<船井幸雄.com>
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「脱却」
『船井幸雄.com』をご覧の皆さま、本日もお読みいただき誠にありがとうございます。
2010年も残すところあと1ヵ月半となりました。年を重ねる毎に、時の経過を早く感じています。やり残しのないよう、1年を締めくくりましょう!
さて、まず今回は『ベーシックインカム』について書かせていただきます。
『ベーシックインカム』を皆さまはご存知でしょうか?
ベーシックインカムとは、最低限所得保障の一種で、政府が国民に対して生活にかかる最低限の金額を無償で支給することです。メディアなどでは取り上げられませんが、日本の政党では新党日本・田中康夫代表が頻繁に発言しています。
ベーシックインカムのメリットとして
・貧困対策になる-最低限の所得保障により、最低限の生活が送れる
・少子化対策になる-子供の増加が収入の増加につながる。それにより、子供を産みやすい環境になる
・地方の活性化-給付額を全国一律と考えた場合、物価の安い地方で生活を送る動機づけになる
などがあります。
デメリットとしては
・財源の不安-今の財源で行うことが可能なのか
・労働意欲の減少-一定の金額が毎月得られることで、労働への意識の低下が考えられる
・財源の海外流出-支給されたお金を海外で使用する
などがあります。
メディアで流されることの少ない情報であり、全世界でほとんど施行されていない政策ということは、行うメリットよりも、行ったときのデメリットの方が大きいと考えられているということです。ですので、今後もベーシックインカムは導入されないと思います。
どちらの意見も納得できる論理であり、どちらが良い・悪いではありませんが、ここで私が感じたことは「難しいことや誰も(どこも)やったことがないことをできないということは簡単」であるということです。
「他ができないことをやる。それがビジネスの鉄則」です。仕事では『できない』発想から脱却し、成功するためにはどうすれば良いか考える思考、まずはこの思考を創ることが求められます。
『できない』発想から『できる』という思考創り・・・ここで私は『経営者意識』が大事になってくると考えています。『経営者意識』について、1年近く考えた結果、ある答えが見えてきました。
それは【会社に求めない】ということです。会社に対して求めることをやめた時(失望などではなく)自主的・自発的な行動が生まれます。
私自身、このように考えるようになってから、仕事がより楽しいものになりました。
つまり、【できない】発想から脱却し【できる】思考創りをすること、そのためには【会社依存】からの脱却が必要になってきます。【会社依存】から脱却することで、人生の大半を占める仕事がより楽しいものになり、『仕事』から『志事』になるのではないでしょうか?
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
ご意見・ご感想がありましたら下記アドレスまでご連絡いただけたら幸いです。
→ koike@honmono-ken.com
本物研究所から愛をこめて
小池和也
<転載終わり>
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『「できない」発想から「できる」という思考創り・・・ここで私は『経営者意識』が大事になってくると考えています。『経営者意識』について、1年近く考えた結果、ある答えが見えてきました。
それは【会社に求めない】ということです。会社に対して求めることをやめた時(失望などではなく)自主的・自発的な行動が生まれます。
私自身、このように考えるようになってから、仕事がより楽しいものになりました。』
小池氏は、「経営者意識」が大事なってくると考え、1年近くも考えたそうですが、そもそも会社勤めをしている人が経営者意識について考えること自体、とても稀なことです。そういう中で、小池氏は経営者に近い発想ができるようになっているといえます。
サラリーマンが小池氏のように考えることは、言葉ではよく言われても普通は無理なものです。小池氏は会社員でありながら、経営者マインドを持たれている素晴らしい方だと思います。
このような方は、1,000人に1人くらいしかいません。会社勤めの方の場合は、基本的に会社への不平不満が大なり小なりありますが、経営者は自分が経営しているので、不平不満を言うことはあまりありません。自分で自分を非難することになるからです。
会社の社長をはじめ役員は経営者と言われていますが、社員時代から小池氏のように経営者の目線で会社を見て、行動することを続けていけば、その方はいずれは経営者になるのだと思います。
ただ、経営者とは、資金繰りなどの会社のお金に関係する経営については、基本的には誰にも頼れません。この資金繰りなどのお金の手配を経験すると、本当の経営者といえるのではないかと思います。
