生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

術後16日目

2009-01-10 20:37:53 | 生体肝移植(初回入院)

やはり腹痛強く、体調も低下。

採血結果にて、肝酵素・炎症反応などが急増しているので、拒絶反応疑いで午後から肝生検行うことに。

またか・・・

昼ごろから、熱も出てきた。

午後に内科の先生が肝生検行ってくれた。痛みはそれほどではなかったが。やはりいやなものは、いやだ。

拒絶反応が出ていたら、またパルス療法なのかな~と思っていた。

肝生検のの結果は、明日の午後には出るようなので、それはでは無理しないで、おとなしくしていることにした。

便は少し固まるようになってきたが、依然として真っ白な便。これと、腹痛とが同じ原因でした。

この日は、お見舞いの方が多数いらしてもらったのだが、体調低下気味で、お話が弾まず、短い時間で交代してもらった。

なんとも、落ち着かない体にがっかり・・・

 


術後15日目

2009-01-10 10:34:45 | 生体肝移植(初回入院)

腹痛は、断続的に続いていました・・・

採血結果でも、白血球やビリルビン値が徐々に増えてきた。

微熱出てきて、体調も下向きに。

その中、半抜糸しましょうということになった。写真は、金属のホッチキスの真ん中をまげて、両はじを持ち上げるはさみのような機械で抜糸しているところの写真です。痛みは、お腹が痛かったので、あまり感じませんでした。

半分だけ抜糸しました。

経口摂取はほとんどできないので、補液量の増量。トイレ回数の増加。また不眠傾向に・・・

明日の採決結果見て、また肝生検行うかもしれないと説明。またか・・・・


術後14日目

2009-01-10 10:17:30 | 生体肝移植(初回入院)

本日朝より、食前の血糖測定がなくなりました、指にチクッとさすのがたくさんで、色が変わっていたのでホットしました。

朝食は、相変わらず5分で張ってきてしまって、ヨーグルト+味噌汁一口・・

朝のエコーは異常なしであったが、お腹がはるので、午前中に透視して胃の状態を観察することに。

一階におりて、ガストログラフィンという水溶性の造影剤を少し薄めて内服。なんともいえない苦さ・・・

少し流れが悪いけど、大きな問題はないね!ということで終了。自分の精神的な症状なのかなと思って、お昼をがんばるも、やっぱり5分で終了。

午後にドナーである兄が始めての外来受診した後によってくれた。元気な様子であるがやはりやせたみたいだ・・・

午後に午前中に使用した造影剤が腸内にうまく流れているかを確認するために腹部写真を撮ることに。

そしたら、左腹直筋がぐっと硬くなり強い痛みが襲ってきた。ロキソニン使用したが痛みは改善せず・・・。写真には妻が送ってくれる予定であったが、痛みが強くなり動くことができなくなってしまった。時間は刻々とすぎ、子供の学校行事で外出する予定だった妻の焦りが・・・

ぎりぎりまでまったが、収まらず、写真は中止に!トホホ・・・良くなっていたので、がっかり・・・

この痛みは持続し、良くならなかった・・・原因がわかったのは2日後のCTででした。