日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「植草一秀氏に続き、佐藤優氏にも 上告棄却 (敗訴)の通知が来た」 副島隆彦氏

2009-07-05 17:41:09 | 政治・社会
 先日の植草一秀氏に続き、佐藤勝氏も敗訴となったとのことです。現在植草氏と副島氏の共著「売国者たちの末路」を読んでますが、植草氏の逮捕は警察・検察による謀略ではないかと考えられます。また、小沢一郎元党首の公設秘書の逮捕も国策捜査であると思います。

 「日本の、検察、裁判所(どちらも、法務省という役所の 家来、奴隷) は、今や、国家暴力団であり、私たち国民に襲い掛かる ’公設暴力団’だ。」と副島氏は言われてますが、戦後64年もの間、私たち国民は国家により管理されていたのかも知れません。日本は民主主義の国だとこれまで思ってきましたが、どうやらそれも表面上だけだったのかも知れません。

<記事転載>
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 「佐藤優氏にも 上告棄却 (敗訴)の通知が来た。」

投稿者:副島隆彦投稿日:2009/07/01(Wed) 22:48:35

副島隆彦です。 以下に集めた 新聞記事のとおり、佐藤優氏にも、
最高裁から、上告棄却の通知が来た。
たった、紙切れ一枚を、郵送(ただし公示送達という特別便)で送ってくるだけだ。最高裁では、たったの一回の裁判(公判)も開かない。 ペラリとした書面を送りつけてくるだけだ。 最高裁の判事ども(そして、その家来たち)というのは、本当に、何を考えているのか。 何をこれほどに、威張り腐っているのか。

こんなものが、本当に「近代国家の司法」(ジュディシアリー)という
ものなのか。 警察、検察だけでなく、日本の裁判所(裁判官ども)も、汚染されているのだ。 ばい菌だらけの者たちなのだ。 そして、その事に気付かない。気付こうとする気もない。 威張り腐っていたいだけなのだ。

「国民に見えるところで、公正な裁判をやってください」という国民の 願いを聞くことも出来ない、愚かな者たちのお城だ。 この者たちを、政権交代によって、一掃して、徹底的に制度改革しなければならない。 腐敗した司法官僚ども(「司法の独立」も自覚せず、だらだらと、法務省と言う役所から、給料をもらっている、卑屈な者たち)を、叩きのめさなければならない。

以下の新聞記事の中の、佐藤優氏へのインタヴューでの発言の中の、

・・・鈴木宗男衆院議員に電話し、上告から2年半かかったと伝えたところ、鈴木議員は「それだけ辛抱して紙一枚か」と話した。・・・

が印象的である。 それでも佐藤優氏は、512日もの長い間、未決勾留(みけつこうりゅう)で拘置所(こうちしょ)に、入れられていたので、執行猶予4年となっている。  「我々、権力の言うことを効かないヤツは、徹底的に痛めつけてやる。 こいつは、十分に牢屋で、痛めつけておいたので、これぐらいにしておいてやる」という感じだ。

 それに対して、植草一秀氏の場合は、実刑判決であり、迷惑防止条例なる、憲法違反の疑いのある、おかしな法規(ほうき、国会を通った法律ではない) で、それで、4ヶ月の懲役刑である。 植草氏も、132日間も未決勾留されている。罪刑法定主義(ざいけいほうていしゅぎ)に違反する、勝手で恣意(しい)的な裁判官どもの判断だ。「刑の執行 以前の刑の執行」だ。 

 権力者による、痛めつけ(リンチ、私刑)である。 日本の、検察、裁判所(どちらも、法務省という役所の 家来、奴隷) は、今や、国家暴力団であり、私たち国民に襲い掛かる ’公設暴力団’だ。

 この者たちは、私たちの代表(国会議員、立法者たち)を選ぶ、私たちの力を使って、私たちの代表を、立派な人間たちに取り替えて、それで、この 汚染官僚 どもを、徹底的に、成敗しなければいけない。

 この秋までには、我らが民主党小沢一郎に是非、法務大臣になってもらって、この腐敗した司法官僚どもを、適切に、厳格に、処分しなければならない。それが、現下の厳粛なる 国民の意思である。 

副島隆彦拝

(転載貼り付け始め)

(1) 「佐藤優元分析官の有罪確定へ=猶予付き懲役2年6月-外務省背任事件・最高裁 」

2009年7月1日 17時9分  時事通信

 国際会議への派遣費用を外務省の関連機関に不正支出させたなどとして、背任と偽計業務妨害の罪に問われた同省元主任分析官佐藤優被告(49)=休職中=について、最高裁第3小法廷(那須弘平、なすこうへい 裁判長)は6月30日付で、被告側上告を棄却する決定をした。懲役2年6月、執行猶予4年とした一、二審判決が確定する。

 佐藤被告は衆院議員鈴木宗男被告(61)=一、二審実刑、上告=のかつての側近とされ、一貫して無罪を主張していた。鈴木被告をめぐる一連の事件では、起訴された12人のうち、同被告を除く11人の有罪が確定することになる。