そういう意味では、オーナー社長か、自営業を営んでおられる方は、真の意味で経営をしているといえるのではないかと思います。
真の意味での経営者であれば、結局誰にも責任転嫁をすることはできませんので、すべて自分で努力して、自分でやりとげていかなければなりません。すべての責任は自分にあるわけですから、逃げ場はありませんし、言い訳もできません。全部自分のせいです。
こういう立場というのは、「しびれる」ことが多いのですが、とてもよい経験ができます。
私も、仕事を受注するためにできることは何でもやりました。また、受注したらしたで、完璧に納品しなくてはなりません。それができずに、謝りにいったことも何度もあります。そして月末は資金繰りに追われていつも大変でしたが、なかなかできない経験をさせていただきました。
そして、少しですが解ったことは、誰かの責任にしている間は、会社は上手くいかないということです。すべて自分の責任であると思ってから、少しづつ良くなっていきました。
ですから、経営者になるのは苦労ばかりで止めた方がいいかとも思いますが、それを乗り切れれば、一生の宝を手に入れることができると思います。それは、結局すべては、自分のせいだということです。誰のせいでもありません。自分の蒔いた種が生長して実を結ぶのです。良くない実もあれば、とても美味しい実もあります。農業と通じるところもあります。「奇跡のりんご」は木村氏が10年間努力して、木村氏自身が素晴らしい人格に成長したことと連動して、奇跡の実を成らせたのかと思います。
そういう意味では、何も経営者にならなくても、日々身魂を磨く中で、「全ては自分のやったことが還ってくる」ということを学んでいくこともよいと思います。どの角度からでもアプローチすることはできますので、自分のやりたいようにやればいいと思います。
日月神示に、「経験は霊界にも持っていけるぞ」とありますので、今日も仕事をする中で、いろいろと経験させていただき、自分を振り返り、結果的に嬉し嬉しになれればよいと思います。雨もあがり、いい天気になりました。心も晴れ晴れするようです。
●船井幸雄.com
http://www.funaiyukio.com/shain/index.asp?sno=201011010
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「脱却」
『船井幸雄.com』をご覧の皆さま、本日もお読みいただき誠にありがとうございます。
2010年も残すところあと1ヵ月半となりました。年を重ねる毎に、時の経過を早く感じています。やり残しのないよう、1年を締めくくりましょう!
さて、まず今回は『ベーシックインカム』について書かせていただきます。
『ベーシックインカム』を皆さまはご存知でしょうか?
ベーシックインカムとは、最低限所得保障の一種で、政府が国民に対して生活にかかる最低限の金額を無償で支給することです。メディアなどでは取り上げられませんが、日本の政党では新党日本・田中康夫代表が頻繁に発言しています。
ベーシックインカムのメリットとして
・貧困対策になる-最低限の所得保障により、最低限の生活が送れる
・少子化対策になる-子供の増加が収入の増加につながる。それにより、子供を産みやすい環境になる
・地方の活性化-給付額を全国一律と考えた場合、物価の安い地方で生活を送る動機づけになる
などがあります。
デメリットとしては
・財源の不安-今の財源で行うことが可能なのか
・労働意欲の減少-一定の金額が毎月得られることで、労働への意識の低下が考えられる
・財源の海外流出-支給されたお金を海外で使用する
などがあります。
メディアで流されることの少ない情報であり、全世界でほとんど施行されていない政策ということは、行うメリットよりも、行ったときのデメリットの方が大きいと考えられているということです。ですので、今後もベーシックインカムは導入されないと思います。
どちらの意見も納得できる論理であり、どちらが良い・悪いではありませんが、ここで私が感じたことは「難しいことや誰も(どこも)やったことがないことをできないということは簡単」であるということです。
「他ができないことをやる。それがビジネスの鉄則」です。仕事では『できない』発想から脱却し、成功するためにはどうすれば良いか考える思考、まずはこの思考を創ることが求められます。
『できない』発想から『できる』という思考創り・・・ここで私は『経営者意識』が大事になってくると考えています。『経営者意識』について、1年近く考えた結果、ある答えが見えてきました。
それは【会社に求めない】ということです。会社に対して求めることをやめた時(失望などではなく)自主的・自発的な行動が生まれます。
私自身、このように考えるようになってから、仕事がより楽しいものになりました。
つまり、【できない】発想から脱却し【できる】思考創りをすること、そのためには【会社依存】からの脱却が必要になってきます。【会社依存】から脱却することで、人生の大半を占める仕事がより楽しいものになり、『仕事』から『志事』になるのではないでしょうか?
