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一石二鳥

先週の日記で「トルコ行進曲」を「メトロノームを使って弾き込みたい」と記しましたが、同じ日に弾く「ハンガリー狂詩曲第2番」の後半でも同じように「突っ走ってしまうリスク」があることを忘れていました。どちらもピアノの原曲のようなテンポで弾くことは毛頭考えていませんが、それでなくても音階練習やアルペジオでもメトロノームを毎日酷使しているので、聴覚神経や運動神経の負荷が重なってすぐフラフラになります。
「まずいな、このまま続けると他の曲にも支障がくるし……そうだ! あれがあった」てなわけで、とっておきの練習法を使うことにしました。それは「トルコ行進曲」のテンポで「ハンガリー狂詩曲第2番」の後半を弾くことです(逆は無理)。そうすることで「トルコ行進曲」のテンポを身体が覚え、「ハンガリー狂詩曲第2番」の音をていねいに出せるようになると思います。「一石二鳥」ですね。
私はときどきこれを使います。前にはバッハの「無伴奏チェロ組曲第3番」の「ジーグ」を同じ組曲の「クーラント」のテンポで練習したことがあります。
あ、「アストリアス」を「アルハンブラの思い出」のテンポで練習するのも効果があると思います。どちらも今月のコンサートで弾くので試してみます。もう少し早く気がつくとよかったのですが……コンサートは今度の日曜日です。

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