ひとみの目!

元神戸市会議員・社会保険労務士・行政書士
人見誠のブログです。

フランス視察~兵庫県パリ事務所~

2015-11-08 23:04:45 | 日記
11月1日から8日まで会派でフランス視察でした。

11月1日はフランス・パリへ移動。

翌11月2日はまず「兵庫県パリ事務所」でお話をお伺いしました。

「兵庫県パリ事務所」は文字通り兵庫県庁のパリ事務所で、兵庫県と友好県になっている独仏5つの県を中心に、欧州自治体とのさまざまな分野での交流の促進のほか、欧州諸国との観光・経済交流の推進に向けた活動を展開していくためヨーロッパの拠点として様々な交流事業などを行っている。

*兵庫県と友好県になっている独仏5つの県…フランスのセーヌ・エ・マルヌ県、アンドル・エ・ロワール県、アヴェロン県、ノール県、ドイツのシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州

例えば、セーヌ・エ・マルヌ県とは、兵庫県の大学生がセーヌ・エ・マルヌ県の企業やビジネスセンターで研修を受けたり、セーヌ・エ・マルヌ県の専門学校生が兵庫県でコンピューターやエンジニアリングの分野で研修を受けたりしている。

研修を受けた専門学校生は、外国で研修を受けたことで就職が有利になる。

「兵庫」と言ってもフランスの人は知らないので、交流して少しずつ知ってもらう努力をしている。

兵庫県パリ事務所では、これまで兵庫県ゆかりの作家等による展示会等を「サロン・ド・ひょうご」事業として事務所内やパリ市内会場で開催してきた。

2014年に事務所のオープンスペースをリニューアルし、「ひょうご交流センター」として従来の芸術分野の展示会支援に加えて経済・観光分野等を含めた幅広い交流と情報発信の場に積極的に活用している、

といったお話でした。

「兵庫県パリ事務所」が兵庫県のヨーロッパ全体の活動拠点となっていることなど機能や役割について、よく知ることができました。

兵庫県も経済・観光分野等の交流に力を入れてきていることから、神戸ビーフや日本酒など神戸の特産品の販売促進やフランスへの企業の進出支援、フランスの医療産業関連企業などとの連携等に神戸市も県パリ事務所をもっと活用し、協力して行ってはどうかと感じました。

*参考:兵庫県パリ事務所 ホームページ (フランス語) http://hyogo.assoc.pagespro-orange.fr/

兵庫県国際交流協会 ホームページより http://www.hyogo-ip.or.jp/Overseas_Offices/