ひとみの目!

元神戸市会議員・社会保険労務士・行政書士
人見誠のブログです。

Fujisawa SST(サスティナブル・スマートタウン)

2016-12-20 23:14:16 | 日記
12月15日は、藤沢市にある「Fujisawa SST(サスティナブル・スマートタウン)」にお伺いしました。

Fujisawa SST(サスティナブル・スマートタウン)は、Panasonicなど先進的な取り組みを進めるパートナー企業と藤沢市の官民一体の共同プロジェクトで、単に最先端のスマートタウンをつくるのではなく、1‚000世帯もの家族の営みが続くリアルなスマートタウンとして、住人ひとりひとりのくらし起点の街づくりの実現を目指すプロジェクト。

エコというだけでなく、セキュリティやモビリティ、ウェルネスなどサスティナブルな角度から住人の快適性、地域特性や未来のくらしを考え、「エコで快適」、そして「安心・安全」な生活が持続する街づくりに取り組んでいます。

神戸でもまちづくりを行なっていく際には、このような観点やそれを踏まえた企業との連携や育成・支援などが必要ではないでしょうか?

*参考:https://fujisawasst.com/JP/







電動アシストのバッテリーを充電できる充電ロッカー





機械式の駐輪場。レンタサイクルもできる。



街のサービスや情報がわかるポータルサイト



災害時は非常用トイレに

日本版DMO

2016-12-19 22:45:27 | 日記
つづいて、日本政府観光局で日本版DMOの取り組みについて、お話をお伺いしました。

*日本版DMO・・・地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人

現状では文化・農林漁業・商工業・環境・スポーツなどの地域の幅広い資源が使われておらず、関係者の巻き込みが不十分、

また、来訪者の意向や志向などのデータが十分になく、観光客に対するブランディングができていない、

これらの問題点を解決するためにDMOが必要。

観光地域づくりのため多様な関係者の合意形成の推進役として、

マーケティングのためのデータ収集や分析、

データに基づいた観光戦略の立案と実施、

具体的なプロモーション活動、

着地型旅行商品づくりやランドオペレーター業務など地域観光関係者と一体となった事業の推進

をDMOに期待する。

*ランドオペレーター・・・旅行会社の依頼を受け、旅行先のホテルやレストラン、ガイドやバス・鉄道などの手配・予約を専門に行う会社

そのためDMOは、

DMOを中心とした観光地域づくりの多様な関係者の合意形成、

各種データ等の継続的な収集・分析、データに基づく明確なコンセプトに基づいた戦略の策定、KPIの設定、PDCAサイクルの確立、

関係者が実施する観光関連事業と戦略に関する調整や仕組み作り、プロモーション

などを行なう。

神戸市には平成27年7月から8月の調査で820棟の茅葺民家が残っていることがわかっている。

茅葺民家などは日本の文化を象徴するものであり、外国人にも景観的にも、潜在・体験的にも異文化を楽しめる重要な資源となり得る。

古民家を活用した滞在型施設の活用、体験ツアーなどを取り組むにあたり、神戸市は他の観光都市や農山漁村地域に対して大変有利な地域ではないか、

といったお話でした。

神戸市もDMO設立に向けて準備を進めていますが、異人館や夜景、有馬温泉などだけでなく、日本政府観光局の方の指摘通り、神戸の食や都心に近い農村地域など、神戸の資源と関係者のアイデア等をフルに活かした観光施策が進められるようにしなければいけないと思います。

*参考:観光庁ホームページより 日本版DMO  http://www.mlit.go.jp/kankocho/page04_000053.html

株式会社エスプールプラス

2016-12-18 22:57:18 | 日記
12月14日・15日と会派の管外視察。

12月14日はまず、株式会社エスプールプラスを訪問し、お話をお伺いしました。

株式会社エスプールプラスは、貸農園を活用した障がい者の雇用支援を行なっている。
    
具体的には、障がい者を実習して、一定の農業の技術を身につけてもらい、適正も判断した上で、企業に紹介し雇用してもらう。

エスプールプラスは、その企業に農園を貸し、雇用された障がい者はその農園で働く。

そうすることで、企業は障がい者を雇用して雇用率を上げることができ、障がい者は就職して収入が増え、やりがいもできる。

現在約100社が利用し、460人以上が雇用されて、雇用定着率も95%以上になっている。

農園は東京エリアに5か所、愛知エリアに1か所あるが、エスプールプラスが安全清潔に設計し、管理棟や送迎用大型バスなどを整備した上で、企業に区画割で提供している。

農園にはシルバーの管理者も企業に雇用してもらい、企業には最低週1回は担当者が農園を訪問し、障がい者が会社への帰属意識を持てるようにしている。

エスプールプラスは、農業技術指導者や雇用継続アドバイザー、農園管理者を派遣し、運営の側面支援をしている。

できた農産物は、企業で本業に活用されたり、社外への告知に利用されたり、社内利用されたりしている。

愛知エリアの農園は、豊明市と連携して開設したものであり、市には農地を探してもらったり、作業所にお願いし働ける人を出してもらい、エスプールプラスは企業を探してくることで開設ができた。

今後も行政とも連携しながら、3年後に1,000名以上の障がい者雇用ができるよう取り組んでいきたい、

といったお話でした。

新しい発想によるビジネスモデルで障がい者就労支援を行なっており、とても興味深かったです。

直接その企業の事業所内で勤務するわけではないので、批判的な意見もあるかもしれませんが、障がい者雇用が進んでいない中で、業務や就職先の選択肢を増やす意味でも意味のある取り組みだと思います。

神戸市として直接的にこの事業を推進するのが難しいとしても、事業内容を紹介したりコーディネートすることなどで取り組みを促し、障がい者就労を促進していくことはできるのではないかと感じました。

*参考:株式会社エスプールプラス ホームページ https://plus.spool.co.jp/

市政報告会

2016-12-11 23:41:18 | 日記
今日は、市政報告会でした。

前原誠司衆議院議員の講演もあり、たくさんの方にお越しいただきました。

また、今回は手話通訳もお願いし、多くのろうあの方・手話関係の方にもお越しいただきました。

本当にありがとうございました!

少しずつ変わり始めた神戸のまちが、かつての輝きを取り戻せるよう、これからも精一杯がんばっていきます!





マルセイユ市主催の交流イベントと昼食会

2016-12-09 23:00:19 | 日記
昨日は、マルセイユ市主催の交流イベントと昼食会へ参加してきました。

今年はマルセイユとの姉妹都市提携55周年を記念し、マルセイユ市から周年行事では過去最大の20人を越える訪問団が来ています。

先日はビジネスセミナーも開かれるなど、経済・産業面での交流が拡大されつつあります。

姉妹都市提携55周年をきっかけに、神戸とマルセイユの交流がさらに深まっていけば、と思います。