ひらけいメモBlog@goo

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エディア、PND「MAPLUS E-100MP」専用のFM多重VICSユニット

2008-12-09 21:18:00 | 位置情報・地図


MAPLUS E-100MP対応FM多重VICSユニットを販売開始 (ニュースリリース)
エディア、PND「MAPLUS E-100MP」専用のFM多重VICSユニット (Car Watch)

 エディアは12月8日、MAPLUS E-100MP に対応した FM 多重 VICS ユニット「EOP-100MP-09」の発売を開始したと発表した。店頭予想価格は19,800円とのこと。
 本体重量は100gと軽量だ。
 接続ケーブル、パーキングブレーキ接続ケーブル、アンテナなどが付属する。

 この製品はE-100MP発表当時には10月予定と言われていたものだ。これで E-100MP は、PND としてはまだ少数派の渋滞情報取得機能を得ることになる。
 ただし、FM VICS特有の制限はあるようなので、購入される場合は事前に確認した方がよさそうだ。

 1つ気になるのは、パーキングブレーキ接続ケーブルが同梱されていることだ。まさかパーキングブレーキを引かないと渋滞情報が取れない、という訳でもないだろうし、VICS ユニットを接続するとブレーキを引かないと操作できなくなる、などあるのだろうか???
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iriver、PNDの新製品「CaroNavi」を発売

2008-12-08 08:14:44 | 位置情報・地図


iriverブランド初! 軽い、小さい、使いやすい多機能なマルチメディア・カーナビ「CaroNavi」(カーロナビ)発売
アイリバー、3.5型タッチスクリーン搭載の携帯マルチメディア・カーナビ (TBB Today)
iriver、携帯マルチメディアカーナビ「CaroNavi」を発売 (Car Watch)
iriver、WMV再生対応の3.5型液晶搭載ポータブルナビ (AV Watch)
iriverから携帯カーナビ「CaroNavi」が登場--徒歩ナビとしても利用 (CNET)
「大好きなあの人の声」で案内してくれるマルチメディアカーナビ (ITmedia)

 iriverは12月5日、3.5型液晶搭載のPND「CaroNavi M3」を発表した。12月5日から予約を開始している。販売は12月19日から。直販価格は29,800円だ。
 アイリバーはSIRENブランドのPN100を持つが、iriverブランドとしては初めてのPNDとなる。
 3.5インチ320x240ピクセルの液晶を搭載。サイズは101.6×86×18.2mm・137gと小型軽量。メモリは2GBを内蔵している。内蔵バッテリは2時間持続する。SDHC対応のSDカードスロットを搭載する。
 カーナビソフトはエディアのMAPLUSを使用。地図はインクリメントP。地図縮尺は10段階で50m~250km。住所検索は1,200万件、ジャンル検索は200万件、周辺検索200万件、電話番号800万件、名称検索は200万件、経由地設定8ヶ所、地点登録2,500万件とのこと。

 ナビ以外の機能としてはマルチメディアの再生機能がある。ビデオはWMVに対応。オーディオはWMA、MP3、OGG。静止画はJPEG、BMP、PNGに対応する。

 なお搭載ソフトはMAPLUSとのことだが、CaroNavi は MAPLUS E-100MP と比較すると、なぜか住所検索の数が少ない(E-100MP 3,500万件に対して CaroNavi 1,200万件)。価格が安いと言えどもこの点は惜しいと感じた。
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LatLongLab「ぽ地図」を公開

2008-12-05 08:54:45 | 位置情報・地図
「ぽ地図」を公開しました (サイトの説明)
地図上の文字を直接クリッカブルに、ヤフーが「ぽ地図」実験公開 (INTERNET Watch)

 ヤフーが運営する地図・位置情報の実験サイト、LatLongLab。このサイトはアルプス社がYahoo!と合併したことにより、アルプス社の実験サイト「ALPSLAB」での新規実験を Yahoo! のサービスとして続けるためにできたサイトだ。ただ完全に移行するのではなく、これまで ALPSLAB で公開されたサービスは ALPSLAB に、新規のサービスを LatLongLab で公開する、という位置づけらしい。

 その LatLongLab で、新規のサービスが公開された。それが「ぽ地図」だ。
 これは「地図の中のお店の名前をクリックするだけで詳しい情報がすぐ見られる」(サイトの説明)というサービスであり、サイトでは「ストレスフリーの地図インターフェース」としている。

