5月29日、福祉環境委員会で地域包括ケアシステムについて、国際医療福祉大学大学院医療福祉学分野教授の高橋紘士先生の講演がありました。
「地域包括ケアシステム」とは、ニーズに応じた住宅が提供されることを基本とした上で、生活上の安全・安心・健康を確保するために、医療や介護、予防のみならず、福祉サービスを含めた様々な生活支援サービスが「日常生活の場」で適切に提供できるような地域での体制。
日本社会は豊かさが行きわたって、長寿命化しており「世話」をする必要が出てきた。
治すという医療だけでなく、介護など支える支援が必要になってきている。
住まいの中でどうケア体制を構築するかは、医療・保険・福祉だけでなく地域力が必要。
だから、「地域包括ケアシステム」が必要。
これからはターミナルケアは地域で行い、高コストの病院、施設に依存すべきでない。
生活機能の維持には、何かがしたいというモチベーションが重要で、地域社会参加は最大の介護予防になる。
施設に入れると、むしろモチベーションを壊す。
地域で支援するには、大きな施設は不要で、地域支援をもらうには小ぶりの方がよい。
例えば、空き家を活用して、住居を確保したり、居場所づくりをおこなってはどうか。
神戸での例として、KOBE須磨きらくえんやホームホスピス神戸なごみの家などがある、
といったお話でした。
介護保険制度の改正もあり、神戸市においても地域包括ケアシステムの構築は大きな課題です。
神戸市でも様々な取り組みが行われていますが、講演でも言われていたように、いかに社会参加を促し介護が必要な状態にならないようにすることが大事だと思います。
そのためにも各局が連携した取り組みが求められます。
空き家の活用はその典型例であり、とても参考になりました。
*講演の様子は、神戸市会ホームページのインターネット中継からご覧になれます。
http://113.42.218.61/KobeCity/SubResultScreen.asp?20141125235919581
「地域包括ケアシステム」とは、ニーズに応じた住宅が提供されることを基本とした上で、生活上の安全・安心・健康を確保するために、医療や介護、予防のみならず、福祉サービスを含めた様々な生活支援サービスが「日常生活の場」で適切に提供できるような地域での体制。
日本社会は豊かさが行きわたって、長寿命化しており「世話」をする必要が出てきた。
治すという医療だけでなく、介護など支える支援が必要になってきている。
住まいの中でどうケア体制を構築するかは、医療・保険・福祉だけでなく地域力が必要。
だから、「地域包括ケアシステム」が必要。
これからはターミナルケアは地域で行い、高コストの病院、施設に依存すべきでない。
生活機能の維持には、何かがしたいというモチベーションが重要で、地域社会参加は最大の介護予防になる。
施設に入れると、むしろモチベーションを壊す。
地域で支援するには、大きな施設は不要で、地域支援をもらうには小ぶりの方がよい。
例えば、空き家を活用して、住居を確保したり、居場所づくりをおこなってはどうか。
神戸での例として、KOBE須磨きらくえんやホームホスピス神戸なごみの家などがある、
といったお話でした。
介護保険制度の改正もあり、神戸市においても地域包括ケアシステムの構築は大きな課題です。
神戸市でも様々な取り組みが行われていますが、講演でも言われていたように、いかに社会参加を促し介護が必要な状態にならないようにすることが大事だと思います。
そのためにも各局が連携した取り組みが求められます。
空き家の活用はその典型例であり、とても参考になりました。
*講演の様子は、神戸市会ホームページのインターネット中継からご覧になれます。
http://113.42.218.61/KobeCity/SubResultScreen.asp?20141125235919581