生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

アメリカ出張行ってきました-5

2018-04-24 09:48:06 | 胆管狭窄のメンテナン...
シカゴでの夜も明け、飛行機に遅れるのはもう嫌なので、朝5時に起床し、ホテルの送迎バスで空港へ移動。

ターミナル前で下車。

チケットは前日にチェックイン済みのため、セキュリティーのみが必要です。

長い列に並んで、靴を脱いで、金属をはずして・・・準備完了し、ゲートの前に立つと

やはり、"おまえはここで待て”との指示で、X線スキャンで検査されPTCDの挿入部を見せて、説明し、手のワイプを検査機でチェックされ解放。

これだけが、いつもながら面倒な作業です。


早めにホテルを出たので、ゲートに到着したのは1時間30以上前につきました。3人で朝食を食べて、自由時間。

今回はきっちりと飛行で、マクギー・タイソン空港へ移動が完了しました。




これで完璧とおもって、荷物の受け取りに並んでいると、いつまでたっても荷物が出てこない・・・・

空港職人に質問すると、昨日到着しているので、別な部屋に保管しているよとの返事。

ホッとして、保管室に向かうと、2個のケースがありました。

???2個??? おれたち3人組・・・・

何と、私のケースのみ、届いていませんでした・・・。

20年前に、ドイツのミュンヘンに行った時も、私のバックだけロストしてしまう記憶がよみがえってきました。

まずいな・・・薬の在庫が1日分しかない。ケースに残りが入っている。消毒セットもケースの中。パンツも3日目・・・・

空港職員は、今晩までには到着して、ホテルに届けるので、心配するな!!と

その言葉を信じて、移動を開始。


事前に、レンタカーの手配をしていたので、空港駐車場内で受付を行い車を確認すると、SUVの新車でした。




今回、国際免許証をとったので左ハンドル左側通行を初めて体験しました。

空港から、研修施設までは車で40分程度の距離にあります。もう一人国際免許証をとってきたスタッフがいたので、まず運転をお願いしました。

ウインカーも反対のレバーで左ハンドルなので、おそるおそる運転開始。最初の難関は、空港前の大きな道路へ入るところです。運転間隔が逆なうえに、100kmぐらいで飛ばしている車線に合流するため、ものすごい緊張感。

何とか合流し、移動開始。

さすがアメリカ、一度車線に乗ると、ほとんど3車線の直線道路。平均時速も100kmぐらいで移動。

市街地に入ると、また緊張状態。

信号も、日本とは少し変わった表示で慣れるまではgoogleで調べながら移動となりました。

無事、研修施設である病院に到着。



病院に併設されている、日本でいう放射線医学研究所(千葉)研究所と同じような施設である、REAC/TS(Radiation Emergency Assistance Center/Training Site)での訓練となります。




飛行機に乗り遅れたので、半日遅刻でしたが・・・・


アメリカ出張行ってきました-6へ続く。

アメリカ出張行ってきました-4

2018-04-17 10:06:24 | 胆管狭窄のメンテナン...
 オヘア空港で、乗り継ぎに失敗し翌日の便に変更となりましたが、空港近くのホテルに一泊する必要がありました。

 乗り継ぎ便を手配してくれた、デスクの受付で”ホテルをどうするか?”の質問があったので、”是非希望する。3人で3部屋を”と伝えた。

 するとピンク色のパスポートぐらいの用紙に英語で電話番号と記入欄が書いてある紙を渡され、”ここに電話すると、今日あいている近くのホテルを探してくれるよ。50%代金は空港会社が負担するので、半額で泊まれるよ”と説明され、ニコニコして待っていると、デスクの電話機を渡され”自分で電話して”との説明。

 当然と言えば当然ですが、電話での連絡をしてもらえると甘えていた私たちには、大きな試練。
 ただでさえ、日常会話レベル程度の英語力しかないところに、電話越しの聞きにくい環境・・・・いろいろ難癖をつけて、避けようとしていましたが、現実ホテルを確保しないと進まないので、紙に書いてある電話番号をプッシュ。

 電話でのやり取りが進みますが、相手の方の英語が非常に聞き取りにくい・・・(聞いている方の英語力が低いだけなのですが)。
 
 ホテルを希望する・・・・明日の朝に出発予定・・・3人(男性2名女性1名)・・・それぞれの部屋を希望・・・・と勧めているうちに、電話機を落としてしまい、通話が切れてしまいました。

