
ウクライナ国際航空の旅客機が、8日、イランの首都・テヘラン近郊で、イランのミサイルで撃墜された。
トラさんが殺害した「イラン防衛隊ソレイマニ指令官」の報復体制にあったイラン軍は、報復に備えた米軍
が、「報復を未然に防ぐ」ために飛ばした「巡航ミサイル」と誤認、ウクライナ機を撃ち落としてしまった。
イラクに駐留する米軍とアメリカ市民を守るために、予防的措置として、イラン軍の中心司令官を殺害した
トラさんのこと、イランが行うであろう報復に対する予防措置として、イラク軍の中枢施設に攻撃を仕掛ける
ぐらいのことはあり得る、と、イラク軍の兵士が思い込んでも不思議はない。
それほど、トラさんの「予測不能行動」に対する疑心暗鬼は強いものなのだ。
ウクライナ機の悲惨は、戦争が引き起こす、当たり前のことなのだ。
人類の戦争の歴史の中で、「戦争の正義」という大義名分のもと、非戦闘員である市民が悲惨な目に遭うこと
が、必ず起きてきた。
最近ではシリアなどの難民、近くは太平洋戦争での広島・長崎など、世界各地で、戦争という暴力のもとで、
市民は、命も生活も奪われる悲惨を味遭わされてきた。
今回のウクライナ機の撃墜を、イランは、「米国の冒険主義で高まった緊張の中でのミス」と米・トラさんが
起こした「暴挙」が原因で、トラさんの責任だ、と声明している。
確かに、トラさんの「暴挙」がミスを誘った根本原因であるとしても、ウクライナ機撃墜の事実は消えないし、
亡くなった搭乗員・乗客の命は戻らない。
今回全面戦争は回避されたが、全世界の政治家は、
ウクライナ機撃墜が教えてくれた「戦争がもたらす悲惨」を肝に銘じ、
紛争を「武力によらない解決」に徹して欲しい。
ウォーキング中に出会った花。



1月12日、「今日は何の日カレンダー」より
宮中歌会始め、スキー記念日(ミズノ1944)、パンの日(毎月)、豆腐の日(毎月)
▲後醍醐天皇内裏造営(1134)▲織田信長、瀬戸に焼き物特権与える(1574)▲鹿児島大火64人が焼死(1680)
▲フランツ・リスト、ウィーンでデビュー(1822)▲板垣退助ら、日本初の政党結成(1874)▲酒田、青森、宮城
の3県の士族を募り、北海道屯田兵に(1875)▲オーストリア将校レルヒ少佐が新潟県高田(現上越市)の陸軍
歩兵連隊で日本軍青年将校に日本初のスキー指導。ストックは一本(1911)▲桜島が大噴火し、死者35人。
海峡が埋まり大隅半島と地続きになる(1914)▲第1回全日本スケート選手権大会(1930)▲NHK、大相撲の
ラジオ実況中継開始(1928)▲ソ連がスパイ・反逆などの罪に対し死刑復活(1950)▲文化財保護委員会が平城宮
址の発掘を開始(1954)▲アガサ・クリスティー、没。75歳(1976)▲これまで国・公立大学のみ参加が可能
だった共通一次試験に代わり、私大も参加ができるようになった大学入試センター試験、スタート(1990)
▲マックノート彗星白昼に観られる(2007)▲米への入国手続きに電子渡航認証システム必須となる(2009)
▲ハイチ大地震(2010)▲ルーマニアで、緊縮財政政策で大規模反政府運動(2012)