12月21日はベトナムへ移動。
まず、ジェトロ・ホーチミン事務所の方にお話をお伺いしました。
ベトナムでは2007年から2008年ころまで約20%の急激なインフレになり、為替も急激に下がった。
当時は、製造業などでストライキが頻繁に起こって、大変だった。
その後、リーマンショックでインフレが収まったが、2011年から再燃。
政府はインフレ対策として金利を20%近く上げて銀行の貸し出し抑制といった緊縮財政策を行い、市場にお金がなかなか回らない状況になった。
2012年に入ってインフレは少し落ち着いて約7%程度になり、貿易も順調になってきた。
しかし、国内は激しい政策のやりすぎで反動があり、景気は悪い。
銀行の不良債権が貸出総額の約10%になったり、自動車の国内販売台数が2011年は約138,000台が2012年は10万台を切る状況になったりしている。
そういった中で、政府は政策を切り替えて内需を盛り返そうとしている。
金利を大幅に下げたり、労働集約型や中小企業の法人税を3割カットしたりするなど。
しかし、縫製品や洋服など輸出加工産業、水産品、工業品は非常に好調。
サムスンのスマートフォン工場やアップルのiphoneのイヤホン工場などがあり、世界中に輸出している、
といったお話でした。
ベトナムは人口が約8600万人で、所得も上がってきていることから、基本的には国内需要も期待して進出ができる国だと思います。
若者が多く、大量のバイクが走っているのを見るとパワーを感じました。
しかし、最近の国内の経済状況から、短期的には製造業以外は厳しい状況が予想されるので、中長期的な視点で検討する必要があるかもしれません。
また、ベトナムは社会主義の国なので、急に政策が変わることもありうることも認識しておく必要があると思います。
ホーチミン市内の様子
まず、ジェトロ・ホーチミン事務所の方にお話をお伺いしました。
ベトナムでは2007年から2008年ころまで約20%の急激なインフレになり、為替も急激に下がった。
当時は、製造業などでストライキが頻繁に起こって、大変だった。
その後、リーマンショックでインフレが収まったが、2011年から再燃。
政府はインフレ対策として金利を20%近く上げて銀行の貸し出し抑制といった緊縮財政策を行い、市場にお金がなかなか回らない状況になった。
2012年に入ってインフレは少し落ち着いて約7%程度になり、貿易も順調になってきた。
しかし、国内は激しい政策のやりすぎで反動があり、景気は悪い。
銀行の不良債権が貸出総額の約10%になったり、自動車の国内販売台数が2011年は約138,000台が2012年は10万台を切る状況になったりしている。
そういった中で、政府は政策を切り替えて内需を盛り返そうとしている。
金利を大幅に下げたり、労働集約型や中小企業の法人税を3割カットしたりするなど。
しかし、縫製品や洋服など輸出加工産業、水産品、工業品は非常に好調。
サムスンのスマートフォン工場やアップルのiphoneのイヤホン工場などがあり、世界中に輸出している、
といったお話でした。
ベトナムは人口が約8600万人で、所得も上がってきていることから、基本的には国内需要も期待して進出ができる国だと思います。
若者が多く、大量のバイクが走っているのを見るとパワーを感じました。
しかし、最近の国内の経済状況から、短期的には製造業以外は厳しい状況が予想されるので、中長期的な視点で検討する必要があるかもしれません。
また、ベトナムは社会主義の国なので、急に政策が変わることもありうることも認識しておく必要があると思います。
ホーチミン市内の様子