日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「クマは何を訴えているのか?」 近藤洋一氏

2009-10-13 07:28:27 | 船井幸雄氏
 <記事転載>
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 「クマは何を訴えているのか?」

                      近藤 洋一

 9月19日の昼過ぎ、高山市の乗鞍スカイラインの駐車場で、観光客など男女9人が山から下りてきたツキノワグマに次々と襲われるという痛ましい事件が発生したと報道されています。まだ記憶に新しいのではないでしょうか?
 目撃証言によりますと……クマは山の中腹から転げ落ちるようにして、石の階段に降りてきて、ちょうど山に登ろうとしていた男性に襲いかかりました。
 クマは男性を駐車場に押し倒し、顔や体を何度もはたきました。男性を助けようとした人々が次々襲われ、さらにクマは逃げた人たちを追って、駐車場内の小屋に入っていきました。
 その後、ターミナルビルに向かって突進、約50センチのシャッターのすき間から、中にもぐりこみ、次々に人々を襲った……という事件でした。


あの世とこの世のハザマで

 この事件は、クマを人に置き換えてもそのまま記事になるような奇妙な事件でした。「誰でもいいから襲いたかった」と、犯人がもらしたと伝えられる秋葉原事件と酷似しているのではないでしょうか?
 専門家は、「クマは元来、大変臆病な動物で、人を避けて生活している。自分から人を襲うなどということはないといってよい」とコメントしています。
 しかし新聞報道から推論する限り、クマが恐怖にかられて、あるいはびっくりして、突発的に人に襲いかかったとは考えにくいのではないでしょうか?
 人間も含めて、この世のあらゆる存在は、うまく生きていくために必要な固有の能力、智恵を与えられています。別の見方をすると、すべての生物は、何らかの制約のもとに生きていかねばならない宿命を負って生かされているとも言えるわけです。すべての生物は、その制約に対して文句の一つも言うことなく、自らの宿命をよりどころとして、実にうまく全体と調和を取りながら、たくましく生き抜いています(人間だけはうまくいっていないようですが…)。
 しかし今回の事件は、クマが自らに与えられた宿命を逸脱してしまったことによって起こったといってよいと思います。

 このクマには、「人を襲うのだ」という明確な意思を感じるのではないでしょうか?
 事件の起こった日時と場所にも何らかの意思を感じてしまいます。
 今年は9月23日の彼岸の中日をはさんで、9月20から26日までの7日間が「お彼岸」でした。このクマは彼岸の入りを目の前にして、人を襲ったのです。
 このタイミングは何か気になります。
 そこでお彼岸とは何なのか、「チャレンジPPK」(※)の杉浦清始和尚に聞いてみました。
 彼岸とは梵語の波羅蜜多(はらみった)すなわち「到彼岸」の略だそうです。彼岸というのは、三途の川をはさんで、かの岸すなわち向こう岸を指しています。一方、川のこちら側は私たちの住んでいる、さまざまな煩悩の渦まく此岸(しがん)です。
 此岸で煩悩に悩み苦しんでいる私たちも三途の川を渡ると、そこは光り輝く涅槃(ねはん)すなわち極楽だというのです。
 お彼岸というのは、仏様のおられる極楽浄土を衆生(しゅじょう=心をもつすべての存在)に正しく示し、みんなを往生(おうじょう)に導こうとする仏事で、日本では紀元800年頃から続いているのだそうです。

 クマはこの記念すべき行事の日の直前を狙い撃ちにしたのです。もっと別の表現をすると、わざわざお彼岸を選んで、クマは神がかったとも言えるわけです。
 日本人は古来、自然界のあらゆるものに魂が宿ると信じていて、岩や樹木を神霊が乗り移る依代(よりしろ)として祭ってきました。岩や樹木だけではなく、動物も神の使いと考えられていたようです。
 何となくうさんくさいキツネも、稲荷神の眷属(けんぞく)におさまっています。
  クマに至っては世界各地で、神の使いとしてあがめられています。わが日本でも、神の国から使わされたクマの魂を神の国へ送り返すアイヌの儀式「カムイ・イヨマンテ」はよく知られています。
 人間が畏敬の念をもって接してきた動物・クマが、神の国・彼岸へ到る祈念の日を前に現れ、人を襲ったのには、何か意味があると考えたほうがよいと思うのです。
 場所が位山という霊山を擁する高山市というのも少し気になるところです。日本三大霊山として名高い富士山、立山、白山を結ぶ三角形の中に位置し、開発から守られてきた地域だからです。
 生きとし生けるものすべての共有財産としての自然環境を徹底的に破壊し、多くの生き物の居場所を奪った人間に鉄槌を下してやろう、人間なら誰でも良いのだというのがクマの残したメッセージなのかもしれません。