 しょうがないので、もう一度電話し、別な担当の方の対応。今度の担当の方は、比較的聞き取りやすい。

 ホテルを希望する・・・・明日の朝に出発予定・・・3人(男性2名女性1名)・・・それぞれの部屋を希望・・・・と勧めると、ホテルの名前が伝えられ、”holiday・・Inn・・Chicago・・エルク””エルクって何?
 ”Please teach me the spell・・e・・l・・K・・OK””Groove”グルーブって何?”Please teach me the spell・・G・・r・・o・o・v・e"

 ホテルの名前は確保できたので、その後に"please check the coupon code”と言われ、紙を確認すると、codeを記入する欄があり、そこに英語と数字を言われたとおりに記入しました。

 電話を切って、今度はホテルへの移動の必要性があります。

 フロントの方に、”送迎バスがあるか?”と聞くと、”・・番のバスターミナルから発着しているよ・・”とのアドバイス。空港から出てバスターミナルをさがすと、”・・・・”到底一見してわかるような広さではありません。

 ここでまた時間をさくのはもたいないと考え、タクシーでの移動に変更しました。


 タクシー乗り場は非常にわかりやすいところにあり、列に並んでいると数分で乗車可能。

 運転手に行き先を伝えると”そんな名前のホテルは知らない・・”、日本ではありえない話。こんなことを言うのは失礼ですが、身なりも普通のおっちゃんでやる気が感じられず、3人で目を合わせ”やっちまったな”という感じに。

 しょうがないので、googleで検索して見せてもわからないと。最終的に車のNaviに乗客が自分で住所を入れる始末。

 そんなこんなで、行き先が決定し、一安心。


 オヘア空港は大きいので、空港近くのホテルとは言っても、10km程度離れているので、”なかなかつかないな・・”との小さな心の不安の中、無事到着しました。

 支払いは、後部座席のヘッドレストにカード払いのシステムが組み込まれていいたので、それで支払しようとすると、最後にチップを入れろとの指示(5段階の値段がありました)。サービスは、低かったので、一番低いものを選んで清算。



 やっとのことで、ホテルに到着。この時点で夜9時ごろだったと思います。


 受付に行って、チケットを見せると、受付の方の機嫌が悪い・・・

 ”3人で一部屋でいいか?”と言われ、”電話では3部屋お願いした”と伝えると、"このチケットは、一人一枚ずつないと空港会社からの補助が出ないから困る”とのやり取り。

 女性の同行者もいたのでだめもとで、”3人一部屋は難しいから、男性2名が一部屋で女性一部屋で全2部屋でどうか?”と聞くと、”うーんっ”と考えて、なぜか”OK"の返事が出ました。

 併設されている食堂で、遅い夕食を3人で食べながら、いろいろな事務変更を行い、アメリカでの一日目は終了しました。



 "つかれた”の一言ですが、ホテルで足を延ばして寝ることができました。

 続く

アメリカ出張行ってきました-3

2018-03-27 08:17:26 | 胆管狭窄のメンテナン...
 テロ対策の強化に伴い、空港でのセキュリティーに時間がかかるようになってきました。

 1)体につけている金属類(ベルトなど)はすべて外して検査
 2)パソコンやタブレットは荷物から出して検査
 3)靴は脱いで、検査
 4)液体は100cc以上は持参不可のため、没収

以上の内容で、検査を行うことは、事前にググったのでわかっていましたが、PTCDが入っていることでいろんな追加が生じました。

 まず毎回、”これは何だ”との質問を受け、”医療で必要なドレナージだ”と返事。

 毎回、怪訝な感じで”おまえはこっちのレーンに来い”と言われて、X線での全身スキャンを受けます。
 当然、PTCD挿入部とバックのところに異常な陰影ありと結果が出ます。

 服を挙げて、ドレナージの挿入部を見せますが、勝手に動くと“動くな”といわれるので、ゆっくりとおなかを見せます。

 次に、ドレナージバックの中の胆汁は、爆薬の可能性があるので、両方の手のひらをろ紙で拭われ、何かの検出器で検査されます。
 帰国してから調べてみると、亜硝酸塩をチェックしているようです。爆薬などを扱うと手に付着して検出されるようです。
 最初は、麻薬の常習犯と思われて、その検出を受けていると勘違いしていました。