 佐藤被告に対し、一審東京地裁は2005年2月、「鈴木議員の影響力に配慮する外務省の傾向に乗じた、計画的犯行」と不正支出を認定。入札情報の企業への漏えいも認め、「国民の信頼を害した」と批判した。

 二審東京高裁も07年1月、「不正支出には自身の利益を図る目的があった」と有罪を支持した。控訴審では鈴木被告が証人出廷し、「外務省職員をしかったことはない」などと同省への影響力を否定する証言をしたが、高裁は「信用できない」と退けた。

 一、二審判決によると、佐藤被告は00年、親交があったイスラエルにある大学の研究所所長や自身の利益を図るため、外務省の関連機関「支援委員会」から約3350万円を不正に支出した。また、国後(くなしり)島の発電施設の入札情報を三井物産に提供するなどして支援委の業務を妨害した。 

(2) 「国策捜査、政治裁判」=違法ないと強調、国民には謝罪-佐藤元分析官」

時事通信 2009年7月1日 午後8時31分

 「率直に言って、こんなものかな。国策捜査、政治裁判」。
 佐藤優外務省元主任分析官(49)は1日午後、東京都内で取材に応じ、「わたしは違法なことをした覚えはない」と力を込めて語った。有罪が確定すれば身分を失うことには「弁護士と相談して対処する」と述べた。

 佐藤元分析官によると、同日午後3時半ごろ、郵便で棄却決定が届いた。鈴木宗男衆院議員に電話し、上告から2年半かかったと伝えたところ、鈴木議員は「それだけ辛抱して紙一枚か」と話したという。

 「検察に恨みはない。彼らは正義感が強く、まじめ」。佐藤元分析官は、かつて取り調べを受けた検事や公判担当の検事を擁護したが、「わたしと鈴木議員とに犯罪があったかは別の話だ」と続けた。

 一方、古巣の外務省については「外務省も検事くらい一生懸命ならいい仕事ができる」と批判。かつての同僚らには「外交機密費で何があったのか。北方領土で何があったのか。真実を明らかにしようと呼び掛けたい」と話した。

 控訴審で弁護側証人となった元同省欧亜局長のことに触れ、「事件を通じ、鈴木議員、元局長という本当の友人を得た。自分史の中で重要」 と振り返った。国民に対しては「申し訳ない。税金で語学を学び、北方領土問題を進めたいと活動した。事件がなければ、今ごろ日本の国旗が立っていたと思う」と謝罪した。

●「外務省関連背任 佐藤優被告の有罪確定へ 最高裁上告棄却」

2009年7月1日 18時40分  毎日新聞

 外務省関連の国際機関を巡る背任罪と北方領土・国後(くなしり)島の発電施設を巡る偽計業務妨害罪に問われた外務省元国際情報局主任分析官、佐藤優(まさる)被告(49)=休職中=の上告審で、最高裁第3小法廷(那須弘平 なすこうへい 裁判長)は6月30日付で被告側の上告を棄却する決定を出した。懲役2年6月、執行猶予4年とした1、2審判決が確定する。【銭場裕司】

 佐藤被告は、衆院議員の鈴木宗男被告(61)=受託収賄など4罪で1、2審実刑、上告中= の側近とされた。一貫して無罪を主張したが、小法廷は「(憲法違反や判例違反などの)上告理由に当たらない」とだけ述べた。有罪が確定すれば、佐藤被告は失職する。

 1、2審判決によると、佐藤被告は元ロシア支援室課長補佐=有罪確定=と共謀。00年3~6月、旧ソ連の独立諸国を支援する「支援委員会」から、イスラエルで開かれた学会への代表団派遣費用などとして不正に3349万円余を支出させた。

 同年3月には支援委事務局発注の国後島の発電施設工事を巡り、三井物産に落札させて公正な入札を不可能にし、事務局の業務を妨害した。

 佐藤被告は背任罪に問われた支出について「局長や事務次官の決裁を得て適正に執行された」と主張したが、1、2審は「外務省に鈴木議員の予算や人事への影響力に配慮する傾向があったことに乗じて支出させた」と認定した。

 鈴木議員を巡る一連の事件では12人が起訴され、鈴木議員と佐藤被告以外は有罪が確定している。

 外務省報道課は1日、「本件について重く受け止めており、引き続き綱紀粛正に努めてまいりたい」とのコメントを発表した。

 ◇「国策捜査」認められず

 決定を受け、佐藤被告は「国策捜査の現実は、小説よりもずっと劇的だ」とコメントした。鈴木宗男衆院議員の「懐刀」として外務省で「ラスプーチン」の異名を取り、起訴・保釈後は著述活動に励み著書はベストセラーになった。自身の事件を「国策捜査」と定義付けたが、司法に主張は認められなかった。

