生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

雷雨

2009-07-26 21:38:06 | ドナー(兄)・家族のコーナー
今日は、うだるような暑さでした。

夕方から、にわか雨が降ってきて、雷が『ピカッ』と。

家の息子は、この雷がチョー苦手で、いろんな物の陰に隠れようとします。

今日は、ソファーの下に隠れようとしましたが、写真のように、入りきらず、思わず笑ってしまいました。

でも、本人にとっては、重大なことらしく、雷が止んでも、しばらくあのままで、汗びっしょりになっていました。

かわいいものです。

最近の体調について

2009-07-26 11:37:40 | 退院後

来週、移植後11ヶ月の再診予定となっている。

先週夏休みをとり、子供の接待をしてきた。

 長距離移動・炎天下・なれない食事・プールまでこなした。

夕方は疲れる感じがするが、ぐっすり眠れれば次の日に持ち越すことは少なくなった。

温泉ではかった体重も、いつの間にか66kgに増加し、体にお肉がついた感じ。

食事も、ほとんど何も気にしないで、食べているが今のところ問題なし。

の違和感は、さらに改善し、ツッパリはほとんど消え、天気により少し変化あるときもあるが、食後の休みはほとんど必要なしとなった。

あれだけ、気にしていた傷のツッパリや痛みが、この時期を境に良くなってきている。

安心したころに、いろいろおきるかもしれないので、後1ヶ月(移植後1年)までは、おとなしくしていく予定。

その後に、いろいろはじめていこう。


鉄道なんとか館

2009-07-20 22:50:45 | 退院後
夏休みをいただいて、家族旅行をしています。

まだ余り遠出は難しいので、車で一時間ぐらいの観光地に二泊の予定で始まりました。

もともと、詳細に予定を立てていく方ではないので、宿のみ確保して後はその時の天気や流れでいくところを決めています。

頑張って早起きし、高速道路に乗ると、ETC利用で千円均一の影響で非常に混んできました。

裏道を早めに選んで、順調に目的地に到着。

最初の看板に、鉄道なんとか館という案内があったので、そこへ…

入場料千円を払い館内へ。

HOゲージの鉄道模型の大きなレイアウトがあり、時間で走行していました。

鉄道好きな、私と息子は食い入って見ていましたが、妻と娘は興味なし。

二階に上がると、錯覚を使った展示がチラホラ…リカちゃん人形のコレクションがチラホラ…

三階に上がると、3Dメガネをかけて絵を見て、…

ん~何じゃこりゃっといった感じの鉄道なんとか館でした。

一階からの出口は、いろんな仏像が展示してあり、古い客車につながっています。

客車内にも、所狭しく仏像やら、コインやら、いろんな物が展示してありました。

こうなると、何でも中途半端に展示している館と名前を変えた方が良い感じでした。

ただ、最後の最後に半球状のドームがあり、球面のスクリーンに、立体的?に映像を流す物でした。

いすは、ベニヤ板で作られていて、二十人が見れる小さなプラネタリウムのような感じて、うさんくささ満点でした。

最初にアニメーションが上映されたのですが、ストーリーもピンとせず、立体な感じもせず、やっぱりなと思っていたのですが、その後にジェットコースターの客席からの映像がながれました。

結構球面スクリーンにより、臨場感が強く、ほーっと感心していると、山中を走る列車の先頭車からの映像にチェンジしたのです。

ゆっくりだった物が、だんだん早送りになってきて有り得ないスピード感で、最後は駅に止まっている、電車に激突する感じで終わりました。

これが何とも、生々しくて観客にも大うけしていました。

結局なにが主体に示されているのかわからない鉄道なんとか館でした(笑)。

傷がブチッとしたら・・・

2009-07-13 20:13:57 | 退院後

 先週末に、とっさに体を動かすことがあって、へそから右に伸びている傷が開くような方向に、ブチッと中で何かが切れるような違和感があった。

 最近2週間、少し便秘気味というか、お腹が張って便通が調子悪い感じでした。

 しかし、そのブチッとしたあと、しばらく傷の痛みはありましたが、落ち着いたので様子を見ていると、今まで調子の悪かった便通があれよあれよというまに解消。

 ガスも順調に出るようになり張っていたお腹もスッキリ!!

 医師がこんなことを書くのも、変なのですが、傷の部分で癒着していた腸管が、剥がれて通過が良くなったのかな?と・・・

 外科の先生に言うと『そんなわけないでしょう』といわれるかも・・

 でも本当に、便通がうそのように良くなっています。下剤も使用していないので、それしか思いつきません。

 週末調子に乗って、町内会の雑草むしり(1時間)+子どもの部屋の模様替え(机など移動)をやってみたら、見事にキックバックがきて、今日の仕事は、めまいだらけで使い物にならず・・・

 来週、子どもの夏休みに休みを2日とって、旅行に出かける予定なのに、大丈夫か?


どこまで出来るのだろう?

2009-07-05 21:58:39 | 退院後
生体肝移植を受けて、新しい命を授かり、もう少しで一年になろうとしています。

採血結果も落ち着いてきて、傷の具合も復職後よりはずっと落ち着いてきています。

プログラフも0.5mgまで減りました(セルセプトは500mg)。

とても順調だと思っているのですが、仕事などが忙しくなってきて『はたして、どこまでいけるのか?』がいつも頭の中に渦巻いています。

自分の中では、1年たつまでは、体調の事だけを考えていこうと思っていたのですが、状況が厳しくなってきました。

余り無理しすぎて、仕事に穴をあけることが出来ないし、かといって、今の生活レベルのみでは、庭の掃除もできません。

どこかに突破口を、作りたいのですが、スイッチが押せない状況です。

この状況が、かえって気分を鬱にしています。

自分の体なのですから、自分で決めることなのですが、どこまでできるか不安です。

皆さんは、どの程度まで生活レベルをがんばっているか、教えて下さい。