 サイトを表示させると、見た目は普通のスクロール地図だ。縮尺は詳細な街路表示となっていて、変えることはできない。詳細地図上に表示される施設名称がクリックできるようになっていて、クリックすると画面の左側に クリックした施設の詳細情報(名称や電話番号、住所、業種)、Yahoo! Web 検索や Yahoo! 地図情報の結果が出てくる。

 ふーん?といった感じで最初は見ていたのだが、確かにこれは使いやすいかもしれない。
 INTERNET Watchの記事に詳しいが、従来は地図を閲覧していて気になる施設があれば、わざわざその施設名を検索窓に入力して、検索していた。今回のサービスでは気になる施設があればその施設名をクリックすればよいので、確かに直接的で分かりやすい。
 また検索結果数が多くなってしまうような検索では、地図がピンだらけになってしまって見づらくなる、というのも確かにその通りだ。
 当たり前だと思って地図サービスを使っていたが、こういう手法もあるんだ、と関心する。

 ただ現状では記事で指摘されているように、縮尺は1/1,500固定、地図上の施設名表示も業種などでオンオフできない、といった制限がある。このあたりはその内改善していき、縮尺も変えられるようになって、表示対象も業種選択やフリーワード検索ができるようになるのだろう。(ただフリーワード検索は従来の地図サービスでもさほど問題はないだろうとされているので、作られないかもしれないが)
 ヤフーでは、このサービスを将来的にはヤフーの展開する複数のサービスと組み合わせていくことを検討しているようだ。おもしろそうであり、期待したい。
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GPSMAP60CSx日本語版の地図無しバージョン

2008-12-05 02:05:14 | GPS


 GARMIN社のハンディGPS、GPSMAP60CSx日本語版に、地図無しモデルが登場した。
 地図ありモデルは126,000円だが、この地図なしモデルは99,750円と多少は買いやすくなった。地図無しモデルであるため、地図はベースマップと呼ばれる1/20万の地図のみが搭載されている。この他の詳細地図が必要となった場合には、別途購入となる。
 microSDカードは本来添付されていないが、上で紹介した製品は現時点では2GBのmicroSDカードをサービス品として添付している。

 それにしても、日本語版は高い。
 わたしは eTrex Vista HCx(英語版) にアップダウン製作所の地図を入れて使っている。が、地名が英語表示ということもあり、やむを得なくはあるのだが使い勝手は落ちる。
 そういう意味では日本語版の価値はあるのだが、それにしても高い。
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山岳ナビ搭載のナビシステム、発売

2008-12-05 01:47:47 | GPS


 IDA ON-LINEやPDA工房で、「山岳ナビソフトSANGA」というものを搭載した PND が発売された。
 PNDはKAIHOUのTNK350という機種で、「SANGA」というのはこのPND専用の山岳ナビソフトらしい。
 現在の価格は、このセットで32,400円だ。

 まずは、ハードウェアから見ていこう。
 大きさは93mm x 83.5mm x 22mm、165gと小型軽量。液晶サイズは3.5インチ。電池のもちはGPS使用時で3.5時間とPNDとしては比較的長めだと思うが、「山岳ナビ」として持ち歩くにはちょっと心許ないように思う。内蔵メモリは1GBだ。

 次に、カーナビソフトとしての機能だ。
 地図は2008年度版。縮尺は25m~1kmの7段階。電話番号は1,000万と充分。住所は1,300万で最近の流れから見ると少ない。施設名検索は250万、周辺施設検索は250万。
 1GBならこんなものかな、という感じだ。なおスクリーンショットなどを見る限りでは、搭載されているカーナビソフトは GrandMap Navi を出している MapNet 社の SHAKE! 同等だろう。

 そして、山岳ナビソフトだ。
 まずは地図表示。1/25,000、1/50,000(ここまでは地域ごとに別売り)、1/20万、1/20万超が表示できる。さらに50mメッシュの等高線データを持ち、立体レリーフ地図の表示ができる。これが大きな特徴だ。
 また、観光おすすめ情報のデータを持つ。
 その他仕様によると、自然地名検索6万件、太陽・月の暦に対応、KML対応予定、GPS軌跡ログ取得対応(1件あたり28800ポイントを100件)とある。
 1/25,000の地図は地域ごとだが、北海道・東北・関東・中部・関西・中国/四国・九州/沖縄という地域分けがされているようだ。
 このソフトの開発元ははっきりとは分からないが、カーナビソフトの開発元である MapNet 社で開発が表明されていた山岳ナビのように見える。