 近世になって人類が発散したカルマ(思考、行為)は、はかり知れないくらい大きなエネルギーとして蓄積されているように思います。その一方で、そうした黒雲を吹き飛ばすかのように、高い振動数をもつ光が宇宙から放射され、すべてが進化しているようにも思えます。クマも人も地球も宇宙もいっせいに進化していく、そのアセンションの過程で起こった事件と言えるのかもしれません。

※チャレンジPPK:「PPK」はピンピンコロリの略。ピンピン元気に生きて、人生のゴールをコロリと迎えようと挑戦する、近藤会長がつくった会。

 <転載終わり>
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 「近世になって人類が発散したカルマ(思考、行為)は、はかり知れないくらい大きなエネルギーとして蓄積されているように思います。その一方で、そうした黒雲を吹き飛ばすかのように、高い振動数をもつ光が宇宙から放射され、すべてが進化しているようにも思えます。クマも人も地球も宇宙もいっせいに進化していく、そのアセンションの過程で起こった事件と言えるのかもしれません。」

 近藤氏が言われるように、人類は植物や動物そして地球に対してあまりに思いやりを欠いた行動をとってきたと言えます。地球環境に対してはようやく人類はその重い腰を上げて、少しづつでも改善をしようとしています。鳩山総理がCO2を25%削減するという目標を掲げたのは、世界で高い評価を受けました。

 環境問題やエコに対する意識は、少しづつ高まってきていると思いますが、動物虐待や捨て犬・捨て猫などの問題は、全く解決の糸口さえないような状況です。 
 もっと言えば、犬や猫と知能の変わらない牛や豚、鶏を、家畜として食べてよいのかという問題もあると思います。人間が生きていくためには仕方が無い、というのが99%の意見だとは思います。私も日月神示に出会うまでは、そのように考えていましたが、今は牛や豚、鶏を食べるのは止めました。

 野菜についても、アメリカ式の化学肥料と農薬による現代農法により、先祖伝来の畑や田んぼが汚染されてしまいました。今私たちが食べている99%以上の野菜や米は石油農法の産物です。
 私も今年はベランダ農園をやりましたが、無農薬のピーマンやナスは痩せてしまい、うまく育たなかったですが、市販の化学肥料をあげたピーマンやナスはかなりよいものが採れました。化学肥料といっても、近所のホームセンターで買ってきて、ナスにあげるだけの簡単な作業です。それで野菜が育つのですから、農家が化学肥料を使うのも頷けます。

 カンタンで便利に野菜が多く採れて、出荷できれば、農家にとっては最高です。全国の農家が化学肥料と農薬の農法をやることがよく分かりました。一種の野菜の工場のようなものですね。
 畜産にしても、豚や牛や鶏を工場製品のように扱い、私たちに届くときには、きれいにパックされた肉になってます。豚を殺して、解体する過程は私たちは見ることも知ることもないですし、またあえて見ないようにしているのが一般的だと思います。残酷な場面は見ないで、美味しい肉を食べたいというのが、普通の考えだと思います。牛や豚を殺して肉にする過程を放映すれば、食肉・畜産業界から抗議が殺到するでしょう。
 しかしながら、テレビで放映されている捨て犬や捨て猫の哀れなドキュメンタリを見て、「かわいそう!」と言いながら、夕食にすき焼きや豚のしょうが焼き、鳥のから揚げを食べている家庭は、結構多いと思います。牛も豚も、犬や猫と知能も感情も同じようだと言われています。この問題はあまりに大きい問題なので、誰も言いたがらないし、なるべく避けたい問題です。人間が生きていくためには、肉が栄養上必要なんだから、仕方が無い、というのが99%以上の人の意見だと思います。
 現在私は肉を止めて1年2ヶ月経ちますが、以前より体調はいいです。私が自分で実験台となって、現在肉を食べないことによる影響を調査中ですので、近々報告したいと思います。今後3年、5年、10年、20年と続けるうちに、より確かな数値を報告できると思います。肉を食べなくても健康には問題ない、ということが証明されればよいことですので、続けていきたいと思います。

 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/shinjidai/index_0910.asp



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