生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

ERCP

2009-01-21 22:47:45 | 合併症の治療(2回目の入院)
ERCPは、胃カメラの太いもので、口から食道・胃・十二指腸まで入れて、そこにある総胆管の出口に細いチューブを入れて、胆管と膵管の中に造影剤を入れ検査する方法です。

この検査は、時により、時間がかかる検査で、私が考える辛い検査ベストスリーに入ります。

この検査を、しなければならないと知った時、かなりブルーになり、検査の時暴れたりしないか、非常に不安になりました。

検査だけではなく、胆管吻合部のほそくなった所に、2メートル以上もあるENBDという細いチューブを胃・食道・喉・鼻の穴を通して、胆汁を体外に出す処置もするのです。

この検査をすると、膵管に圧がかかり、膵炎も起こします。重傷化すると命に関わります。

いろんな意味で、出来れば避けたい検査でした…

そして、検査当日が来ました…