 検査結果は、グリーンのランプで問題ないのですが、検査官は面白くない表情で、なんとなく不快な感じでした。

 そのやり取りで、5分以上の時間がとられてしまい、急いで服装を直しゲートに走りだしたころには、ゲートがしまったとのお知らせがきました(涙)。


 残された3人は、ボー然として次に何をすべきか、回らない頭で考え始めました。

 とりあえず、ゲートに行ってみると、”300mぐらい戻って、恐竜のとことで相談してきて”と係員に言われ、恐竜を探していると、



 ありました、大きな恐竜の骨格が・・・

 そこには、同じ境遇の元気のない人たちの長蛇の列ができていました。
 事情が事情なため、受付デスク(4この窓口)の進行状況は、ため息が出るほど遅く、1時間以上待つ必要があります。

 並んでいると親切なおじさん(白髪でふくよかな体格)が列の人に声をかけて、並んでいる人の理由を聞いて、自動発券機で対応可能な人は、すぐに対応してくれていました。

 もしかすると、私たちのトラブルも早急に解決できると期待しましたが、”このまま並んで待ってなさい”と。

 その後に”この空港は、毎日2万人の旅客を扱い・・・その内の200人が乗り遅れる・・・。”といった説明をしてくれました。最初は、”そうだよね、大きな空港で複雑だからしょうがないよね!”なんて話していましたが、確率は1%程度なので、けっこうな確率で遭遇したんだと思いました。

 私たちの後に並んだ人にも何回も同じ説明をしていました。対策は何とかならないんのでしょうか?

 空も暗くなってきて、いよいよ自分たちの番になると、4列あった受付が2列に減ってきています。私たちの後ろにはまだ人が並んでいるのですが、終了時間になったのか帰っていきます。

 私たちの担当は、若くてマッチョな方です。トラブルを話すと、今日の夜の便は満席で難しいので、明日の朝市の便に変更となりました。

 ここで今晩をどう過ごすか2択の選択肢が出ました。

 1)このまま、空港で夜を明かして、翌朝の便で移動
 メリット:このまま空港にいれば問題解決。空港に泊まることなど経験できないので、個人的には面白い。
 デメリット:食事の確保が難しい(スタバのみ24時間営業)。寒い。女性の同行者がいたので、危険・・・

 2)空港近くのホテルを確保して一泊
 メリット:食事の問題と安全面の改善。ゆっくりとベッドで疲れをとれる。
 デメリット:コストの発生・ホテルの確保移動。朝5時に起床して、にもう一度セキュリティーを受ける必要。

いろいろ考えた結果、2)を選択することとなりました。


アメリカ出張行ってきました-4に続く・

アメリカ出張行ってきました-2

2018-03-25 15:02:34 | 胆管狭窄のメンテナン...
 シカゴのオヘア空港について簡単に説明します。

 下の写真のように、1/2/3/5ターミナルと4つのターミナルを持った巨大空港で、United Airのハブ空港の役割を担っています(ものすごく大きい)。



 海外からの飛行機は入国審査が、第5ターミナルでしかできないためすべて第5ターミナルに到着します。私たちが乗った成田からのUnited Airの飛行機は、定刻通りに第5ターミナルに到着しました。飛行機から降りてしばらく歩くと、入国審査のゲートに到着します。アメリカ国籍の方とESTAで入国申請をした外国籍の方で2回目の入国の場合には、キオスク(自動入国手続き機)を使用した入国方法が可能で済みやかに終了しますが、一回目の入国の外国籍の旅客は、監査官のによる入国手続きとなります。



 写真の上側から飛行機より降りた乗客が来ますが、この図とは左右逆の向かって左側に外国籍で一回目の入国、右側がキオスクを使用した自動入国手続き機がある配置になっています。図では7個の検査官のブース(各ブース2名の検査官で2列ずつ審査可能)で14列の審査が可能ですが、私たちが並んだ時点では、1個のブースで2名の検査官のみ稼働でした。待っている乗客は、ディズニーランドのアトラクション前の行列状態で、遅遅として進みません。いらだった空気感が場内を包んでいます。

 30分・・40分と時間だけが経過していきます。列の手配をしている検査官に時間がないことを伝えても、らちがあかず、ただ順番を待ち続けました。少しずつ検査官の数が増え7名程度に増員されましたが、やはり物理的に足りないのは明らかです。

