退院後7ヶ月経過しました

昨年の8月28日に移植を受けたので、ちょうど7ヶ月経過しました。

一回目の入院時は、良くなるぞという意気込みで、胆汁漏という合併症にも苦しみましたが、まさにがんばって乗り切っていきました。

保険を切り替えるため、週末に退院して胆汁漏と胆管に入っていた2本のチューブを抜くための入院では、なかなか説明と病状の変化がしっくり行かず、ERCPも3回受けた胆管ステントも結局抜く羽目に・・・・　それでも抜けない胆汁漏チューブをうらんでこれからの予定がまったく立たない状態でした。

待つだけの入院に、嫌気が差し主治医と相談し退院（すこし強引に）しました。

ところが、4日間で胆管炎のために再入院・・・

この入院で、精神的にはどん底になりましたが、開き直ることができて、何とかなるさの考え方に変わってきました。

そのためか、なぜかわかりませんが胆汁漏からの排液が無くなり、チューブから開放され、退院へと移行できました。

 

その後、1ヶ月の休養の後に職場復帰も可能となりました。

2回目の入院時は、マイナスな考え方ばかりで見えない未来に不安を抱いていましたが、今となっては、今日おいしくご飯が食べれて、トイレに自分で行ければ良いじゃないか。明日は、また来るというような、よく言えば楽天的な考えに変わってきました。

いろんな方からの、コメントを読ませていただくと、非常に順調な経過であると思えるようにもなってきました（実際、順調です）。

今週、外来受診あり、免疫抑制剤の減量も予定されています。

おかげさまで、インフルエンザなどの感染症にも、かからずにここまでこれました。

命にかかわるような大病をされた方は、同じように、だんだん考え方が変わってくるのだと思います。

睡眠薬

昨日、退院後初めて睡眠薬無しで寝てみました。

結構疲れも溜まっていたので、直ぐに寝れると思っていましたが、いざ床についてみると、上を向いたり横を向いたり、なかなか寝付けませんでした。

二時間ぐらいぐだぐだしていましたが、寝れないのです。

その後は、多分寝ていたと思うのですが、何かから逃げるような夢をみて、喉がカラカラに乾いて息も荒くなって目が覚めてしまいました。

二時間経っていたので、多分寝ていたのだと思うのですが、全くスッキリしない眠りでした。

朝方まで同じ繰り返しで、なかなか起きれない状態になりました。

マイスリーを５ミリ程度だったので、直ぐに止められると思っていたのですが、また、今日挑戦してみたいと思います。

平日は、仕事に穴をあけられないので…

筋肉の腱の痛み

皆さんこんばんは、最近というか移植後退院してから、朝の症状として、筋肉の腱（アキレス腱とひざの腱と股関節）が、動き始めのときに、痛いのです。

同じ姿勢でしばらくいたあと、動き始めのときに、よっこらしょと痛みをかばいながら立ち上がり、30秒程度動くとなくなってきます。

もう慣れたのは慣れたのですが、免疫抑制剤の副作用なのでしょうか？

以前には、こんなことは無かったのに・・・

それとも、筋力が低下しているためなのでしょうか？

 

同じような、症状があった方があれば、教えていただければ幸いです。

今度、主治医に聞いてみますが、たぶんわからないと思います。

乳癌の患者さんに、ホルモン剤を使用したときにも同じような症状が出るのは、結構良く知られているのですが・・・

筋力低下のためなら、筋肉を少しずつ鍛えようと思います。

回転寿司の進歩

　天気の良い連休となっていますが、なかなか子供の遊びに、まだ、体力がついていかないのと、仕事が立て込んできて疲れが溜まっているので家にずっといるようになってしまい、子供たちが欲求不満になってきていました。

　しばらく外食をしていなかったのですが、思い切って夜遅くに混雑を避けて、大手回転寿司に行っていました。

　約1年ぶりの回転寿司だったので、いつもの気持ちで、入店してみるとA4判の紙に、来店した順番で記入していた名前と人数が無くなり、液晶の画面に、人数などを入力すると、整理券が出てくるシステムになっていました。

　すごいなーといったら子供にばかにされてしまいました。

　少し待ち時間のあと、席に着くと、今までのような回転している寿司もあるのですが、その上段に、まさにリニアモーターカーのようないでたちのレールがまっすぐ設置されていました。

　以前は、マイクに向かって、マグロ一皿さび抜きでなど言って注文していたものが、液晶画面に寿司の種類や数などを入力すると、リニアモーターのレールに新幹線の運ぶ機械の上に、注文したねたがやってくるのです・・・

　はじめてみたので、唖然としてしまいました。子供は大喜びです。

 

写真は、その新幹線の運ぶ機械です。

しばらく来ない間に、回転寿司も進化していました。

少し、社会から取り残された感じです・・・

しばらくぶりに、食べてみると以外に、おいしかったので満足でした。

肝臓の大きさ

　移植直後（術後2日目）と移植後6ヶ月のCTでの変化について、まとめて見ます。

写真は、左側が術直後で右側が術後6ヶ月目のCTです。上の段が、へその高さ・下の段が肝臓の高さの輪切りです。

真っ白な部分が、骨で、中心に見えるものが腰椎（背骨）でその周囲に灰色の塊が粘っているのが筋肉です。真っ黒で、円形のものが腸の中のガスです。それ以外の皮膚の直下や腸の周りにある黒っぽいものがすべて脂肪です。

