日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「スペイン、イタリア調査ののち、次の 金融セミナーを開きます。」副島隆彦氏

2012-06-07 05:32:25 | 政治・社会

<学問道場より転載>

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スペイン、イタリア調査ののち、次の 金融セミナーを開きます。
 
 

副島隆彦です。今日は、2012年6月5日です。

6月2日に、私たち学問道場の定例会が無事に終わりました。
私は、金融・経済のこと以外で 私が一番気になっていた、政治思想、宗教の話などを4時間、思い切り話しました。

 前半は、橋下徹(はしもととおる)の登場、出現問題をアルル君が詳しく話して、そのあと、よしなお君が、イタリアを率いた、独裁者ムッソリーニの記録映像を お見せしました。 ヒトラーとちがって、ムソリーニは、自力で這い上がって、そして 第二次大戦の地獄の時代を、ファシストとして、多くのイタリア人を、戦禍の中に放り込み、かつ、熱狂の歓呼の中で、その原因を作ってゆきました。 

 今の元気のない 日本人のすべてに元気を出す、道を、私も考えなければと、すこしだけ、ムッソリーニが乗り移ったようにして、激烈な扇動演説風に話しました。

 さて、私は、自分のイタリア、ヨーロッパ調査旅行から戻りましたら、7月1日には、金融講演会(セミナー)を開きます。以下の要領です。 自分の資産の保全、防衛のことがきになる人は、この金融セミナーに参加してください。私が、力いっぱい話します。
 
 6月4日の 日経平均 の終値は、さらに下落が続いて、8,295円でした、ドル・円は、78円前半です。NY金(きん)の1トロイオンスの値段は、1600ドル台を回復しました。さぁ、これから、どうなるか、です。

私の金融予測・予言は、7月1日に東商ホールで開催する、
「副島隆彦の“予言者”金融セミナー 第4回」で、たっぷりお話します。
質問にも、可能な限り全部に答えます。この金融講演会では、ギリシャ、トルコ、イタリアの現状も報告します。

“予言者”金融セミナーへ、電話かメールか、FAXで申し込んでください。
問い合わせ:ブレイントラスト企画(成甲書房内)
電話:03-3292-8401(平日:午前10時から午後6時まで)
FAX:050-3156-3040
email: seminar@seikoshobo.co.jp

開催日:2012年7月1日(日)
開演:午前11時(開場・受付:午前10時)

終了:午後5時30分(予定)
受講料:15,000円(税込)/全自由席

会場:東商ホール(東京商工会議所ビル4階)
アクセス:JR有楽町駅・・・5分、地下鉄千代田線二重橋駅前・・・2分、都営三田線日比谷駅・・・2分

 副島隆彦です。以下の記事が重要だと、私は、考えます。 私の新刊本『欧米日 やらせの景気回復』(徳間書店、2012年4月末発売)で書いたとおり、5月、6月には、金融市場は、いったん、下落させられる。 そのあと、再び、ゴールドマンサックスが筆頭になって、アメリカのヘッジファンドどもが、金融市場をあやつって、上昇させるでしょう。

そして、それが、アメリカの最後のあがきとなるでしょう。 以下の、日本のゴールドマンサックスの スポークスマンの 松井という男の 表明をじっくりと、よく読んでください。ここに大きな仕掛けがあります。 

 副島隆彦拝


(転載貼り付け始め)

●「ゴールドマン松井氏:日本株は夏に上昇転換、米経済加速や業績堅調」
2012年5月31日 ブルームバーグ
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4PY0K1A1I4H01.html

ゴールドマン・サックス証券のチーフストラテジスト、キャシー・松井氏は日本
株について、早ければ夏ごろにも上昇基調に転換し、TOPIXがこと し終盤
に900ポイントを回復するとみている。米国経済の再加速や、国内企業業績の堅
調な伸びを見込んでいることが主な理由だ。

松井氏がこのほど、ブルームバーグとのインタビューでこうした見解を示した。
欧州情勢の混迷や中国の成長鈍化などを背景に、短期的には日本株に対 し慎重
な見方を示すものの、中期的な強気見通しは変わらないと強調。6カ月先の
TOPIX目標水準を900、12カ月先は970と予想している。 TOPIXの30日
終値は723.62。

日本株市場を20年以上調査してきた松井氏は、「最終的に日本株市場を左右する
のは米国経済だ。日本国内の状況がどうあれ、米国経済が堅調なら日 本株は上
昇する」と指摘。家計のバランスシートの悪化など、米国が抱える多くの構造的
な問題は解決し始めており、「経済指標の改善でマーケットの 霧が晴れ、市場
も上昇に転じる」と読む。

欧州情勢の落ち着きや米経済の回復、2月中旬の日本銀行の追加金融緩和などを
材料に、TOPIXはことし1-3月期に17%上昇し、2009年 4-6月期以来
の高い上昇率を記録した。しかしその後、中国の成長率鈍化やギリシャのユーロ
離脱懸念などから下落基調に転じ、第1四半期の上昇分 をほぼ相殺した。

