をつくり出すぞ」(『月光の巻』第12帖)とあるんです。逃げ道を断って追い詰めると逆恨みされるんだと。それって人生における教訓かなって思ったんですけども、今のお話からすると、霊的な対処ということでも当てはまりそうですね。

 

C まさにそれです。先ほどおっしゃっていた煙草の件ですけど、これはこの世界に入っている人の共通点っていうか、煙草とお酒だけはやめられないんです。というのは、自分を浄化するために煙草を吸うわけです。要は煙草の煙に、今言ったとおり霊を付けて出すんです。これをずっと私なんかもやっていたんですけど、お酒の場合は、楽しむわけじゃなくて、コップ酒で、一気飲みです。2杯ぐらいやるんですよ。一気飲みでガッとやった時に、自分の体の中を酒で浄化するんです。だからお坊さんとか、ある程度除霊とかする人というのは、煙草とお酒は欠かさないわけです。これ、お線香じゃ駄目なんです。なぜかというと、お線香は吸い込むわけにいかないから。煙草のリスクよりももっと怖いんです。それこそ、病気になりますから。

 

  • 岡本天明画「三貴神像」との縁

 

中矢 話は変わりますが、横田さんは、これも不思議なことですが、岡本天明さんの描かれた三貴神像の絵に、何かご縁があったそうですね。あの三貴神像の絵は、数々の天明さんの作品の中でも代表的なもので、私が最初に徳間書店から出した日月神示の本の表紙に使わせて頂いたんですね。三貴神というのは、アマテラス、ツクヨミ、スサノオのことですが、私も実物を一度か二度、まだ岡本三典(みのり)さんが健在の時に、天明展で見たことがあるんですけど、けっこう大きな掛け軸の絵なんですよね。あれがその後、行方不明になってしまっていて、一体どこに行ったのか、ずっとわからなかったんですよ。まあおそらく、誰かが持っているんだろうなとは思ってはいましたが、そうしたら群馬のとあるお寺さんにあるということで。そこのお寺さんと横田さんが、何かご縁があるんですよね。

 

横田 はい。2年ぐらい前、その時は東京じゃなく神奈川で業謝の会をしていたんですが、群馬にあるお寺さんの和尚さんから頼まれたという女性が来られていて、和尚が僕に会いたいと言っていると。僕は群馬には全然縁がなかったんですけど、三貴神という掛け軸を持っている人なんですと。それを僕に見てもらいたいって言っている。僕は正直、何のことかまったくわからなかったんですが、ガラケーだったんですけれども、写真を見せられて。ガラケーのその小さい画面からでも、それを見た瞬間、もうこの絵はタダモノじゃないっていうのがわかったんです。

 

中矢 わかりましたか。

 

横田 はい。すごい絵やなと。で、これはじつは岡本天明という方が描いたもので・・・って言われて。僕は大学が京都だったので、大本教には何回か行ったことがあったんです。岡本天明さんのことも、ある人から聞いていたんで、何か縁を感じてその翌月ぐらいに群馬にお邪魔したんですよ。普段は表に出されていなかったんですけど、僕が行った時に、掛け軸を掛けて頂いて、その前で業謝をやったんです。

 

中矢 そうなんですか。天明さんはいろんな絵を残していますけれども、やっぱりあの三貴神像の絵が一番強烈というか、エネルギーが高いと思ったものです。あの絵を撮った写真からも感じられると思うんですが、実物はやっぱりすごい迫力があって、実際、変な霊に取り憑かれちゃっている女の子が天明展に来た時に、その絵の前で憑いてる霊が出ちゃって、暴れたりして大変だったと聞いています。やっぱり、そういう隠れている霊が耐えられなくて出てきちゃうみたいなことがあったりした絵なので、すごい絵なんだなと思っていたんですけれども、いつの間にか行方不明になってしまった。その群馬のお寺に保管されていたんですね。

 

横田 そのお寺で1年ほど業謝会をやりました。そこで先生と出会ったんです。

 

中矢 なるほど、そのお寺でC先生ともご縁があったわけなんですね。やっぱりその三貴神の前で業謝をやると違いますか?

