生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

アメリカ出張行ってきました-5

2018-04-24 09:48:06 | 胆管狭窄のメンテナン...
シカゴでの夜も明け、飛行機に遅れるのはもう嫌なので、朝5時に起床し、ホテルの送迎バスで空港へ移動。

ターミナル前で下車。

チケットは前日にチェックイン済みのため、セキュリティーのみが必要です。

長い列に並んで、靴を脱いで、金属をはずして・・・準備完了し、ゲートの前に立つと

やはり、"おまえはここで待て”との指示で、X線スキャンで検査されPTCDの挿入部を見せて、説明し、手のワイプを検査機でチェックされ解放。

これだけが、いつもながら面倒な作業です。


早めにホテルを出たので、ゲートに到着したのは1時間30以上前につきました。3人で朝食を食べて、自由時間。

今回はきっちりと飛行で、マクギー・タイソン空港へ移動が完了しました。




これで完璧とおもって、荷物の受け取りに並んでいると、いつまでたっても荷物が出てこない・・・・

空港職人に質問すると、昨日到着しているので、別な部屋に保管しているよとの返事。

ホッとして、保管室に向かうと、2個のケースがありました。

???2個??? おれたち3人組・・・・

何と、私のケースのみ、届いていませんでした・・・。

20年前に、ドイツのミュンヘンに行った時も、私のバックだけロストしてしまう記憶がよみがえってきました。

まずいな・・・薬の在庫が1日分しかない。ケースに残りが入っている。消毒セットもケースの中。パンツも3日目・・・・

空港職員は、今晩までには到着して、ホテルに届けるので、心配するな!!と

その言葉を信じて、移動を開始。


事前に、レンタカーの手配をしていたので、空港駐車場内で受付を行い車を確認すると、SUVの新車でした。




今回、国際免許証をとったので左ハンドル左側通行を初めて体験しました。

空港から、研修施設までは車で40分程度の距離にあります。もう一人国際免許証をとってきたスタッフがいたので、まず運転をお願いしました。

ウインカーも反対のレバーで左ハンドルなので、おそるおそる運転開始。最初の難関は、空港前の大きな道路へ入るところです。運転間隔が逆なうえに、100kmぐらいで飛ばしている車線に合流するため、ものすごい緊張感。

何とか合流し、移動開始。

さすがアメリカ、一度車線に乗ると、ほとんど3車線の直線道路。平均時速も100kmぐらいで移動。

市街地に入ると、また緊張状態。

信号も、日本とは少し変わった表示で慣れるまではgoogleで調べながら移動となりました。

無事、研修施設である病院に到着。



病院に併設されている、日本でいう放射線医学研究所(千葉)研究所と同じような施設である、REAC/TS(Radiation Emergency Assistance Center/Training Site)での訓練となります。




飛行機に乗り遅れたので、半日遅刻でしたが・・・・


アメリカ出張行ってきました-6へ続く。

アメリカ出張行ってきました-4

2018-04-17 10:06:24 | 胆管狭窄のメンテナン...
 オヘア空港で、乗り継ぎに失敗し翌日の便に変更となりましたが、空港近くのホテルに一泊する必要がありました。

 乗り継ぎ便を手配してくれた、デスクの受付で”ホテルをどうするか?”の質問があったので、”是非希望する。3人で3部屋を”と伝えた。

 するとピンク色のパスポートぐらいの用紙に英語で電話番号と記入欄が書いてある紙を渡され、”ここに電話すると、今日あいている近くのホテルを探してくれるよ。50%代金は空港会社が負担するので、半額で泊まれるよ”と説明され、ニコニコして待っていると、デスクの電話機を渡され”自分で電話して”との説明。

 当然と言えば当然ですが、電話での連絡をしてもらえると甘えていた私たちには、大きな試練。
 ただでさえ、日常会話レベル程度の英語力しかないところに、電話越しの聞きにくい環境・・・・いろいろ難癖をつけて、避けようとしていましたが、現実ホテルを確保しないと進まないので、紙に書いてある電話番号をプッシュ。

 電話でのやり取りが進みますが、相手の方の英語が非常に聞き取りにくい・・・(聞いている方の英語力が低いだけなのですが)。
 
 ホテルを希望する・・・・明日の朝に出発予定・・・3人(男性2名女性1名)・・・それぞれの部屋を希望・・・・と勧めているうちに、電話機を落としてしまい、通話が切れてしまいました。

 しょうがないので、もう一度電話し、別な担当の方の対応。今度の担当の方は、比較的聞き取りやすい。

 ホテルを希望する・・・・明日の朝に出発予定・・・3人(男性2名女性1名)・・・それぞれの部屋を希望・・・・と勧めると、ホテルの名前が伝えられ、”holiday・・Inn・・Chicago・・エルク””エルクって何?
 ”Please teach me the spell・・e・・l・・K・・OK””Groove”グルーブって何?”Please teach me the spell・・G・・r・・o・o・v・e"

 ホテルの名前は確保できたので、その後に"please check the coupon code”と言われ、紙を確認すると、codeを記入する欄があり、そこに英語と数字を言われたとおりに記入しました。

 電話を切って、今度はホテルへの移動の必要性があります。

 フロントの方に、”送迎バスがあるか?”と聞くと、”・・番のバスターミナルから発着しているよ・・”とのアドバイス。空港から出てバスターミナルをさがすと、”・・・・”到底一見してわかるような広さではありません。

 ここでまた時間をさくのはもたいないと考え、タクシーでの移動に変更しました。


 タクシー乗り場は非常にわかりやすいところにあり、列に並んでいると数分で乗車可能。

 運転手に行き先を伝えると”そんな名前のホテルは知らない・・”、日本ではありえない話。こんなことを言うのは失礼ですが、身なりも普通のおっちゃんでやる気が感じられず、3人で目を合わせ”やっちまったな”という感じに。

 しょうがないので、googleで検索して見せてもわからないと。最終的に車のNaviに乗客が自分で住所を入れる始末。

 そんなこんなで、行き先が決定し、一安心。


 オヘア空港は大きいので、空港近くのホテルとは言っても、10km程度離れているので、”なかなかつかないな・・”との小さな心の不安の中、無事到着しました。

 支払いは、後部座席のヘッドレストにカード払いのシステムが組み込まれていいたので、それで支払しようとすると、最後にチップを入れろとの指示(5段階の値段がありました)。サービスは、低かったので、一番低いものを選んで清算。



 やっとのことで、ホテルに到着。この時点で夜9時ごろだったと思います。


 受付に行って、チケットを見せると、受付の方の機嫌が悪い・・・

 ”3人で一部屋でいいか?”と言われ、”電話では3部屋お願いした”と伝えると、"このチケットは、一人一枚ずつないと空港会社からの補助が出ないから困る”とのやり取り。

 女性の同行者もいたのでだめもとで、”3人一部屋は難しいから、男性2名が一部屋で女性一部屋で全2部屋でどうか?”と聞くと、”うーんっ”と考えて、なぜか”OK"の返事が出ました。

 併設されている食堂で、遅い夕食を3人で食べながら、いろいろな事務変更を行い、アメリカでの一日目は終了しました。



 "つかれた”の一言ですが、ホテルで足を延ばして寝ることができました。

 続く