術後11日目

写真は、腹部の傷ですが、移植後に何かあったとき、すぐに開腹できるように金属のホッチキスで止められていました。手術中にイソジン消毒した後には、その後ずっと乾燥させる方向で消毒はしないで、腹帯に直接触っていました。昔は、毎日イソジンで消毒していたので、消毒のたびにガーゼがくっついて、はがすのが大変だったような記憶があるのですが、今は乾燥させたほうがよいとのことで、管のところ以外は消毒しませんでした。

昨夜の、腹痛騒動で絶食になり、軽いうつ状態・・・

でも経口摂取しないとお腹の張りは楽になりました。

せっかく中心静脈カテーテルを抜去し1日1000ｃｃ程度の補液だったのに、3000ccに増量され、ポータブルトイレが1日20回近くに・・・

ただひとつよかったことは、ドナーである兄が、週末利用して外泊する予定でいたのが、退院していいですよといわれ、本日退院になったこと。

大きな合併症も無くよかった・・・退院してもあまり無理しないでね・・・

午後には力尽きて、2時間程度　泥のように眠ったようだ・・・

夜は、張りが取れたが、ポータブルトイレとのリレー大会。ながーい夜が明けた。

こんな状態が、ずっと継続するのだろうか？もうすぐ2週間になるのに！と無謀なことを思っていた時期でした。

 

術後10日目

術後10日たちましたが、毎日の血糖測定・採血などは続いていました。

朝のエコーで、経口摂取が始まったら門脈血が増えてきて、よくなってきていると説明される。

朝食も、普通のご飯をおにぎりにしてもらって、座位で5分しかいれないのを、寝た姿勢でも食べられるように変更してもらった。おにぎりといえば、のり！！味のりを買ってきてもらって、一緒に食べた。うまかった。でも、このために、しばらく排便がストップし、張りが強くなってしまった。

午前中に、中心静脈カテーテルを抜去し、手からの点滴だけに移行する。写真は、抜いたあとすっきりしたところです。

3日間継続している蕁麻疹は、まだ続いていた。

夕食は、おなかの張りが強く食べれず・・・

夜になると腹痛強くなり、ホットパックでおなかを暖めたが、痛み（張り）強く先生の診察を受け、ボルタレン座薬（鎮痛薬）を使用するもあまり効かず・・・・

ポータブルトイレとベッドを何回も往復したが、ガスも出ない・・・寝れない・・・

朝方、浣腸行うも出ない・・・

朝になったら、疲れてボロボロになり少し寝る・・・

先生に絶食して、胃腸休めるように言われ、また絶食生活に。

（結局、原因は味のりで、このために軽い腸閉塞になっていたようです・・・反省・・）