 カーナビにも使えるし、車から降りれば山岳ナビとしても使える、というのはおもしろくはありそうだ。ただ懸念は、3.5時間しかもたない電池だろう。この機種は内蔵電池で駆動するので、せっかくGPSの軌跡が取れはするのだが、移動中に電源を入れっぱなしというのは難しそうだ。
 もう1つは、防水や頑強な作りがあれば・・・ というところだろう。ハードウェアは一般的なPNDのようなので、これを山に持って行っては、まずは防水の面が心配になりそうだ。
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マピオン、ドライブルート検索サービス「マピオンドライブ」を開始

2008-12-04 08:38:40 | 位置情報・地図
マピオン、ドライブルート検索サービス「マピオンドライブ」をオープン (ニュースリリース)
マピオン、ドライブルート検索サービス「マピオンドライブ」を開始 (CNET)
サイバーマップ・ジャパン、「マピオン」に自動車向けルート検索を追加 (Car Watch)
マピオン、自動車向けのルート検索「マピオンドライブ」 (BB Watch)

 サイバーマップジャパンは12月1日、同社の地図サービス「マピオン」で自動車ユーザー向けのルート検索サービス「マピオンドライブ」を開始したと発表した。
 出発地、経由地(8ヶ所)、目的地を指定することにより、自動車向けのルート・距離・所用時間・料金を表示し、また検索したルートを印刷することのできるサービスだ。

 画面表示には Flash を利用し、スクロール地図でありながら Javascript によるページよりも軽快さを実現したとのことだ。

 また特徴の1つとして、URLをコピー・ペーストすると同じルートを描画できる、ことが挙げられている。URLには出発地・経由地・目的地と緯度経度が記載されていて、これにより実現しているようだ。

 検索した結果は、「ルート再生」により自動的に表示させることができる。また画面右側のメニューウィンドウには曲がる交差点が表示されているが、交差点名をクリックすると、交差点によってはカーナビでよく見る交差点の3D表示や方面看板を表示することができる。ルート再生中に交差点案内が表示されることを期待していたのだが、残念ながらその機能は無かった。
 なお、このルート検索では渋滞考慮の検索はできない。

 印刷は「全交差点を印刷」と「交差点を選んで印刷」を選ぶことができる。ただこの名称と実際の機能は少し異なっていて、「全交差点を印刷」は交差点の一覧から印刷する交差点を選んで印刷することのできる機能、「交差点を選んで印刷」は印刷する地点をスクロール地図上でスクロールさせ選ぶことのできる機能だ。

 スクロール地図の描画速度などはそこそこ軽快だ。ルート再生中に地図表示がされなくなったことがあったが、これはわたしのネットワーク環境によるのかもしれない。
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カーナビ通信サービス利用率は所有者の3割強

2008-12-04 01:20:38 | 位置情報・地図
カーナビ通信サービス利用率は所有者の3割強 (日経BPネット)

「日経マーケット・アクセス」が、カーナビ通信サービスに関する調査を実施した。
 通信機能を持つカーナビとは、トヨタG-BOOK、日産カーウィングス、ホンダインターナビ、パイオニアスマートループだ。
 カーナビ利用者母数は4795。この内、カーナビに通信機能がついている割合は29.1%。さらに母数の内、通信サービスを利用している割合は10.1%とのことで、通信機能がついていても使用している割合は3割程度ということになる。

 さて、通信機能に対応したカーナビユーザーの母数は1523。内訳はG-BOOKが39.5%。カーウィングスが17.6%、インターナビが18.3%、スマートループが8%となっている。
 この調査では「通信サービスが役立っているか」について調査している。全体では対応カーナビ所有者の内の35.4%が通信機能を利用している。「役立っている」との回答は、通信機能利用者の内64%だ。

 これを各社で見ると、
・G-BOOK対応機所有者は30.7%が利用していて、その内75%が満足と回答。
・カーウィングス対応機所有者は33.6%が利用していて、その内44%が満足と回答。
・インターナビ対応機所有者は45.0%が利用していて、その内60%が満足と回答。
・スマートループ対応機所有者は36.8%が利用していて、その内73%が満足と回答。