◆米住宅はゆっくり確実に改善

米経済指標は雇用関連を中心に足元で改善ペースが鈍り、4月以降の株価急落の
一因となっている。非農業部門雇用者数の伸びは1月に27万5000 人増まで拡大
したが、4月は11万5000人増まで鈍化。米統計の実際の数値とエコノミスト予想
との差異を示すシティグループ経済サプライズ指数 は、5月に入りマイナスに
転じ、統計内容が市場の想定ラインを下回ってきている。

ただ松井氏は、米経済が夏ごろにも再加速すると予想。特に住宅市場に関しては
「底打ちした。ゆっくりだが、確実に改善している」と分析した。米中 古住宅
販売数が10年7月の339万件を底に、ことし4月には462万件まで回復してきてい
る。

いったん日本株が上昇に転じれば、国内企業の堅調な収益や株価の割安感などが
正当に評価され始めると松井氏。ゴールドマン証では、東証1部企業の 連結純
利益は13年3月期で前期比49%増、14年3月期で同15%増を想定。主要なアジア
新興国を含め、カバーする市場の中で日本は最も増益率 が大きいという。会社
側の今期計画は保守的で、世界経済の見通し改善や円安進行の可能性から上振れ
る可能性は高く、「7月から8月に発表される第 1四半期決算の内容を見て、
投資家は企業業績について確信を強めるだろう」と、同氏は話す。

中期注目は自動車や銀行、短期は収益とBS重視

一方、ブルームバーグ・データによると、30日時点の東証1部の株価純資産倍率
(PBR)は実績ベースで0.84倍、今期の予想株価収益率 (PER)は12倍で
「08年も割安だったが、また割安感が強まっている」と松井氏は指摘。ただ、か
つて世界をリードした電機セクターの競争力低 下も低バリュエーションの一因
で、今後バリュエーションが割高に振れる可能性は縮小しているとも見る。

同証では、中期的には自動車や銀行、運輸、メディア、食品セクターを「オーバーウエート」判断とし、自動車に関しては昨年の東日本大震災やタイ洪 水などから復活し、コスト削減やアジアでの販売成長などから、大手8社の今期営業利益が前期比2倍以上になると予想。銀行については、アジアの ローン市場の拡大などを背景とした海外向け貸し出しの増加を受け、収益性の改善を見込む。

短期的には「シクリカル、ディフェンシブ一辺倒ではない」戦略が望ましいとする松井氏は、収益見通しが良く、バランスシートが健全な銘柄がアウト パフォームすると予想。前期収益や今期計画が市場予想を上回り、負債株主資本率が100%未満などを条件に選別した結果、JTや京セラ、ダイキン 工業、リコーなどに注目するとした。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝
 
<転載終わり>
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  副島さんは5月、6月は金融市場は下落させられると言われています。今週に入り、正にその通りの動きになってきています。6月4日は日経のTOPIXがリーマンショックの時の最安値よりも下げていました。リーマン後の最安値が698ポイントでしたが、6月4日には692ポイントまで下げています。つまりリーマンショックの時よりも株価が下落してきていると言えます。これは歴史的なことです。
 
 6月4日のTOPIX最安値と、最近の原油などの国際商品の安値から、いよいよ第2リーマンショックが近づいていると思いました。この4年間の副島隆彦さん、朝倉慶さん、塚澤健二さんの分析を総合的に判断すると、今回は、リーマンショックを超える大不況になると思います。そして大変動の時期のスタートは年末くらいのように思います。リーマンショックを見事予測されたのは副島さんでしたが、その後はやや時期が遅れていました。しかしながら、今回はいよいよとなったように思います。私は年内はわりと平和だと予測していましたが、どうも年末には動きがあるように思います。6月4日がそれを象徴する日となりました。
 
 今年は辰の年ですし、大本開教120周年の年でもあります。歴史の大きな節目の年になるように感じます。リーマンを超える不況を望む人は誰もいませんが、みんなが仲良く暮らしていける嬉し嬉しの世の中を作るには、一時的な苦労は致し方ないです(1年か3年か解りませんが)。そしてなるべく小難になるよう各自が身魂を磨くしかありません。
 
 今ではリーマンショックの苦労の記憶が薄れてきている人も多いと思います。ウチの会社は1年くらい売上があまり上がらず大変でした。コンピュータソフトウェアなどは、今使っているシステムで我慢すれば、別に使えないこともありませんので、新たに開発する企業もあまりないものです。いざとなったらコンピュータ関係は後回しになるということが、その時良く理解できました。だったら必ず買うものは何かと考えれば、「食べるもの」です。その後、地球(テラ)サイエンスとひふみ祝詞に出会い、農業の道にも進出することになったわけです。ひふみ農園があるのも、リーマンショックのお陰という側面もあると思います。2004年当時にリッチクライアントシステムをクラウドで提供している会社はどこにもありませんでしたので、そういう意味では日本初の技術を実際に提供したのですが、そこそこしかヒットしませんでした。その後2007年にはスマートフォン(当時はWindows Mobileでしたが)システムもリリースしました。どんなに技術的に優れていても、小さい会社が単独で勝負するには厳しいのです。ただ、今があるのも、当時一生懸命にやったからだと、社員と笑いながら話しています(笑)。結果オーライでした。
 
 
  
 
 
 
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