生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

3年目の定期受診

2011-07-14 19:59:48 | 退院後
今日は、移植後3年目になる外来受診日でした。

採血をしましたが、ALPが初めて正常値になりましたが、ビリルビンは少し高めでした。

暑い日が続いたので、疲れがたまっているようです。


肝機能などは問題なく、3年目クリアーのようです。

腫瘍マーカーも、正常範囲でした。

最近は、おなかの傷も違和感が少なくなってきていますが、雨の前やエアコンがきついときには、かゆいというか痛いというか微妙な不快感があります。


福島は、まだまだ放射線問題でゆれていますが、時期が来ればおちつてくると思っています。


1950年代に、世界中で核実験が行われ、日本にも大量のセシウムが降下しました。
その頃の、内部被ばくをみると、600Bq/bodyの137Csが検出されています。
福島の一般住民はこれ以下のレベルですので、実は過去に同じような汚染があったということです。

その頃は、高度成長期であり、放射線より危険なカドミウムや有機水銀などが問題となり、情報も少なかったため、今ほどは混乱しなかったようです。その頃の方々は、長生きされているようですので、現在の福島の汚染も、問題ないのではと考えます。

いずれ、時がたてば明らかになってくると思われます。