 どうしてこのような結果になったのかはよく分からないが、サービスごとに差異があっておもしろい。ちょっと気になるのは、カーウィングスの通信機能利用ユーザーは、満足しているとの回答が半数に満たないことだ。たまたま、今回の調査でそうなっただけなのかもしれないが・・・


 この結果から、記事の分析にあるように、
・通信機能利用者の満足度は高い。
・しかし、通信機能対応カーナビユーザーの内、3割強しか通信機能を利用していない。
ということが見て取れ、「既に通信サービスを利用している人の評価は悪くないだけに、利用比率の引き上げが急務である」と記事では結んでいる。
 しかし、カーナビの通信機能を利用するユーザーはその利点を知った上で使うことを選んだため、結果的に利用者の満足度が高くなる、という考え方もできる。であれば、通信機能を使用していないユーザーは通信サービスを評価していないから使っていないということになり、利用比率の引き上げはなかなかに難しい。


 利用されない理由ですぐに思いつくのは、継続的に必要となる費用だろう。各サービスの年契約での通信費込み利用料を、月当たりの費用に換算して見てみることにする。ただし初期費用は除いている。
 G-BOOK では DCM という専用通信機(G-BOOK ALPHA で用いられているものは 2.4Mbps)を用いた場合、1,000円/月。
 カーウィングスでは WILLCOM の通信モジュール(32kbps)を用いた場合、1,100円/月。
 インターナビでは WILLCOM の通信モジュール(32kbps)を用いた場合、962.5円/月。
 スマートループでは WILLCOM の通信モジュール(32kbps)を用いた場合、962.5円/月。(通信方式が異なるエアーナビは除く)

 それでなくとも、ケータイ代やらADSL/光といった通信費が毎月必要となる中で、さらに定額で費用がかかるのは気持ちのいいものではない。また、車の利用が土日に限られたり、平日使うにしても近所だから渋滞情報なんていらない、という考えてしまえばなおさらだろう。

 ウィルコムを用いた通信サービスでは2段階定額もあり、こちらも最低料金はかかるが、まぁ検討の余地はあるだろう。年契約で月当たりの費用を安くすることはできるが、1年使い続けるだろうか、と考えてもしまうだろう。
 各社 Bluetooth などを経由してのケータイでの接続も用意してはいる。しかしこの場合はケータイ側から見ればパソコンのモデムとして使われているのと同じ扱いになるので、パケット定額制に入っていても通信費が跳ね上がるのでちょっと怖い。


 次に思いつくのは、通信を利用して有用なサービスが提供されているのか、だ。主要なサービスは VICS とプローブ情報と利用した渋滞情報サービスであり、これに利用価値が見いだせれば、通信サービスを使いたくなってくる。
 わたしはエアーナビでスマートループを使っているが、(他の通信を利用するサービスが遅すぎて使い物にならないという事情はあるものの)通信サービスを使用する理由は渋滞情報の取得、だ。
 多くの方がここに価値を見いだすには当然渋滞情報の充実化が必要で、メーカー間でどんどん連携を進めると共に、タクシーからの取得情報も取り入れていって欲しいものだ。そしてこの情報を利用し、精度良く渋滞を回避できるようになって欲しい。本来、充実した渋滞情報の取得で渋滞を回避できることは、通信サービスのキラーアプリケーションだのだろうが、なかなか現実はそうはなっていない。

 この他に便利に使っている通信サービスは、PC/ケータイ間での位置登録の連携機能くらいだろう。
 何か他にキラーアプリケーションと呼べるようなもの、そうでなくとも便利になることがあればいいのだが、わたしの発想が貧困で、なかなかそういうものは思いつかない。


 利用比率を上げる目的なら、導入の敷居を下げ便利さを体感してもらうために、1ヶ月間無料で使ってもらう、という手はあるかもしれない。ただ通信にはハードウェアも別途必要なのでなかなかに難しいし、わたしがスマートループを使った限りでは、(VICSではない)スマートループの渋滞情報を得られたからと言って、劇的に走りやすくなる、ということも無いように思う。


 カーナビが通信機能を持つとどうなるのか。興味深くはあるのだが、このような調査を見るとまだまだユーザーは魅力を感じていないように見える。最近ではエアーナビのように PND なのに通信機能を持つものや、また ウィルコムD4向けの MapFan カーナビアプリ、ナビタイムの WND なども出てきている。今後どのような使われ方をしていくのか、注目していきたい。
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