5日は、食品と栄養物研究の拠点「フードバレー」の中心、ワーゲニンゲン大学を視察し、「未来レストラン」という食堂で昼食もいただきました。
「未来のレストラン」はセルフサービス形式の食堂で、誰が何を食べたか、摂取カロリーはいくらか、といったことがすべてデータ化される。
また、食堂内にはビデオカメラが設置され、トレイにはセンサーが付いており、誰がどんなルートでどれくらいの時間をかけて食べ物を選んだか、といったこともデータ化される。
それらによって、例えば、
塩分の少なめの食品だと食べる人が少なくなるか、
塩分控えめのパンを出すと塩分の多いハムなどを食べる人が多くなるか、
料理の説明書きがあると食べる人が多くなるか、
といったことが調査される。
この食堂はいわば「実験場」でもある。
他にも食品のテイスティング調査をするラボがあり、そこでは味・におい・見た目と実際の味の違いなどをテストする。
例えば55歳以上の方にテストをしてもらい、年齢により味覚が衰えてもどのようなものがおいしく感じるか、といったことが調査される。
これらは、企業の新製品開発や大学での「どういうプロセスで正確な結果が出せるか」等の研究調査に活かされる、
といったお話でした。
本当は「フードバレー」の概要などについてお聞きしたかったのですが、説明ができる方とアポが取れず研究内容中心のお話になりました。
しかし、大変興味深く聞かせていただきました。
神戸にも、スイーツなど多くの食品関連産業、北区や西区の農業、ポートアイランドの医療産業があります。
「フードバレー」を参考に、例えば「ポートアイランド」や農業振興拠点として再編される「フルーツフラワーパーク」に調査研究拠点を設けるなどし、これら食品関連産業と農業、医療産業等の連携や調査研究の促進も進めていくべきではないでしょうか。
「未来のレストラン」内の様子
「未来のレストラン」内の様子が映し出されたモニター。別室でビデオカメラでの撮影状況が確認されている。
私が選んだ昼食のメニュー
食品のテイスティング調査をするラボ
「未来のレストラン」はセルフサービス形式の食堂で、誰が何を食べたか、摂取カロリーはいくらか、といったことがすべてデータ化される。
また、食堂内にはビデオカメラが設置され、トレイにはセンサーが付いており、誰がどんなルートでどれくらいの時間をかけて食べ物を選んだか、といったこともデータ化される。
それらによって、例えば、
塩分の少なめの食品だと食べる人が少なくなるか、
塩分控えめのパンを出すと塩分の多いハムなどを食べる人が多くなるか、
料理の説明書きがあると食べる人が多くなるか、
といったことが調査される。
この食堂はいわば「実験場」でもある。
他にも食品のテイスティング調査をするラボがあり、そこでは味・におい・見た目と実際の味の違いなどをテストする。
例えば55歳以上の方にテストをしてもらい、年齢により味覚が衰えてもどのようなものがおいしく感じるか、といったことが調査される。
これらは、企業の新製品開発や大学での「どういうプロセスで正確な結果が出せるか」等の研究調査に活かされる、
といったお話でした。
本当は「フードバレー」の概要などについてお聞きしたかったのですが、説明ができる方とアポが取れず研究内容中心のお話になりました。
しかし、大変興味深く聞かせていただきました。
神戸にも、スイーツなど多くの食品関連産業、北区や西区の農業、ポートアイランドの医療産業があります。
「フードバレー」を参考に、例えば「ポートアイランド」や農業振興拠点として再編される「フルーツフラワーパーク」に調査研究拠点を設けるなどし、これら食品関連産業と農業、医療産業等の連携や調査研究の促進も進めていくべきではないでしょうか。
「未来のレストラン」内の様子
「未来のレストラン」内の様子が映し出されたモニター。別室でビデオカメラでの撮影状況が確認されている。
私が選んだ昼食のメニュー
食品のテイスティング調査をするラボ