 4人での移動でしたが、機内の席の関係で入国審査待ちの順番も10分程度の開きが出てしまいました(結果的に、1人は間に合い、3人が遅れてしまったのです)。終了した順番に、手荷物のターンテーブルで、荷物を確保し、関税の検査(これは、ほとんど待つことはありませんでした)をうけ、再び国内線の手荷物カウンターで荷物を預ける必要があります。ここにも列が作られていました。

 ようやく自分たちの順番になると、受付の若いお姉さんがチケットをみるなり”急いで走りなさい。早く早く”と私にショッキングピンクのビラ(おそらく、乗り遅れそうな乗客に渡す目立った紙)を握らせ、背中を押してくれました。

 状況はわかっていたので、3人の仲間と走りました。この空港は以上に大きいため、ターミナルに移動はトラムという電車を利用します。乗り場でも5分程度の待ち時間・・・



 トラムに乗って第1ターミナルへ移動すると、そこには恐怖のセキュリティーチェックがあるのです。



その3へ続く・・・


アメリカ出張行ってきました-1

2018-03-22 14:30:45 | 胆管狭窄のメンテナン...
 皆様、一年間の沈黙大変申し訳ありませんでした。PTCD挿入後は、絶好調で2年間入院なしとなっており、更新が停滞していました。元気です。

 題名の通り、移植後行けてなかった海外への出張をしてきましたので、何回かに分けて記事を書きたいと思います。

 電車好きとしては、スカイライナーに乗ったことがなかったので、上野駅から成田空港まで乗ってみました。スマートでかっこいい外観です。専用線の区間では、すごいスピードで移動し、ほとんどほかの駅に停車しませんので、あっという間に空港駅に到着しました。おすすめです。



 成田空港でチェックインを行い荷物を預けて出発ゲートに到着しました。今回は、放射線災害時の対応訓練でしたので、救急科の先生2名と放射線技師1名、私を含め4名での移動となりました。日本でのセキュリティーは、PTCDについての質問がありましたが、大きなトラブルなく通過可能でした。

 ANAの共同運航便であるUnited Airでシカゴのオヘア空港にフライト後、United Airでオークリッジに移動予定でした。インターネットでの予約では、乗り継ぎ時間が約2時間で設定されて販売されていたので、何もうたがず購入してしまいました。オヘア空港までは、大きな問題なしで移動できました。



 オヘア空港に到着。事前にネット情報で大きな空港でテロ対策のため入国審査に時間がかかると書いてあるのを見かけてはいましたが、大丈夫だろうと飛行機から降りると、入国審査のゲートには長蛇の列・・・
 日本なら、職員が事前に混み具合をみて、配置されると思いますが、7つあるゲートで職員がいるのは2つのみ。それも、じっくりと時間をかけて審査しているので、全く進みません。時間がないと訴えても、うしろでちゃんと並べと・・・・

 窓口も徐々に職員が増え、1時間以上の待ち時間で入国審査を終了し、すぐに荷物を回収しました。この空港は5つターミナルがあるのですが、第5ターミナルにしか入国管理ゲートがないため、一度荷物を受け取って、すぐに改めて荷物を預けなければなりません。そこにも、行列が・・・

 やっとの事で、荷物を預けようとすると受付のお姉さんが、チケットを見るやいなや”Hurry up! Run Run!”とショッキングピンクの紙を手渡し、背中を押しました。

 ターミナル間の移動は、いわゆる電車ですので、そこで5分程度の待ち時間。電車にのり、第1ターミナルで降り、駆け足で出発ゲートを目指すも、一番遠いゲートで息を切らして走りましたが、数分前に出発してしまったとの説明!!日本だったら待ってくれるのにね・・・

 4人の内、数分早かった1名のみ飛行機で行ってしまいました。3名が残され途方に暮れていると、職員が”サービスデスクにいって、対応してもらいなさい”というので、うなだれながら、そこに移動。



 写真の通り、大きなターミナルですので、サービスカウンターにはやっぱり人の列・・・

1時間以上待って、対応となりました。

久しぶりの海外でしたので、いきなりのアクシデントにクラクラしてまいましたが、病気をした影響か”なんとかなるかな”という感じに。

 次の投稿で、飛行機の変更から宿までを書きたいと思います。

飛行機で大阪出張

2017-02-27 19:28:22 | 胆管狭窄のメンテナン...
 2月に大阪での放射線に関するリスコミがあり、久しぶりに飛行機で移動しました(写真は、難波駅で撮影した、ラピートの写真です。かっこいい)。