 佐藤被告は1日、出版社主催の講演会に出席。取材に対し「違法なことはしていないので残念。ただ、検察に恨みはない。彼らの正義感の強さは理解できる」と淡々と語った。その上で「北方領土交渉や外交機密費について、当時の関係者が真実を明らかにしようじゃないかと言いたい」と古巣を批判した。

 鈴木議員に決定を報告したといい、最高裁の審理期間が2年半だったと伝えると、「それが紙1枚(の決定)か」と答えたという。

 85年、ノンキャリアの専門職員として入省。ロシア情報収集のエキスパートとなり、ロシア帝国時代の怪僧の名になぞらえられた。逮捕・起訴され、東京拘置所での拘置は512日間。保釈後、取り調べや拘置所生活を詳細に記した「国家の罠(わな)」が毎日出版文化賞特別賞を受賞。経験を生かした外交分析も評価を受けた。

 07年に鈴木議員と共著した「反省」では、「外務官僚は『自己保身』だけを求めている」「(国策捜査は)役者は初めから決まっていて、後からシナリオを書いていく。巻き込まれたら地獄以外は選べない」と指摘した。

 佐藤被告の有罪が確定することについて、鈴木議員は「うそをついた外務省職員の犠牲になった。佐藤さんが私の外務省に対する影響力に乗じ不正な支出をさせたと指摘されたが、全くの事実無根。佐藤さんは今まで以上に真実を国民に述べ、外務省の実態を明らかにしていただきたい」とのコメントを出した。

 ジャーナリストの大谷昭宏(おおたにあきひろ)氏は「外交が機能せず、彼の識見が評価される中で『国策捜査』の主張が浸透した。稀有(けう)な官僚で、裁判には負けたが外務官僚や検察に一太刀を浴びせた」と分析した。【銭場裕司、安高晋】


(3)「外務省の佐藤優・元主任分析官、上告棄却…最高裁」

2009年7月1日 17時26分    読売新聞

 国際学会への派遣費用などを外務省関連団体「支援委員会」(廃止)に不正支出させた背任と、北方領土・国後島の発電施設工事の入札を巡る偽計業務妨害の罪に問われた同省元主任分析官・佐藤優被告(49)の上告審で、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は、被告の上告を棄却する決定をした。

 決定は30日付。懲役2年6月、執行猶予4年とした1、2審判決が確定する。1、2審判決によると、佐藤被告はロシア専門家であるイスラエルの大学教授と信頼関係を作るため、2000年、この教授がイスラエルで開いた学会に代表団を派遣するなどして、支援委に計約3350万円の損害を与えた。また、同年3月に支援委が発注した国後島発電施設工事の入札で、積算価格を三井物産に漏らして落札させ、入札を妨害した。

 佐藤被告は、背任事件について、〈1〉ロシアの情報を集めるために行った〈2〉局長ら複数の幹部が決裁している--と主張し、両事件の無罪を主張した。しかし、05年2月の東京地裁判決は、「被告には、支援委の財産を目的外の用途に流出させる認識があった」などとして背任罪の成立を認めた。

 控訴審では、担当局長として支出を決裁した東郷和彦・元外務省欧亜局長(64)が出廷し、「支出は、外務省が組織として実行しており、違法性はない」と証言したが、東京高裁は07年1月、「外務省幹部らは、同省に影響力を持っていた鈴木宗男衆院議員の不興を買うのを危惧(きぐ)し、支出を認めた」などと指摘して、佐藤被告の控訴を棄却した。

 佐藤被告は、鈴木議員(61)(新党大地代表)を巡る捜査の過程で逮捕された。あっせん収賄などの罪に問われた鈴木被告は1、2審で懲役2年の実刑判決を受け、上告中。

 佐藤被告は読売新聞の取材に、「外務省幹部の決裁を受けて、ロシアの情報を取るために派遣したのに、それが有罪になるなら外交などできない」 と反発する一方、「国策捜査とはこのようなものだから、その通りに受け止めるしかない」とも述べた。現在、休職中だが、有罪が確定すると失職する。

(4)「 佐藤被告の有罪確定へ 外務省背任事件、最高裁が上告棄却 」

2009年7月1日 17:34  日本経済新聞

 衆院議員、鈴木宗男被告(61)=あっせん収賄罪などで一、二審実刑、上告中=をめぐる一連の事件で、背任と偽計業務妨害の罪に問われた外務省元主任分析官、佐藤優被告(49)=起訴休職中=の上告審で、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は1日までに、上告を棄却する決定をした。佐藤被告を懲役2年6月、執行猶予4年とした一、二審判決が確定する。

 一、二審判決によると、佐藤被告は外務省元課長補佐と共謀。2000年にイスラエルの学者を日本に招くなどして、外務省関連の国際機関「支援委員会」の目的に反して、約3300万円を支出させ、損害を与えた。

 さらに、同年には支援委発注の北方領土・国後島ディーゼル発電施設工事の入札で、予定価格に関する情報を漏らさせ、三井物産に受注させて支援委の発注業務を妨害した。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。以上が、佐藤優氏への有罪判決の記事である。
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