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2022年は客観的な予想を心がけます。

新潟2歳S(GⅢ)回顧

2011-09-04 22:33:31 | 回顧
8月22日(月)21:00から「全開ガール」第9話です!

愛知県稲沢市にある美味しい珈琲とモーニングが頂ける「美甘珈琲」さんです!!

12.8 - 11.1 - 12.1 - 12.3 - 12.4 - 11.3 - 10.2 - 11.6=1:33.8
(36.0-24.7-33.1)

キャリア1戦のモンストールが将来を楽しみにさせる走りで新潟2歳王者に輝いた。10番枠から好発を決めると、道中は中団馬群の中からの追走。向こう正面から4角にかけてゆったりとした流れ。キャリアの浅い2歳馬なら掛っても普通だが、モンストールは前に壁を作って折り合うことに成功する。3,4角も引っ張り切りの凄い手応えでソツなくクリアし、直線は馬場の真ん中へ。楽な手応えのままグーンと馬込みを抜け出す。直線半ばで早くも単独先頭に立つ。鞍上が左ステッキを使った際に外へ膨れる。それを右ステッキで懸命に修正するも、ゴール前で左手前に替えると今度は急に内側へ切れ込む。若さ溢れる内容だったが、最後まで2着馬には抜かせなかったし、3着以下は大きく突き放した。とてもキャリア1戦の馬ができる内容ではない。最後の抜け出す時の脚は迫力満点だった。超スローで直線だけの競馬。前半から中盤に脚を使わされていない分、過信は禁物。それでも、大きなフットワークとテンの流れに柔軟に対応した精神面から、今後距離を延ばしても距離はこなせるはずだ。

 圧倒的1番人気に支持されたジャスタウェイ。10番枠から発馬では半馬身ほど行き脚がつかず道中は後方からの競馬。向こう正面までは何とか我慢できたが、3角に入り左手前に替えた際に頭を上げて折り合いを欠いてしまう。3,4角でも鞍上が制御できずに掛ってしまう。直線は馬場の良い大外へ持ち出す。前脚を高く突き上げるタイプでギアチェンジに少し時間を要するタイプ。その意味では広い新潟コース向きだ。勝ち馬は中団から先に抜け出したのに対し、同馬は後方から加速に少し時間を要した。直線で一完歩毎に凄い脚で迫る。勝ち馬には僅かに及ばなかったが、馬場を強く叩きつけるフットワークは本物だ。今後、道中でなし崩しに脚を使わされる流れを経験して更なる飛躍を期待したい。

 クイーンアルタミラは14番枠から発馬で行き脚がつかず。手綱をしごいて押して行くも、後方からの競馬。急がせることなく道中はジッと我慢。4角でも引っ張り切りのいい手応え。直線で馬場のいい外めへ持ち出す。スッと右手前に替えるも、すぐに左手前になってしまう。ラスト1ハロン地点からは右手ステッキに過敏に反応してしまい、再び右手前に替えて内へヨレてしまう。一完歩毎に伸びているものの、上位2頭とはかなり差を広げられてしまった。直線で何度も手前を替えていたように、まだ馬は若い。トモも非力でテンにモタつく。フットワークがバラバラで急がせると良くないタイプ。現状では追い込み一辺倒に徹するしかないだろう。直線の短いコースへ替わるのは不安が大きい。トモの強化待ち。

 ダローネガは発馬でトモに重心が掛り、顎を上げてしまい行き脚がつかない。鞍上が手綱をしごいてポディションを取りに行く。気合い付けてポディションを取りに行った分、道中は力みながらの追走。更には1番枠から最終週の荒れた内側を終始通らされる苦しい形。直線で追って頭の高い分、切れ負けした。パワータイプだけに瞬発力勝負になったのは辛い。

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