ひとみの目!

元神戸市会議員・社会保険労務士・行政書士
人見誠のブログです。

食・農分野におけるICT利活用

2015-05-19 23:01:42 | 日記
今日は、兵庫ニューメディア推進協議会の記念講演会で「食・農分野におけるICTの利活用」の講演を聴きにいきました。

ICTを活用し、大気情報や土壌情報など農場でのさまざまな環境計測を行って、栽培に化学的アプローチを加えて効率のよい生産ができないか、

例えば、いつまいたらいつ収穫できるかをデータ化しロスを減らす、

同じ品質のものを作ることができるノウハウを海外に輸出する、

食品加工業者と連携して品質と価格などを合意し、安定して加工向け生産をする、

といったことができないか、

さらには、農場にオフィスがあるような普通の労働環境がある農業にできないか、

といったお話がありました。

ICTを活用し工場のように同じ品質で安定的に生産できれば…

夢と可能性を感じる講演でした。

神戸の食・農にも活かせるテーマですね。

神戸でもフルーツフラワーパークなどでいろいろな研究が行なわれていますが、このような観点でもしっかりと取り組みが進められるようにしていくべきだと思います。





神戸まつり メーンフェスティバル

2015-05-17 23:05:54 | 日記
今日は神戸まつりのメーンフェスティバルへ行ってきました。

天気も良く104万人が集まったとのこと。

だんじりやディズニーのパレードもあり、市民のみなさんも楽しめたのではないでしょうか。

しかし、以前に議会でも問題提起しましたが、もっと神戸の魅力を発信し観光客を呼べるようなまつりになればと思います。

神戸まつりは、京都の祇園祭や大阪の天神祭のように伝統に根差した古くからの祭りとは異なり、比較的新しい市民祭りですが、新しい祭りだからこそ伝統的なものに縛られず、神戸らしい、新しい視点で魅力的なものができるのではないでしょうか。

そういう市の魅力を発信するのも祭りの役目のひとつでもあると思いますので、ひきつづき取り組んでいきたいと思います。


きたきたまつり

2015-05-16 22:46:51 | 日記
今日は「きたきたまつり」でフルーツフラワーパークへ行ってきました。

鈴蘭公園と毎年交互に行われています。

全議員参加の「餅まき」もさせていただきました。

天気がもってお祭り日和でよかったですが、人出はちょっと少ないように感じました。

北神地区での開催の仕方は、もう少し検討の余地があるかもしれませんね。


神戸まつり 港の行事

2015-05-15 23:33:42 | 日記
今日は神戸まつりの一環行事である「港の行事」、神戸港湾勤労者表彰式・みなと繁栄安全祈願祭・神戸港繁栄の鐘に参加しました。

「神戸港湾勤労者表彰式」は、神戸港において多年にわたり港湾業務に従事し、神戸港の発展に寄与した功績顕著な港湾労働者、船舶乗組員等を表彰し、その労苦をねぎらうもの、

「みなと繁栄安全祈願祭」は、神戸港の繁栄と船舶の安全航海および神戸空港の繁栄と安全な運営を祈願するとともに市民の幸福を願うもの、

「神戸港繁栄の鐘」は、神戸港の繁栄と船舶の安全航海および神戸空港の繁栄と安全な運営を祈願して「神戸港繁栄の鐘」を鳴らすものです。

神戸まつりの各区のまつりやメーンフェスティバルの前には「港の行事」が行なわれ、この行事から神戸まつりが幕開けします。

神戸まつりの原点を忘れないようにしたいですね。

ちなみに隣の女性は神戸海洋博物館マリンメイトの福井さんです。


市民報告会

2015-05-12 23:14:11 | 日記
昨日、未来都市創造に関する特別委員会の市民報告会がありました。

未来都市創造に関する特別委員会は、久元市長が三宮再開発を中心とした都市の再整備の構想を進めていくにあたり、議会としても新たな神戸のまちづくりを調査するため設置された委員会です。

