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「千年に一度の巨大地震の世紀」首都圏直下型や3連動型の可能性も  産経新聞

2011-08-05 06:08:30 | 日月神示の実践

<産経新聞より転載>

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「千年に一度の巨大地震の世紀」首都圏直下型や3連動型の可能性も

産経新聞 8月3日(水)3時15分配信

 東日本大震災規模とされる平安時代の貞観(じょうがん)地震(869年)や関東直下型地震、東海・東南海・南海地震の3連動とみられる仁和(にんな)地震など9世紀に起きた地震が、阪神大震災(平成7年)以降の地震の状況と酷似していることが、産業技術総合研究所の寒川(さんがわ)旭(あきら)・招聘(しょうへい)研究員(地震考古学)の分析でわかった。近い将来に首都圏直下型や3連動型地震が起きる可能性が高いとの見解を示し、「千年に一度の巨大地震の世紀になるかもしれない」と警鐘を鳴らす。

 寒川氏は、古代以降の文献史料とともに、各地の遺跡で発掘された地割れや液状化現象による噴砂などの地震痕跡を調査。9世紀前半に関東北部や東北などでマグニチュード(M)7前後の地震が相次いだ後、貞観地震が発生していることを確認した。

 貞観地震は当時の歴史書「日本三代実録」に、「海は猛(たけ)り吼(ほ)え、津波が怒濤(どとう)のように多賀城下に押し寄せ、千人がおぼれ死んだ」と記述。当時の海岸から約5キロ内陸の多賀城跡(宮城県多賀城市)周辺では道路が寸断された跡が見つかり、仙台市などでは津波で運ばれた堆積物もあった。

 878年には関東南部でM7以上の直下型地震が発生。887年の仁和地震では、日本三代実録に「都(京都)の建物は倒壊し、圧死する者多数。海岸には海潮(津波)が押し寄せ、無数の人がおぼれ死んだ。大阪湾岸も津波被害が甚大だった」と記録。東海から四国にかけて甚大な被害があったという。

 寒川氏の分析によると、最近数十年間に秋田などで死者100人以上を出した日本海中部地震(昭和58年、M7・7)や阪神大震災(M7・3)、新潟県中越沖地震(平成19年、M6・8)など各地でM7前後の地震があり、その後東日本大震災が発生した点が、平安時代の状況と共通していると指摘した。

 首都圏直下型地震や東海・東南海・南海地震について寒川氏は、いずれもフィリピン海プレートの影響下にあり関連が深く、過去の首都圏直下型や仁和地震に匹敵する3連動型地震が発生する可能性が高いとした。

 また、6月30日に長野県中部で起きた震度5強の地震は、千年あまり活動がなかった牛伏寺(ごふくじ)断層付近で発生。7月5日にも和歌山県北部で震度5強の地震があったことからも日本列島が活動期にあることが改めて浮き彫りになった。

 一方、古代以降、M8・2程度の元禄関東地震(1703年)や3連動型の宝永地震(1707年)があった「18世紀初め」、安政東海地震(1854年)や、高さ9メートルの津波が襲ったという翌日の安政南海地震、死者1万人といわれる安政江戸地震(1855年)が起きた「幕末」にも巨大地震が集中したが、三陸沖では東日本大震災に匹敵する地震はなかった。

 寒川氏は「東日本大震災では『想定外』という言葉がしばしば使われたが、文献史料には過去の巨大地震が詳しく記されており、決して想定外ではない」と話した。

 古村孝志・東大地震研究所教授(地震学)の話「これまで、江戸時代以前のデータは不確かさがあるということで防災対策などでもあまり注目されなかったが、今回を教訓に文献史料などを見直さないといけない。東日本大震災後の余震は以前より落ち着いてきたが、陸のプレート深部はまだ動いており、バランスをとるために再び大地震が発生する可能性が高く、対策が急がれる」

<転載終わり>
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 世界の地震の約1割が日本で発生しているそうです。
Yahooには以下のように説明されています。

「日本は世界で発生する地震の1割ほどが起きている地震国ですが、面積が狭いため、世界で最も多い国というわけではありません。ただ、地震観測網は紛れもなく世界一位でしょう。ここまで高密度に地震計が設置され、完全に機械化されている国は日本だけだと思われます。」

「日本は中国、インドネシア、イランに次ぐ4位となっています。
面積あたりで言うと、コスタリカ、キプロス、アルメニア、エルサルバドル、ギリシャに次ぐ6位となっています。
死者数で言うと、イラン、アルメニア、トルコ、インド、メキシコ、アフガニスタンに次ぐ7位となっています。
しかし、日本のように2つもの沈み込み帯がある地域にある国は他になく、大地震に限れば日本が最も多いかもしれません。

日本全国どこをさがしても応力がかかっていない部分はなく、断層が網の目のように張り巡らされているので、地震の起こらない地域は存在しません。」

・Yahoo

 最近震度5の地震が長野や茨城、静岡で起きていますが、この記事を読むと、最近の状況が貞観地震や仁和地震の時と似ているとのことです。また、関東大震災の前の状況にも酷似しているとの指摘もあります。
 心配すればきりがないですが、過去の歴史の情報を把握しておくのは有益ではないかと思います。千年前にも東北で大震災が発生したことが、3.11の後になって言われていますが、過去に大震災のあった近辺で、千年後、あるいは300年後に同じクラスの地震が発生していることが今回判りました。
 
 だとすれば、関東大震災や東海、東南海、南海地震に注意しておくのは、無駄ではないと思います。尤も、実際に地震が発生するのは100年後、300年後、1000年後かも知れませんが。
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1 コメント

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Unknown (クロノ)
2011-08-06 16:21:39
こんにちはです。今まで、ここまで、みんなが地震が来るって言う事がなかった気がします。今は情報社会ですからねぇ!個人的には、みんなが、大地震が来るって言う時には、中々来ないと思います。どっちにしても人は変わらなければいけない時に来てると思います。でも色々な情報探してたら、みんな8月中旬に予想してるんですねぇ?
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