ひとみの目!

元神戸市会議員・社会保険労務士・行政書士
人見誠のブログです。

本会議で久元新市長に質問!

2014-07-10 23:21:13 | 日記
12月9日、本会議で一般質問に立ちました。

今回は、11月に就任した久元新市長への初めての質問でした。

私の持ち時間は40分で、
1.福祉施策のさらなる充実について
2.IT化の推進について
3.公共交通について
4.子どもの医療費について

の4つの質問をしました。

久元新市長は就任したばかりでしたので、市長選挙中に訴えていたことなど今後の取り組み方針を中心に質問しました。

久元新市長は、矢田前市長と比べて端的で明確な答弁をされましたので、再質問も多くすることができました。

今回取り上げた課題については、これからも関心を持って取り組んでいきます!



なお、一般質問の模様は神戸市会のホームページから録画放送で見ることができます。

※神戸市会ホームページ→インターネット中継→本会議→録画中継・開催日で選ぶ→平成25年第2回定例市会→【11月議会】一般質問(12月9日)

http://www.kensakusystem.jp/kobeshikai/index.html

私の一般質問の質問と答弁の主な内容は以下の通りです。

1.福祉施策のさらなる充実について

Q:矢田前市長の福祉・医療政策のどういった点を評価・継承し、充実させていくか?

A:保育所定員の増加、乳幼児医療助成の拡充、特養や介護老人保健施設の定員の増加といった路線を継承し、各施策を充実させていく。

Q:ワンストップでの相談の受付など、子ども・障害者・高齢者等の横断的な施策の実施が必要では?

A:地域福祉ネットワーカーを早期に全区に配置し、横断的な相談に応じられるようにするなどしたい。

Q:在宅での医療・介護施策の推進にあたり、医療と介護の連携をどのように進めていくか?

A:今年度中に定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスを各区に1か所整備し、このサービスの効果的な広報を行うなどで、医療と介護の連携を進めていきたい。

2.IT化の推進について

Q:市政運営の様々な分野にITの視点を取り入れていくべきと考えるが?

A:新設したCIO補佐官の助言ももらいながら、プッシュ型サービス、オープンデータ・ビッグデータの活用等の検討も含め、IT化による市民サービスの向上、業務改善、情報公開などをさらに進めていきたい。

Q:市政運営を含めIT化を推進していくには、IT関連企業などベンチャー企業の育成・支援や誘致が必要と考えるが、どう進めていくか?

A:IT企業の多くは東京に集中しているので、医療やライフサイエンス、ファッションといった神戸の強みを売り込み、神戸に目を向けてもらうことが必要。
マッチングなどIT企業と結びつける手法を検討したい。

3.公共交通について

Q:コミュニティバスの運行支援は、新たな移動手段を必要としている地域に市が主体的に関与し導入を進めていくべきと考えるが?

A:地域交通の問題に地域の皆さんが関心をもってもらうことが重要だが、地域まかせも適当でない。
行政の役割を認識して加わり、施策の充実を図ってきたい。
その際には、路線バスやタクシーの活用などの手法も地域の実情にあわせ検討したい。

Q:高齢者対象の神戸電鉄への新たな運賃値下げのための支援策は?

A:神戸電鉄へはこれまでも支援を行ってきたが、新たな利用促進策として今後増加が予想される高齢者を対象に運賃値下げの支援策を検討したい。

4.子どもの医療費について

Q:乳幼児医療助成制度を拡充は、無料化により安易に診療を受け医療費の増大を招くといった弊害をどう抑制しながら進めていくか?

A:かかりつけ医を持つ、小児救急電話相談の利用の呼びかけ、できるだけ平日時間内での受診の呼びかけ等、適正受診についての情報発信を強化して取り組んでいきたい。