私はその委員会の委員ではありませんが、委員でない議員も傍聴できるとのことでしたので、傍聴させていただきました。

報告会は2部構成で、1部では委員会活動報告として委員会としての提言の発表があったあと、各委員から意見や感想が述べられました。

2部では、委員会が参考人として意見聴取した、斎木崇人神戸芸術工科大学学長、田中まこ神戸フィルムオフィス代表らによるパネルディスカッションでした。

質疑応答では、市民の皆さんからもっと具体的に期間を示して提示してほしいといった意見が出ていました。

今回の委員会の提言は、市当局側が構想をまとめるのにあわせて、委員会としての構想やコンセプトをまとめたものだと思います。

市当局による具体的な計画の発表の場ではありませんから、その前提が食い違っていたところがあり、まず冒頭にしっかりと説明しておくべきであったように思いました。

しかし、初めての市民報告会という試みで、たくさんの市民の方にもお越しいただき良かったのではないでしょうか。

反省すべきは反省し、また議会としてこのような市民報告会ができればと思います。

参考:神戸の未来都市創造に向けた提言書  http://www.city.kobe.lg.jp/information/municipal/seisakuteiann/seisakuteigenn/img/20150324.pdf

神戸市会事務局Facebookページより https://www.facebook.com/media/set/?set=a.568885733253547.1073741906.199549670187157&type=3

関西若手議員の会の研修会 その2

2015-05-10 22:58:24 | 日記
つぎに、関西大学社会学部の草郷孝好教授から「市民主体の幸せ社会構築は可能か」というテーマでお話をお伺いしました。

日本はこれまで経済成長で、所得は着実に増加し、高等教育が身近になり、長寿国の仲間入りをしたが、生活全般への満足度は年々減少してきている。
「所得」は右肩上がりに増加する一方と「生活満足度」は右肩下がりで低下してきており、その差が拡大してきている。

最近の研究では、所得の増加に比例して幸福度が増加するとは必ずしもいえず、社会や地域との信頼関係や結びつきが強い人ほど幸福感が高い、といわれている。

健康な人ほど幸福感は高く、よい人間関係を持つ人の幸福感は高い。

より良い生活には、①経済基盤、②健康、③家族関係、の3つがカギ。

これからは社会発展の質を重視する時代で、経済だけでなく多面的な要素で社会づくりを行うべき。

そのためには、国際レベルや国レベルだけでは難しく、市民の創意工夫により地域社会の発展を目指していくことが重要。

ブータンの国民総幸福(GNH)の取り組みが参考になる。

GNHは、公正な社会経済発展、環境の保全、文化の保存、よい政治の4本柱になっており、GNHを基軸にした政策形成、選択、実施、評価を行うシステムを構築している。

例えば、GNH指標を開発し、政策選択や政策効果の評価に活かしている。

GNH指標は、暮らし向き、健康、教育、コミュニティの活力、よい政治、時間の使い方、文化、生態系、心の健康の9領域で構成され、それぞれのデータをもとに生活、経済、教育、環境といった分野の政策が作られている。

日本においても、幸福を左右する多次元の要素を考慮しながら、行政と市民が協働で創造し、活用していくことが重要ではないか。

そのためには、市民のために仕事をしてあげるというような行政文化の変革と、市民の主体的な行政参加が必要、

といったお話でした。

私の問題意識と同じところが多く、興味深いお話でした。

少子超高齢化社会を迎え、これまでの価値観を変えないといけない時代にきていると思います。
経済だけでない多面的な社会づくりは簡単ではありませんが、人口増加を想定しインフラなどを積極的に整備していくまちづくりから、ブランドの再構築・ソフトウェア重視といったまちづくりに変えていくなどしながら実現していくことができるのではないでしょうか。
神戸市においても、例えばいま三宮を中心に再整備の構想がありますが、少しでも多面的な要素からの再整備になるように進めていくといったことから始めていくべきだと思います。



関西若手議員の会の研修会 その1

2015-05-08 23:03:19 | 日記
今日は、関西若手議員の会の研修会で尼崎市へ。

まず「尼崎版ヘルスアップ戦略事業について」お伺いしました。

社会保障給付費のうち、年金と福祉の給付費は減らせないが、医療費は予防ができれば減らすことができる。
例えば、心筋梗塞は1回1人300〜350万円、脳卒中は1人1ヶ月約350万円の医療費がかかっており、これらを予防することができないか。