 飛行機といえば、イミグレーションで金属物の検査がありますが、PTCDバックは金属物があるので外して、かごに入れて透視で検査。問題なし。

 生バックは手に持って、金属探知機のゲートを通過しようとすると、係員の人に「それも外してください・・」といわれてしまいました。

 不快ではなかったのですが、「体に入っているので、無理です」と答えると、気まずそうな感じになってしまいました。


 他の方で、この様なやりとりをされた方っているのでしょうか?あまりいないので、このような対応となってしまったと考えますが、人工肛門や腎瘻など体に装具をつけた方は結構いらっしゃると思うのですが・・・です。

 大阪では、夜に難波駅で電車の写真を撮りながら、道頓堀のグリコの電飾を見てきました。

 びっくりしたのは、夜9時でデパートなどは閉店しているに、ひとひとひと・・・・。すごい人の波で、なおかつ8割がアジア系の外人さんでした。みんなグリコをバックに写真を撮っていました。

 外人さんにとって、名所になっているのだなと感心しました。




この後、串カツを食べてホテルに帰りました。

出血・・・・

2017-02-21 08:41:24 | 胆管狭窄のメンテナン...
久しぶりの投稿です。

遠方の病院に出張したときに、便意をもよおしてトイレに行くと個室がふさがっており、和式のトイレが開いていました。

和式は、久しぶりでチューブの取りまとめなどであたふたし、着座→ブリブリ→すっきり・・・

さて、仕事はじめるかと便器を除くと


”わっ! 真っ赤っか・・・・・・”


あまり痔で悩むことはなかったので、その赤さに驚いてしまいました。


フキフキしてチューブをおさめ、冷静に考えてみると、大腸の検査は移植後受けていないことを再確認し、

”免疫抑制剤飲んでいるので、もしかして直腸がんとか、可能性あるのかなー”なんて、ろくでもない考えが脳裏をよぎりました。

その反面

”まっ 痔でしょ。何とかなるよ”といった楽天的な考えも。


その時の判断は、今日だけで落ち着いたら、痔ということで解決しようという結果に。



業務をこなして、夕方にトイレで用をたすと、さらにひどい赤・・・・

”困ったな・・・・”


家に帰って、ステロイド入りの軟膏を自分で塗って数日経過見ましたが、やはり出血が続いていました。


しょうがない、主治医に相談しようとなり、定期外来のときにお話をすると、

”じゃあ、診察しましょう・・・  そこに横になって、おしりを突き出してください。”

指でぐりぐり・・・・” 初めての未知の世界・・・・ 終わったと思ったら、

”肛門鏡準備して・・・”

”えっ! 心の準備がー”

また未知の世界へ・・・・



結局、内痔核からの出血でした・・・

痔の外用薬をいただいて、家に帰ると、とたんに出血はなくなってしまいました。
薬剤も結局使用せず、とんだ騒ぎでした。


でも、定期的な大腸の検査もうけないといけませんね。
白い便器に赤は、やっぱりショッキングなので、今年中に大腸検査受けます。

タイヤ交換と出張とチューブ交換

2016-11-30 18:43:17 | 胆管狭窄のメンテナン...
本日、定期受診でした。

先週の祝日(11/23)に雪の予報が出て、急に車のスタッドレスタイヤ交換が発生!。

うちには、自分が乗っている普通乗用車と、かみさんの軽自動車があり、2台同時に交換は無理と判断し、子供の送り迎えに最低限必要な軽自動車のタイヤを交換することに。

よく考えたら、PTCDチューブを入れてからタイヤ交換をしたことがなく、大丈夫か迷ってしましましたが、雪は待ってくれないので、「なんとかなる」と自分で交換。

予想外にスイスイと交換が進み、30分ですべて終了。

そこでよくない考えが・・・「意外とできちゃんだ。よしっ、この調子でもう一台・・・」


さすがに、2台目であり普通車なのでタイヤも大きく、ひいひい言いながら交換。

最後の方は、PTCDの入っている皮膚のところから何かが飛び出してきそうな感じ!

