競馬というものをテレビしか見たことがなかったので、「ぜひ連れて行ってくれ～。」と、「南の島の大王」様に連れて行ってもらった。
新宿駅から京王線で35分、東府中駅で京王競馬線に乗り換え、すぐに府中競馬正門前へ到着。
大王の教えによりマークシートにチェックを入れる。まずは馬連という基本から100円づつ購入。競馬新聞を見ても、予想って当たってないみたいだから好きな数字を、ナンバーズみたいにチェックした。大王の話によると新聞を見て予想するところに競馬の魅力のひとつがあるそうだが…。
結局、初めての競馬は4レースで1勝もすることはできなかったけど、広々としたコース、案外綺麗な会場にパチンコ屋よりは断然良いなと思う。そして、馬のスピード感あふれる疾走とゴール前のスリルは気持ちが良い。
11レース、ジャパンカップＧ１では、あの「武豊」が鼻の差で優勝をさらった。3連単で37万を超える配当があっていたけど、一発逆転ってあるよなー。当たればね。
大王さま、またよろしくね。
11月20日、高橋尚子選手の激走に感動。
競技場内で歓声が上がったのでなんだろうと、スクリーンを見上げると、なんとＱちゃんが二人の選手を引き離してるではないか。そして俺と2万人の観衆が待ち構える競技場にその勇姿が登場したとき…不覚にも涙が溢れんばかりなってしもうた。
そして、書き留めておきたい優勝インタビューでの彼女の言葉。
『暗闇にある人も希望を失わずに夢を持ってほしい』
『夢を持ち続けて頑張れば、暗闇の道にも光が差してくることをみなさんに伝えたい』
『若い人も、熟年の人も、高齢の人も皆、公平に一日24時間持っているのだから、がんばりましょう。』『今、なかなかうまくいかない事や、結果が出せない事、認めてもらえない事・・いろいろあると思います。』
『だけど、今日という日を目標に向かって一生懸命行動すれば、必ず道は開ける。そんな風に感じました。』
『私も元気をもらえました。１日１日をがんばりましょう』
くじけそうになりながらも、夢を諦めなかったからこそ
掴み取れた栄光があったのだろうな…。すごい!! 俺もがんばらないと…。