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
ご意見・ご感想がありましたら下記アドレスまでご連絡いただけたら幸いです。
→ koike@honmono-ken.com
本物研究所から愛をこめて
小池和也
<転載終わり>
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『「できない」発想から「できる」という思考創り・・・ここで私は『経営者意識』が大事になってくると考えています。『経営者意識』について、1年近く考えた結果、ある答えが見えてきました。
それは【会社に求めない】ということです。会社に対して求めることをやめた時(失望などではなく)自主的・自発的な行動が生まれます。
私自身、このように考えるようになってから、仕事がより楽しいものになりました。』
小池氏は、「経営者意識」が大事なってくると考え、1年近くも考えたそうですが、そもそも会社勤めをしている人が経営者意識について考えること自体、とても稀なことです。そういう中で、小池氏は経営者に近い発想ができるようになっているといえます。
サラリーマンが小池氏のように考えることは、言葉ではよく言われても普通は無理なものです。小池氏は会社員でありながら、経営者マインドを持たれている素晴らしい方だと思います。
このような方は、1,000人に1人くらいしかいません。会社勤めの方の場合は、基本的に会社への不平不満が大なり小なりありますが、経営者は自分が経営しているので、不平不満を言うことはあまりありません。自分で自分を非難することになるからです。
会社の社長をはじめ役員は経営者と言われていますが、社員時代から小池氏のように経営者の目線で会社を見て、行動することを続けていけば、その方はいずれは経営者になるのだと思います。
ただ、経営者とは、資金繰りなどの会社のお金に関係する経営については、基本的には誰にも頼れません。この資金繰りなどのお金の手配を経験すると、本当の経営者といえるのではないかと思います。
そういう意味では、オーナー社長か、自営業を営んでおられる方は、真の意味で経営をしているといえるのではないかと思います。
真の意味での経営者であれば、結局誰にも責任転嫁をすることはできませんので、すべて自分で努力して、自分でやりとげていかなければなりません。すべての責任は自分にあるわけですから、逃げ場はありませんし、言い訳もできません。全部自分のせいです。
こういう立場というのは、「しびれる」ことが多いのですが、とてもよい経験ができます。
私も、仕事を受注するためにできることは何でもやりました。また、受注したらしたで、完璧に納品しなくてはなりません。それができずに、謝りにいったことも何度もあります。そして月末は資金繰りに追われていつも大変でしたが、なかなかできない経験をさせていただきました。
そして、少しですが解ったことは、誰かの責任にしている間は、会社は上手くいかないということです。すべて自分の責任であると思ってから、少しづつ良くなっていきました。
ですから、経営者になるのは苦労ばかりで止めた方がいいかとも思いますが、それを乗り切れれば、一生の宝を手に入れることができると思います。それは、結局すべては、自分のせいだということです。誰のせいでもありません。自分の蒔いた種が生長して実を結ぶのです。良くない実もあれば、とても美味しい実もあります。農業と通じるところもあります。「奇跡のりんご」は木村氏が10年間努力して、木村氏自身が素晴らしい人格に成長したことと連動して、奇跡の実を成らせたのかと思います。
そういう意味では、何も経営者にならなくても、日々身魂を磨く中で、「全ては自分のやったことが還ってくる」ということを学んでいくこともよいと思います。どの角度からでもアプローチすることはできますので、自分のやりたいようにやればいいと思います。
日月神示に、「経験は霊界にも持っていけるぞ」とありますので、今日も仕事をする中で、いろいろと経験させていただき、自分を振り返り、結果的に嬉し嬉しになれればよいと思います。雨もあがり、いい天気になりました。心も晴れ晴れするようです。
●船井幸雄.com
http://www.funaiyukio.com/shain/index.asp?sno=201011010