先日会派で、大阪府立大学・21世紀科学研究機構特認教授の池田良穂先生を講師としてお迎えし、「クルーズ客船の現状と今後の課題・神戸港の可能性」というテーマでご講演いただきました。
クルーズには、超高級なレジャー・長期の旅行などの間違ったイメージがある。
今は1泊1万円程度~で、それには食事やエンターテイメント費用も含まれており、品質も高く、日数は4・5日~1週間以内のものがほとんで、気軽でお買い得で、楽しくて便利な旅。
クルーズの拠点になっているマイアミ港は、金・土・日には毎日5~7隻出港し、1週間の定点・定期クルーズや全米からのフライ&クルーズなどが行われており、マイアミは前泊・後泊の客でにぎわい、1兆円の経済効果を生んでいる。
近年はクルーズ客船が大型化し、料金の低廉化と船内の楽しみの多様化が進んでいる。
クルーズ人口は世界で2156万人にも上り、12兆円の産業へと成長してきており、起点港にとって大きな経済波及効果があるだけでなく、奇港港にとっても少なからぬ経済波及効果があり、各港によるクルーズ誘致合戦が行われている。
神戸港は、空港施設・鉄道網・高速道路が完備され、豊富な背後地の観光資源や商業施設があり、中国・韓国への1週間以内のクルーズが可能なことから、起点港として十分可能性がある。
地元クルーズマーケットを育成したり、フライ&クルーズ、レール&クルーズ、ドライブ&クルーズなどで広域クルーズマーケットを形成したりするなどの取り組みをおこなってはどうか。
また、奇港港としても、観光メニューなどを充実させ、長時間や1泊停泊港としての魅力づくりを進めるべき。
さらには、もうひとつのクルーズとしてフェリーを活用するクルーズフェリーも考えられる。
ヨーロッパではクルーズフェリーが巨大海事産業に成長してきている。
たとえば、夜に神戸からフェリーに乗って、翌朝別府に着いて1日遊んで、夜に別府から再度フェリーに乗り、神戸に帰ってくるようなことが提案できないか、
といったお話でした。
神戸港にもたくさんのクルーズ船が寄港するようになりましたが、もっと寄港数増やし、さらに起点港となっていくためには、池田先生が言われるように「クルーズは気軽でお買い得で、楽しくて便利な旅」ということをもっとPRし、たくさんの日本人がクルーズにのって旅をするようにならないといけないと思います。
また、そのためにも旅行は目的地で楽しむだけでなく、目的地に行く過程・途中も楽しむことも大事だと思いました。
そのようなことで、観光メニューを充実させ、多くの方に神戸に来ていただいて、神戸経済の活性化につなげるだけでなく、私たちもいろいろな旅行の仕方を楽しむことができるようになればと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6c/d9/2125595ada96c267e0a5143d6d605999_s.jpg)
クルーズには、超高級なレジャー・長期の旅行などの間違ったイメージがある。
今は1泊1万円程度~で、それには食事やエンターテイメント費用も含まれており、品質も高く、日数は4・5日~1週間以内のものがほとんで、気軽でお買い得で、楽しくて便利な旅。
クルーズの拠点になっているマイアミ港は、金・土・日には毎日5~7隻出港し、1週間の定点・定期クルーズや全米からのフライ&クルーズなどが行われており、マイアミは前泊・後泊の客でにぎわい、1兆円の経済効果を生んでいる。
近年はクルーズ客船が大型化し、料金の低廉化と船内の楽しみの多様化が進んでいる。
クルーズ人口は世界で2156万人にも上り、12兆円の産業へと成長してきており、起点港にとって大きな経済波及効果があるだけでなく、奇港港にとっても少なからぬ経済波及効果があり、各港によるクルーズ誘致合戦が行われている。
神戸港は、空港施設・鉄道網・高速道路が完備され、豊富な背後地の観光資源や商業施設があり、中国・韓国への1週間以内のクルーズが可能なことから、起点港として十分可能性がある。
地元クルーズマーケットを育成したり、フライ&クルーズ、レール&クルーズ、ドライブ&クルーズなどで広域クルーズマーケットを形成したりするなどの取り組みをおこなってはどうか。
また、奇港港としても、観光メニューなどを充実させ、長時間や1泊停泊港としての魅力づくりを進めるべき。
さらには、もうひとつのクルーズとしてフェリーを活用するクルーズフェリーも考えられる。
ヨーロッパではクルーズフェリーが巨大海事産業に成長してきている。
たとえば、夜に神戸からフェリーに乗って、翌朝別府に着いて1日遊んで、夜に別府から再度フェリーに乗り、神戸に帰ってくるようなことが提案できないか、
といったお話でした。
神戸港にもたくさんのクルーズ船が寄港するようになりましたが、もっと寄港数増やし、さらに起点港となっていくためには、池田先生が言われるように「クルーズは気軽でお買い得で、楽しくて便利な旅」ということをもっとPRし、たくさんの日本人がクルーズにのって旅をするようにならないといけないと思います。
また、そのためにも旅行は目的地で楽しむだけでなく、目的地に行く過程・途中も楽しむことも大事だと思いました。
そのようなことで、観光メニューを充実させ、多くの方に神戸に来ていただいて、神戸経済の活性化につなげるだけでなく、私たちもいろいろな旅行の仕方を楽しむことができるようになればと思います。
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