中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

京都記念(G II)回顧

2022-02-13 20:56:16 | 回顧
12.7 - 11.3 - 12.0 - 12.9 - 12.8 - 12.7 - 11.6 - 11.4 - 11.4 - 11.0 - 12.1=2:11.0.9
36.0-61.7-57.5-34.5 稍重 A開幕週

アフカンゴールドは逃げ馬不在の組み合わせ。長いホームストレッチを利して気合いを付けてハナヘ。前半1000㍍61秒7。開幕週の馬場を利してマイペース。3角手前からペースアップしての逃げ切り勝ち。後半5ハロン57秒5は実に優秀。自らペースを刻む方が良い。もっと距離が延びても面白いしロングスパートはGIでも。

タガノディアマンテは1番枠から気合いを付けて行く。中団のイン追走。正面スタンド前はハミを噛んで力んでの追走。ペースの落ち着いた向こう正面までかなり力んでいた。ペースアップした3角から折り合うとインの経済コースを立ち回る。直線もスムーズにスペースを見つけて伸びた。折り合っていれば勝っていた。適度に時計の掛かる馬場で。

サンレイポケットは久々で中間の動きもひと息だった。併せ馬で2週連続遅れた。発馬後も押しても行けず後方の外めから。1角からスローペースで引っ張り切りの手応え。勿体ないのは折り合いに専念しずぎてポジションを落とした事。4角では後方2番手まで落とした。4角でステッキが入り直線も立て直す場面がありながら鋭く伸びた。開幕週のイン有利の馬場を考えれば負けて強し。叩いて上昇。

ジェラルディーナは発馬後から無理せず手綱を抑えて後方に控える形。3,4角で外から進出を開始するも、重心の高い走りで思ったほど伸びなかった。開幕週のイン有利の馬場を差し引いても、もっと伸びてもよかった。

マリアエレーナは好発から楽に2番手に取り付く。道中の折り合いもスムーズで3角から早めに来られたが、4角の手応えも十分も直線坂上で早速。明らかに1ハロン長い負け方。2000㍍で見直し。

ユーバーレーベンは今回は人気を背負う立場。意識的に先行策。



共同通信杯(G III)回顧

2022-02-13 20:54:25 | 回顧
12.7 - 11.3 - 12.1 - 12.5 - 12.5 - 12.5 - 11.3 - 11.2 - 11.8=1:47.9
36.1-37.5-34.3 やや重

ダノンベルーガは右トモに不安があり、左回りのこのレースを待っていた。週1本の長めのコース追い。まだまだ万全に攻め馬はできない現状。10番枠からそれほどいい発馬ではなかったが、道中は中団外からの追走。超スローでも折り合いはしっかり。逆に3,4角は促しながら。直線も大外へ。坂上では反応は鈍かったが、右ステッキ2発が放たれるとグーンと加速。長くいい脚を使って差し切り勝ち。まだスローペースのみの経験と揉まれた時の不安はあるが、決め手はクラシックを意識できる。

ジオグリフは久々で攻めの動きはイマイチだった。喉に不安があるので雨が降ったのは良かった。好発を決めてスッと先行策。前走が置かれていただけに先行できたのはプラス。2角の入りで他馬と接触して行きたがる場面はあったが、それ以外はスムーズな道中。直線も手応えよく狭い所を割って脚は使っているが、勝ち馬の決め手が上だった。57キロも不利だった。もっと上がりの掛かる方が良い。

ビーアストニッシドは前走はマイルの内枠でハナを奪えずリズムに乗れなかった。逃げ馬不在で押してハナを奪えたし、雨で時計の掛かる馬場もよかった。今後も1800〜2000㍍でスッとハナを奪えれば粘れる。

ジュンブロッサムは発馬で行き脚がつかず。二の脚で外めを先行。折り合いはしっかり付いていた。直線で追い出すと頭が高くて内へモタれる。上位2頭とは決め手の差。大トビで緩急のある流れよりはもう少し流れてほしい。33秒台の切れ味勝負はつらい。

アサヒはプラス12キロ。休み明けで余裕残し。発馬で大きく遅れる。超スローを考えれば万事休す。最後はインから追い込むもレースにならなかった。

レッドモンレーヴは好発を決めてスッと先行策。2角で外のビーアストニッシドに寄られてジオグリフとも接触して折り合いを欠く。その後もグッとハミを噛んで力んでいた。直線は持ったまま坂を上がったが、前半にハミを噛んだ分、追って伸びなかった。小回りの1800㍍でスッと先行からのひと脚使う競馬が良いか。

クイーンC(G III)回顧

2022-02-13 20:51:54 | 回顧
12.3 - 10.9 - 12.1 - 12.2 - 12.2 - 11.5 - 11.3 - 11.6=1:34.1
35.3-24.4-34.4

プレサージュリフトは休み明けでプラス12キロ。コースで追われていたが、若干余裕はあった。今回もフワッとした発馬で後方から。道中の折り合いはしっかり。3,4角でペースが落ち着き先頭までの差を縮める。直線は大外へ。右手前に替えてグーンと鋭い伸び。長く切れる脚を使って差し切った。桜花賞を狙える瞬発力。

スターズオンアースは一週前にフレグモーネ気味になり若干攻めを緩められた。好発からスッと好位馬群へ。道中の折り合いはスムーズ。正攻法の競馬。直線で馬なりのまま進路を探る。残り300㍍地点で狭い所を割って伸びる。一旦は抜け出すも、外へ膨れていた。それでも着差は僅か。勝ちに等しい。前へ行ける脚と一瞬の切れ味がある。モタれなければ。

ベルクレスタは前走が大外枠発走から掛かってなし崩しに脚を使わされているだけにスッと控えた。しかし、向こう正面で行きたがり折り合いに専念すると最後方までポジションを下げた。直線で狭い所はあったが、残り300㍍からジリジリ伸びたが、ゴール前は脚色が同じになった。まだ折り合いに課題あり。

ラリュエルはテンションが高くて長距離輸送があり10キロ減。好発から気合いを付けて先行策。平均ラップの中緩みの流れ。外差し馬場でイン追走はプラスではなかった。道中の手応えは十分だったし、直線坂上は持ったままの脚力。外に進路を見出すもスペースがなく、坂を上ってから最内へ。そこからひと脚使えた。不利な流れで最後にひと脚使えたのら力がある証拠。しかも、長距離輸送で10キロ減。強い。

モズゴールドラベルはそんなに良い発馬ではなかったが、押して先行策。その後は引っ張り切りの手応え。今回もラスト1ハロンまでは先頭争い。ゴール前で甘くなった。先行馬に不利な流れで見せ場十分。1400㍍ならあっさりと。

ウインエクレールは入れ込み気味。フワッとした発馬で行き脚がつかず。その後は中団馬群からの追走だったが、ハミを噛んで力んでいた。直線も左右にモタれて真っすぐ走れなかった。攻めでいい動きをする。中山ワンペース向きか。

ショショローザは初めて経験するマイルの締まった流れ。3,4角で手応えが忙しくなる場面もあったし、直線は手綱を引く大きな不利。それでも立て直してジリジリ伸びてきた。この経験が今後に生きる。

スタティスティクスは距離2戦目で道中の追走は随分楽になった。直線も大外からスッと右手前に替えて一完歩ずつ伸びたが、直線半ばで内から衝突されて手前を替えて万事休す。この中間は急仕上げでもあった。