ヨハネによる福音書6章22~40節
わたしは決して追い出さない
イエス様は、イエス様を追ってやってきた群衆に向かってこう言われました。「あなたがたがわたしを捜しているのは、しるしを見たからではなく、パンを食べて満腹したからだ」。このしるしというのは、同じ6章の最初に出てくる成人男性5000人がイエス様による給食にあずかったことを指しておりました。このとき、イエス様は、集まっていた群衆に少年 . . . 本文を読む
ヨハネ福音書4章1~15節
イエス様のお与えになる水
私たちには、目に見えるこの世の世界と、目に見えないイエス様のお語りになる世界が示されています。目に見える世界の話から始まって、目に見えない世界のお話とその価値について聖書は私たちに教えるのです。そして、その目に見えない世界の価値観をもって、この目に見える世界を生きていくとき、私たちは真実に自由で解放された人生を歩んでいくことができるの . . . 本文を読む
ヨハネによる福音書1章43~51節
命の入り口
イエス様は、ガリラヤへ行こうとしたときに、フィリポに会いました。そして、「わたしに従いなさい」と言われました。その前日、イエス様は、アンデレとその兄弟シモン(ペトロ)を弟子に招きました。フィリポとアンデレとシモン(ペトロ)の3人の共通点は、同じベトサイダという町の出身でした。ベトサイダという町は、そこの領主が、皇帝アウグストゥスの王女 . . . 本文を読む
ヨハネ20章24~29節
見ないで信じる人は幸いである
トマスは、ディディモ(双子)のトマスと言われていました。双子の兄弟というのが、珍しかったのでそのようなあだ名がついたと考えられますが、一説では、トマスという人物は、信仰深い一面と疑い深い一面の二面性があった、それも極端であったがために、そのようなあだ名がついたと言われています。しかし、二面性というのは、およそ誰もが大なり小なり持ってい . . . 本文を読む
ヨハネ19章1~16節
見よ、この男だ
今日から受難週に入ります。この週は特に、イエス様の十字架を想い起こしつつ、過ごしてまいりたいと思います。また、今週の金曜日、受難日には、午後7:30より受難日キャンドルサービスを行いますので、こちらの方にも是非、ご出席していただけたらと願っています。
今日の聖書の箇所に入ります。イエス様を訴えようとするユダヤ人たち(祭司長やファリサイ派、また . . . 本文を読む
出エジプト記35章20~29節
進んで心から
モーセは、神様に、荒野の旅において神様がイスラエルの民と共におられることを願い、その証しを求めました。33章16節「一体何によって、わたしとあなたの民に御好意を示してくださることが分かるでしょうか。あなたがたわたしたちと共に行ってくださることによってではありませんか。そうすれば、わたしとあなたの民は、地上のすべての民と異なる特別なものとなる . . . 本文を読む
出エジプト記32章1~20節
人間の罪深さと神の愛の深さ
モーセが、シナイ山において神様からの十戒をいただき、さらに詳細な説明を受けている間、麓では、イスラエルの民が、いなくなって40日たつ指導者モーセのことで不安になっていました。彼らは、この荒野の旅を始めてからどれくらいの月日がたったのでしょうか。かなり、疲れもたまっていたことでしょう。マナやうずらによって、毎日の食料はこと欠くことがな . . . 本文を読む
出エジプト記23章1~9節
世の法廷と神の法廷
「あなたは根拠のないうわさを流してはならない」。当時、裁判では、今のような指紋とか、DNA鑑定など、科学的な物的証拠をあげて、それによって有罪か無罪かを決するようなことはなかったでしょう。それよりは、人の見たという目撃証言、聞いたという証言などにより、判決を下していた時代だったでしょう。ですから、裁判においては、証言がものを言っていたので . . . 本文を読む
出エジプト記20章1~11節
わたしは主、あなたの神
今日は、献堂記念日礼拝を守っています。1995年の2月19日に献堂式を行いました。それから、まる14年が過ぎ、15年目に入ります。平尾教会の建物は、なかなかのものだと思います。来た方、来た方が、褒めてくださいます。私も、6年前に来て、きれいな会堂に感動しました。しっかりとしておりますし、使い易いというのもいいですね。何といっても、こ . . . 本文を読む
出エジプト記16章1~21節
日毎の糧を与えられる神
エジプトを脱出したイスラエルの人々は、荒野に入り、しばらくしてエリムというオアシスに到着します。そこには12の泉と70本のなつめやしがあったと言いますから、定着することもできたはずです。しかも、12と70という数字からして、ある程度、その土地は、よきものであることを示しております。しかし、彼らは、そこを出発することになりました。数百 . . . 本文を読む