鏡の国のアリス:短評

鏡の国のアリスの本を読みながら短評をする

怯えて「バタつきパン、バタつきパン」とつぶやく不思議な白の女王(GLASS5-1)

2008-08-06 17:13:39 | Weblog
アリスが森の中でショールを見つけので誰のものだろうと思った。その時、白の女王が走ってやってくる。「途中でお会いできて良かったです」とアリスは言ってショールを白の女王にかけてあげる。ところがなぜか白の女王はどうしようもなく怯えきった様子で「バタつきパン、バタつきパン」とだけつぶやいていた。
ここで謎は①なぜ白の女王がどうしようもなく怯えていたのかその説明がないこと、また②なぜ彼女が「バタつきパン、バタつきパン」とつぶやくのかその理由もわからないこと。不思議な白の女王である。
(PS:「GLASS5-1」は、「Lewis Carroll, THROUGH THE LOOKING GLASS, 5 Wool and Water に関するコメント1」の意味である。以下の項目でも、同様。)




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