「やばいかな・・・」と思いながら、後へは引けないため、頑張るorz。

最後の1本のときに、右側の腰に電気が走り「ぴしっ・・・、やばっ!」


終わったときには、全身の筋肉疲労でぷるぷる状態になりました・・  しかし、心地よい達成感も。

「あーあ、明日以筋肉痛だな・・って、京都に出張なのを思い出しました。」

翌日から、京都で学会なので3日間の出張予定であるのを思い出し、急いでパッキングし準備。

腰の痛みは強くなり、全身の倦怠感も強くなってきて、イヤーな感じ。

今までだと、この後寒気がして悪寒になり39度の発熱のパターンでしたが、今回は熱なし・悪寒なしで翌日に。PTCD様々です!

軽い筋肉痛と、右腰の痛みはありましたが、ロキソニンパワーで乗り越え、無事に出張もクリア。



この写真は、清水寺のライトアップです。きれいでした。


本日の採血では、肝機能や炎症反応が悪くなると予想していましたが、今まででベストの結果に・・・。


ほっとして、結果を聞いていると「チューブ交換しましょうか?」に始まり、とんとん話が進み、急遽チューブ交換となりました。

局所麻酔で、交換。
少し痛みはありましたが、滞りなく終了。傷周りもすっきり縫い直してもらい、バックも新品に。

意外と動ける自分にエール!!パチパチ👏

でも、よい子はまねしないでね。

PTCD挿入後のCT画像

2016-10-03 16:09:03 | 胆管狭窄のメンテナン...
5月にPTCD入れてから初めてのCT撮影をしました。

 今回は、ダイナミックCTではなく、通常の造影CTです。
 かーっとなる事は無かったのですが、いつまでも、もわーっとした感じが残り、ダイナミックCTの方が切れが良いかもしれません。

 この写真は、PTCD入れたときに胆管内に造影剤を入れて前方単純X線写真を撮影したものです。
 皮膚から拡張した胆管に造影剤が入っているのがわかります。



 次の写真はCTですが、左側の大きな写真が横断像でCT野オリジナルの画像です。皮膚のPTCD挿入部のスライスです。
矢印に沿ってPTCDチューブが挿入されています。茶色い線で囲まれているのが肝臓です。



 右側の2段になっている写真は、横断像を積み重ねて前から見たような写真にしている冠状断像です。
皮膚からERCPで挿入したステントの方向に、曲がりながら白いPTCDチューブが入っているのが確認できます。



 次の写真はやはり冠状断像ですが、左がPTCD前で右が後です。
黒く拡張して棒状に写っている胆管が確認できますが、左のPTCD後の写真では、改善しているのが確認できます。



 次の写真も同様になっています。



 採血も行いましたが、胆管系の酵素であるγGTPやALPがずっと低下し、ほとんど正常値に下がっていました。炎症反応(CRP)も、ほとんど正常値に改善し、発熱も認めないようになりました。PTCDチューブさまさまです。

 後は、PTCDチューブの先端部の胆管とERCPで挿入した胆管チューブがうまく合流し、腸管内に胆汁が流れれば、PTCDチューブの抜去が可能となります。今回の外来でも、「早く抜きたいですか?」と尋ねられたので、「入れたままでの生活が、なれてきていますので、十分な治療法が固まってからでお願いします。」と返答しました。


 飯は食えるし、シャワーも浴びれる、便は通常に出るし、あまり困っていません。

 でも、健康な人が見ると、移植後に免疫抑制剤を飲みながら、胆管ステントとPTCDチューブが入っている人なんて、重病人に見えるのでしょうね?

 当の本人は、普通に生活していますのでご心配なく・・・



 余計なことですが、24時間テレビってハンデを持った人を応援してくれるのは良いのですが、健康な人が無理矢理 援助している感が強すぎて、見ているといらいらしてきて、チャンネルを変えてしまう自分がいます。

 今年はその裏番組のNHKで「バリバラ」という障害者の番組をやっていたので、見てみたら、すごく面白い番組でした。いろいろ意見を書くと問題となりますので、あえて書きませんが、障害者も病気を持っている人も同じ人間で、身体的な不自由はありますが、決して恵まれていないわけではないので、一緒に違和感なく生活できるような社会になるといいなって、思います。結構普通に生活していますよ。

皆さんも一度「バリバラ」見てみてください。面白いです。特にカッパの芸人さん最高です。