へその高さの輪切りでは、皮下脂肪・内臓脂肪が劇的になくなっているのがわかります。また、背骨の周りの筋肉が萎縮して半分ぐらいに減っています。術直後の脂肪が少し白っぽく見えているのは、むくみで脂肪に水分が混じっているためです。

下の段の肝臓の高さでの輪切りでは、肝臓が少し大きくなっているのがわかります（左側の三角形の灰色）。術後は認めなかった肝臓の中の胆管は6ヶ月のCTでは拡張子黒い横長のしみのような構造がわかります。

右にある灰色の三角は脾臓になります。肝硬変の方は大きくなっています。

 

造影剤が使用されていますので、丸い白い構造は大動脈や大静脈・門脈などの輪切りです。

免疫抑制剤

いつも前の日の夜に、次の日に飲まなければならない薬をジッパー付きのビニールの袋にいれて、あさ出勤する時に持って出かけていました。

今まで、中身を間違えることがなかったのですが、疲れのせいか昨日はプログラフを全く入れてないまま出勤してしましました。

さて、朝の薬っと・・・・あれっ・・・足りない・・・しまったー忘れたー・・・・ふっふっふ一回ぐらい飲まなくても・・・・はーっ・・・。

外科の先生に、詳細を伝え飲まなくてもいいでしょうか？一回ぐらいいいですよね・・・

だめです！

 

急いで、家に電話したところ妻が美容室に行く寸前で、ぎりぎり届けてもらえました。

助かった・・・（うちは職場から数分の距離だったので助かりました）

 

でも、一回飲み忘れると、どうなるのだろう？

たぶん大丈夫？

いやいや、肝機能が一気に悪くなる？・・・・・

 

皆様で、飲み忘れたことなどある方はいるのでしょうか？

また、その結果大変なことが起こった方いらっしゃりますでしょうか？

教えてください。

 

まっ、なんにしても不届きなやつです。すいません・・・

疲れがたまっています・・・

　仕事が5時まで頑張れるようになってきて、少し欲を出してみたのですが、やはり前と同じようにはいかないようで、疲れがどっとたまってきました。

家の仕事は、ほとんどしていないで、夜は9時30分には寝ています。

先週の週末に、仙台での研究会にリハビリを兼ねて出てきたのですが、途中で充電が切れて、退場となってしまいました・・・

季節が温かくなってきたので、少し歩くことを始めないといけないかなと思っています。

 

まだ早いとは分かっているのですが、気持ちが焦ってなんとかしなくてはと思ってしまいます。

 

今日エレベーターで手術をしてくれた先生に偶然会って、近況についてお話ししましたが、もう一日働いているの？とびっくりされました。

 

少し焦りすぎなのでしょうか？？？

傷口について

写真は、今の傷の様子です。

まだ、少し赤いのですが、だいぶ細くなってきました。

ついこないだまでは、ドレーンが入っていた所（写真のてんが３つある所）を中心に、絶対伸ばせないつっぱり感があったのですが、６ヶ月を過ぎた頃から急にのばせるようになってきました。

しゃっくりもくしゃみも、すっかり大丈夫です。

かぎかっこの内側の皮膚が硬かったのですが、柔らかくなってきました。

でも感覚がほとんどありません…力もあまり入りません…

この傷の色があせてくると、また、よくなると思っています。

タンスのかど

今朝、子供を起こすのにベッドの周りを、歩いていると、突然”がつっ”という感触がして、数秒後に右足の小指に激痛が・・・・

そうです、タンスのかどに何とかというやつです・・・

うひょーっ　と自分の小指を見てみると、・・・・皮が・・・皮が・・・きれいにはがれて大出血・・・

 

急いで、カットバンで止血して、朝の行事をこなしていました。

職場についてみて、靴下を見てみると・・・まっかっか。

急いで、カットバン張り直し、朝会に出ようとすると、ジンジン痛みが出てきました。

おかげで、ピコタンピコタンと変な歩き方になっていました。

 

外来中は、座っているのであまり気ならなかったのですが、消毒してみるとビリビリしみて激痛が・・

移植の傷の痛みとはまた違った、痛みが・・・こちらのほうが我慢できないような痛み・・・

早く直さないと。とほほ。

古希のお祝い

昨晩は、うちの両親が70歳になるため、古希のお祝いで集まることとなりました。

私の両親・兄弟で温泉に泊まることとなりました。

私の兄は、移植のドナーで、半年の外来を先週受診し、異常なし（正確にはγGTPが少し高い：お酒？）と言われていました。仕事も通常業務をこなして、食事なども、問題なく食べれるようになっています。

古希のお祝いだけでなく、移植後6カ月で、落ち着いたのも祝うことになりました。

また、私の弟もその日に入籍し、お嫁さんを連れてきていました。それで、結婚のお祝いもかねるようにしました。

以前ブログにも書かせていただきましたが、手術の前日に、兄と私のところに、彼女ですと紹介された方です。家族の一員となられました。

私の家族は、息子がインフルエンザのため、妻と自宅で待機となってしまいましたが、3つのお祝いが重なりました。

私も、退院後に快気祝いを渡していなかったので、両親に温泉の宿泊券・兄の家族には旅行券と子供達には、お父さんをしばらく貸していただいたお礼として図書券を・弟夫婦にはお茶わんや箸などをチョイスしたものを渡しました。

夜8時以降に家にいないのは、術後初めてだったのですが、大きな問題はありませんでした。

このようなお祝いが、一年に一度ぐらいはできるといいなと思っています。今度は、妻と息子も一緒に。