健康寿命を延ばすことが大事だが、これまでのやり方で本当に成果が出ているか?
実態はどうか、どう解決すればよいか、そのためにどのような施策が必要か、どのような体制が必要かを検討する必要がある。

実態を調べてみると、脳梗塞や心筋梗塞など血管障害を起こしている人のほとんどが、まず肥満になり、その後高中性脂肪・高血圧・高血糖になるといった経過をたどっていた。
そこで、「対処」から「予防」する対策を重視して取り組む。

具体的には、保健指導で早めに気づいて生活習慣の改善ができるよう支援する。
例えば、血管変化の進展を表すチャートを作り、症状が進行すればだんだんと色がついていくようにしている。
また、「アルコールを控えて」ではなく「ビールジョッキ1杯にはスティック5本分の砂糖と同じ糖分」といった表現にするなどして、気づきを促している。

そのような取り組みで、医療費総額・一人当たり医療費の伸びは、県・国・阪神7市・類似7市と比較して概ね下回る結果に。

残された課題の一つが、認知症。
今では予防や進行を防ぐことができるので、情報提供したり学習機会を作ったりしていきたい。

それに、子どもの生活習慣病予防対策がある。
健康診断の結果から、10代後半ですでに高血圧やコレステロールの数値が高いなど、将来の生活習慣病予備軍が出現していることがわかった。

そこで、11歳・14歳対象の健康診断をスタートさせ、また子どもの頃からの生活習慣づくりを行なうため保育や学校現場でも取り組みを行っている。

また、初めて健康診断を受診した方に重症者が多いことから、健康診断に来てもらいやすくするため、ローソンと提携し、コンビニで出前健診を行うなどしている。

さらには、「脱メタボ」に向けた生活習慣の改善を応援してくれるサポーター企業を募集し、商品やサービスの提供を行ってもらうといった取り組みも行っている、

といったお話でした。

目的や原因・手法をしっかり検討されており、すごいと思いました。

神戸市も健康寿命をあと2年伸ばしたいとしていますが、具体的にどのようにして達成していくのか道筋が見えていないように感じます。

尼崎市の取組みはとても参考になるのではないでしょうか。



ネパール大震災

2015-05-07 23:28:06 | 日記
今日、ネパールの方からネパール大震災の現状についてお話を聞く機会がありました。

災害に乗じ、隣接する大国インドと中国に取り込まれそうになっている。

ネパール政府にインドは「中国に何もさせるな!」中国は「インドに何もさせるな!」と要求したり、国家機密を盗み出そうとしたりする傾向がある。

この2国がネパールの真の復興を望んでいるとは思えず、震災の悲劇が更なる悲劇の序章になりそうで不安でたまらない。

また、各国から届いた支援金・支援物資は、必要な人・場所に届いていない。

それはネパールは多くの政党による連立政権のようになっており、政府関係者の内部の権力争いで意思決定ができず、また国会議員は他にビジネスをしている人が多いことから、自分の利益確保に明け暮れているから。

今の政府の力だけでは被災の対応、国民の救出・救援に期待できず、復興を成し遂げることができるとは思えない。

救援物資の必要な人・場所に直接届けることが必要。

特にこれから6月になると雨季になるので、テントでは不十分で早急な仮設住宅の建設と供給が必要、

といったお話でした。

この方のお話がどこまで本当かわからない部分もありますが、政府関係で勤務したこともあるそうで、内容や話しぶりからあながちウソではないと思います。

お話をお聴きして、国際的な支援の難しさを感じました。

これ以上人命が失われないことと、一日も早い復興をお祈り致します。


家族で食事会

2015-05-03 23:32:32 | 日記
昨日は妻と母、妻の両親で食事へ行きました!

実は、亡き父と妻の父は誕生日が同じ4月2日なんです。

W父親の1ヶ月遅れの誕生日祝いをさせていただきました!

久しぶりにゆっくりと楽しい時間を過ごせました。

多くの方々に支えてられてこの仕事をさせていただいていますが、中でもこの家族みんなに支えられていることに改めて感謝の気持ちでいっぱいです!

ありがとう、そしておめでとう!!