写真は、点滴台を頼りにトイレ歩行したときです。このあと怒られるのですが・・・
この日の朝5時より、突然しゃっくりが止まらなくなってしまいました。
傷や肝臓周囲の痛みが、まだあったので、おそるおそるしゃっくりしようとしましたが、自分でコントロールできるものではありません。
だた、早くとまってくれと祈るばかり。
しゃっくりは横隔膜の痙攣なのですが、発生原因はいろいろあるようです。
朝食時に、ヨーグルトを食べると、ピタッととまり”やったー”と思っていたら、すぐに再発・・・ よく患者さんが、しゃっくりが止まらないときに、"結構つらいんだよ~”と言っていたのを思い出しました。
確かに、長時間のしゃっくりは、確実に体力を奪っていきます。
午前のエコー中もとまらず・・・でも、肝断端面においてきたドレーンは排液なくなったので、抜去へ。
その後、ドレーンが抜けたので、やる気になり身障者トイレに歩いていったら、看護師さんに、パルス中なので、部屋からあまり出ないでください と怒られた・・
しゃっくりは相変わらず・・・
体を清拭し足浴を行うと、あまりに気持ちよく、その後久しぶりの熟睡1時間!!
でもしゃっくりは止まらず・・・
お昼は、うどんだったので少し多めに食べれたが、このときはヨーグルト食べなかったので、しゃっくりには変化なし。
外科の先生方が、秘伝の方法?をいろいろ試したが、とまらず。
1)ピンセットで氷を挟み、のどの奥にぐりぐりして、嘔吐反射を起こすととまる。
2)冷たい氷を噛み砕いて呑む。
3)”ワッ”と脅かす。
4)冷たい水を、時間をかけて飲む
5)精神安定剤を飲む(眠るととまるらしい・・・)
いろいろ試しましたが、結局わたしは”ヨーグルトを食べる”でした。これは10回中8回成功しました。でも、食べ過ぎて苦しくなってしまいました。
食道のとなりを走行する横隔神経を刺激する方法がほとんどのようです。
本当の原因は、あとでわかったのですが・・・
蕁麻疹は、全身に広がっていました。
このころ兄はシャワー浴が許可となっていました。