 

横田 僕も一時、そのお寺の中で掛け軸をお祀りさせて頂きまして。最初はただ掛けているだけだったんですけれども、ある時から、これって掛けているだけやったら駄目だなと。ちゃんと祭壇を設けて──僕も伯家神道をさせて頂いた時があるので、その辺もひっくるめて祝詞を上げさせてもらったり、きちんとお祀りさせて頂いて、その前で業謝をさせてもらっていたんです。たしかに中矢先生が言われたみたいに、何か不思議な感覚、浮き出されるような感覚はあります。たぶん、熱量が高いのか、エネルギー的に汚れが浮き出してくるみたいな。

 

中矢 そのあたりの話も、『宇宙の魂導』に書いてありますね。これはAmazonでも買えるんですね。

 

横田 はい。

 

  • 同じ霊的集団に突き動かされる

 

中矢 横堀さんは、横田さんのことを月刊『ザ・フナイ』で知ったそうで、それで業謝に興味を持って、受けに行ったそうですね。そこでは魂導っていう身体技術をされていたと聞きました。最初に聞いた時は、古い道の「古道」かと思ったんです。古武道とかの。

 

横田 もともと僕は少林寺拳法をやっていまして。道院を今も現役でやっています。少林寺拳法というのも、じつは大本教とすごくつながりがあるんです。

 

中矢 そうなんですか。合気でしたら深い関係がありますが。

 

横田 少林寺拳法って、拳士が集まる場所を道場と言わず道院って言うんですよ。

 

中矢 ああ、道院。そうなんですか。

 

横田 あれは、世界紅卍字(こうまんじ)会(道教系の宗教団体「道院」に付随する修養慈善団体。戦前の中華民国及び満州において赤十字社に準ずる組織として活動した)から来ているんです。

 

中矢 少林寺拳法って、道院の別れなんですね。

 

横田 はい。だから少林寺拳法の拳士って、もともと指導者は黄色い卍を付けていました。今は卍ではなくなったんですけど。創始者は宗道臣という人で、大陸に渡って、おそらく出口王仁三郎とも関係があったと思うんですが、やっぱりアジアの平和がないとあかんと。一致団結させるという発想からきていて。だから当時は、大本の出口王仁三郎や合気の植芝盛平とか、野口整体の野口晴哉さん。あの辺の人たちと交流があった組織だったんです。

 

中矢 うちでも一時、野口晴哉のことを取り上げて、そのお弟子さんの金井先生という方の連載を載せていたことがありました。熱海の施療院に受けに行ったこともあります。でも、大本や世界紅卍会ともつながりがあったとは知りませんでした。

 

横田 野口晴哉さんは、甥っ子に少林寺拳法をやらせているんですよ。少林寺拳法の中に「整法」っていう技術があるんですけれども、それって野口整体からかなり影響を受けているんです。野口晴哉さん自身も武道の達人でしたしね。

 

中矢 相手を一瞬で脱臼できたりしたと聞きました。

 

横田 実際に脱臼させるっていうのは、技術としてはあるんですよ。それの真逆をやると整復できる。でも、それを相手と組んだ瞬間に出来るっていうのは、やっぱり天才だったんでしょうね。その野口晴哉さんもおそらく大本の出口王仁三郎の影響を受けていたやろうし、当時のあの辺の人たちは、霊的な集団としてすごく似ていると思っています。

 

中矢 そうですね。つながっていますね。

 

横田 はい。つながっているんです。僕はみんなが同じ霊的な存在に動かされていたような感じがずっとしていて。その流れで、魂導というのが出来たんです。

 

中矢 なるほど。今回の鼎談は内容も深くて濃いので、前編・後編に分けてお届けさせて頂きます。横田さんの魂は源義経だと、先生が見抜かれたそうですね。義経は大陸に渡ってチンギスハンの師匠になったとも。そこら辺の壮大な話を、後編(5月号)の次回にぜひお聞きしたいと思います。


<転載終わり>

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 以上は月刊「玉響」4月号に掲載されています。対談の後半は5月号に載っています。後半は源義経がモンゴルに渡り、その後はドイツまで行き、没したとのことです。義経はその奥義をチンギスハーンとアングロサクソンに伝授したそうです。(残念ながら「玉響」5月号も完売とのことですが、横田和典先生の著書「宇宙の魂導」に義経について記載されています。)

 

・宇宙の魂導

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