日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

船井幸雄氏著 「2009年 資本主義 大崩壊!」を読みました

2009-01-10 17:00:21 | 日月神示の実践
 1月6日に船井幸雄氏の「2009年 資本主義 大崩壊!」を買って読みました。資本主義はエゴ中心の社会を作ってしまうので、いずれは自己矛盾陥り、崩壊するという船井氏の予測は正しいと思いました。
 もともとは、共産主義こそ悪平等で、共産党の一部が支配する官僚社会であり、亡びるべき社会体制だと考えていました。それに比べて、資本主義・自由主義は共産主義よりは余程マシだと思ってましたが、日月神示を知り、船井幸雄氏の著書などを読むうちに、資本主義もその中心思想はエゴであるということが分かりました。この「2009年 資本主義 大崩壊!」を読み、更にその想いが強くなりました。
 ただ、下記船井幸雄.comを読みますと、この著書に対する苦情があったそうです。「読めば読むだけ不安になる」「ポスト資本主義について、ほとんど書かれていない」「具体的な今後の対応策がない」などが、苦情の主なものとのことですが、副島隆彦氏の「恐慌前夜」を読んでいる者にとっては、まだまだソフトな表現だと感じました。
 「ザ・フナイ」の1月号には、具体的な今後の対応策が書かれていますので、後ほどご紹介します。

<記事転載>
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『2009年 資本主義大崩壊!』への読者の感想

  著書『未来へのヒント』より(一部修正)
 去年12月27日~今年1月4までは、久しぶりにのんびりしました。
 ちょうだいした多くの賀状を読んだり、読みたい本を読んだりは例年どおりの休みだったのですが、回復したといっていい体調を、より完全にしようと、ほとんどを自宅で過ごしました。
 いつも見ないメールを読んだりとか、ほとんど秘書まかせの多くのお手紙に直接目を通したりもしました。それでびっくりしたのが、『2009年 資本主義大崩壊!』という去年12月にダイヤモンド社から出した拙著への多くの読者の方からの苦情を知ったことです。
 よく売れているようです。初版は25,000部でしたが、昨年中に2刷の5000部と3刷の5000部が出たようなので、この種の経済書としては、珍しくすでに35,000部も出回ったことになります。
 Amazonの本のランキング表を見ても、常に上位にランキングされています。しかし、ここでもお奨め度(これは読者の声で決まるもののようです)はそんなによくないのです。
 私のところへ来ています苦情とAmazonに掲載されている苦情は、いずれも同じ内容がほとんどで、「なるほど」と著者としては反省しています。
 「読めば読むだけ不安になる」「ポスト資本主義について、ほとんど書かれていない」「具体的な今後の対応策がない」などが、苦情の主なものです。
 もちろん、苦情の何十倍もの「現在の資本主義経済や経済恐慌の実態が分りました。ありがとう」というお礼のメールや手紙がありますから、著者としては苦情には反省はしていますが、同書にかなりストレートに本当のことを書いたことに満足しています。
 私が「資本主義」というよりは『近代』というエゴ中心の社会システムは、永続せず、2020年ころまでに崩壊するだろう…と予測したのは1985年ころのことです。
 多分、私と特に親しかった当時、早大教授だった故・難波田春夫先生のお考えの影響もあったと思います。当時から書きはじめ、話しはじめました。
 当時からの拙著は2百数十冊はあると思いますし、その著書の中には、ほとんどの本にそれらしいことは書いてきました。
 もちろん「近代後」とか「ポスト資本主義」についても多くの著書で私見と言いながら触れてきました。はっきり確信を持った’94年からは『フナイ オープンワールド』や『船井幸雄オープンワールド』を十数回も行ない、大々的に真実を話し、今後の生き方についてもPRをして来ました。
 それだけに『2009年 資本主義大崩壊!』を、さっと読んだだけで苦情を言ってこられる人には、「ここ20年ほどの拙著を10冊くらい読むか」、簡単にすませるのなら、2008年10月12日の『船井幸雄オープンワールド2008』の「まとめ」と言ってよい「これからの“にんげん”のあり方」をDVDででも、ぜひご覧ください…と、お願いしたいのです。
 もっと手っとり早く私の意向を知るための方法は『ザ・フナイ』(船井メディア刊)の2009年新年号の私の特別寄稿文「2009年は資本主義大崩壊の分る年、対処法はこれだ! ただし今年の日本は以下のようになるだろう」だけでも、ぜひお読みください。同書6~29ページにポイントだけは、すべて掲載していますので、30分間もあればお読みいただけます。
 なお資本主義が、必ず崩壊すると私が確信を持つのは拙著の『2009年 資本主義大崩壊!』と併せて副島隆彦著『恐慌前夜』(’08年9月、詳伝社刊)、藤原直哉著『アメリカ発 2009年世界大恐慌』(’08年10月、あ・うん刊)、朝倉慶著『大恐慌入門』(’08年12月、徳間書店刊)などを、お読みいただければ分ると思います。
 ポスト資本主義というか、その後どのような世の中になるかは、拙著では『船井幸雄の人間の研究〈完結編〉』(’92年 PHP研究所刊)や『未来へのヒント』(’94年 サンマーク出版刊)、『断末魔の資本主義』(2002年 徳間書店刊)、『180度の大激変!』(2008年 徳間書店刊)などを、お読みいただくとお分りいただけますし、多分希望を持ってもらえると思います。
 ともかく、よい未来のために「資本主義」や「近代」は、崩壊せざるを得ないのであり、それを悲しんだり、引き伸ばそうとしたり、復活させようとする必要はないし、またどうがんばっても、それらはできないだろうというのが、私の意見なのです。
 それは、「近代」というエゴ中心時代から「ポスト近代」に移り変ることで、「地の理中心の時代」から「天の理中心の時代」に変ることです。一覧表(右上)にしますので、御一読ください(表:『未来へのヒント』(サンマーク出版刊)より(一部加筆修正))。
 この辺のことを『ザ・フナイ』の今年新年号の私の特別寄稿文を読み、理解し、そして、その上でもう一度『2009年 資本主義大崩壊!』をお読みいただきたいのです。
 よろしく御理解のほどを期待しています。
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 ●船井幸雄.com
  http://www.funaiyukio.com/funa_ima/
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