ひらけいメモBlog@goo

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EZナビウォークに「スカイビュー立体表示」

2009-10-30 06:26:55 | 位置情報・地図
「EZナビウォーク」のバージョンアップおよび乗換案内の新機能提供開始について (ニュースリリース)
au、EZナビウォークに「スカイビュー」など新機能 (ケータイWatch)
「EZナビウォーク」に新機能、10月29日から順次バージョンアップ (ITmedia)
「EZナビウォーク」がバージョンアップ、スカイビュー立体表示が可能に (CNET)
KDDI、「EZナビウォーク」に新機能を追加 - 「スカイビュー立体表示」など (マイコミジャーナル)
「EZ ナビウォーク」がバージョンアップ、「スカイビュー立体表示」など新機能追加 (japan.internet.com)

 KDDIとナビタイムジャパンは10月28日、EZナビウォークのアップデートを発表した。バージョンアップ内容は、
・スカイビュー立体表示
 地図を表示する際に、建物が立体的に表示される。
・常時バックライト点灯設定
などだ。
 09年春端末やW6Xシリーズ系など、既存端末にも対応する。なお、バージョンアップはユーザーが手動で行う必要がある。

 また、乗換案内において、同じ経路の一本前や一本後の検索が、前後最大3件までできるようになるとのことだ。これはEZナビウォーク対応機のほぼ全てで対応する。


 より使いやすくなるアップデートは、ユーザーにとってはありがたい。
 ナビタイムジャパンには、DoCoMo向けアプリのアップデートも、そろそろ行って欲しいものだ。
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GoogleのAndroid用カーナビソフト

2009-10-30 06:03:52 | 位置情報・地図
・Google Maps Navigationの記事
Announcing Google Maps Navigation for Android 2.0 (ニュースリリース)
Android 2.0用ナビアプリ「Google Maps Navigation」発表 (INTERNET Watch)
米Google、Android用カーナビソフトを公開 (Car Watch)
Google、GPSナビ「Google Maps Navigation」を発表 (ITmedia)
グーグル、「Android 2.0」用ナビゲーションアプリ「Google Maps Navigation」を発表 (CNET)
モバイル用Google Mapsに無料GPSナビゲーションサービス (マイコミジャーナル)
Google、『Android 2.0』端末用 GPS アプリケーションを発表 (japan.internet.com)
DroidのGPSを使ったGoogle Mapsナビはスーパー・クール! (TechCrunch)
Googleがストリートビューや検索機能をフル活用したスマートフォン向けナビアプリ「Google Maps Navigation」を提供開始 (GIGAZINE)

・DROIDの記事
Hello Humans: DROID by Motorola Arrives Next Week (ニュースリリース)
Android 2.0携帯「DROID」、199.99ドルで11月6日に発売 (ITmedia)
iPhoneを狙い撃ち - Android 2.0搭載「DROID」11月6日に米国発売 (マイコミジャーナル)
モトローラとVerizon Wireless、Android 2.0搭載のスマートフォン「Droid」を発表 (CNET)

・Android 2.0の記事
Announcing Android 2.0 support in the SDK! (ニュースリリース)
Android 2.0対応のSDK公開、概要が明らかに (ケータイ Watch)
Googleが「Android 2.0」対応SDKをリリース,データ同期やBluetoothを強化 (Tech-On!)
【続報】「Android 2.0は,特に電話帳機能を強化した」,Google社 Tech-On!)
フォトレポート:グーグルの最新携帯向けOS「Android 2.0」--メール受信箱やカメラ機能など改善 (CNET)
Googleが「Android 2.0」対応SDKをリリース,データ同期やBluetoothを強化 (ITPro)
「Android 2.0 "エクレア"」の詳細が明らかに - 対応SDK公開 (マイコミジャーナル)
Google、「Android 2.0 SDK」の提供を開始 (ITmedia)


 米Googleは10月28日、Android 2.0向けのカーナビアプリ「Google Maps Navigation」β版を公開した。利用料は無料だ。
 現時点では、アメリカ内のみで利用できるとのこと。とは言ってもGoogleのことだから、その内日本も含む各国に対応してくるのだろう。
 また今のところ、Android 2.0を搭載したスマートフォンとしては、モトローラ製の DROID が発表されている。DROID はアメリカで11月6日に発売されるとのこと。
 日本国内で発売されている Android 搭載スマートフォンとしてはDoCoMoとHTCの HT-03A が挙げられるが、HT-03A は最近 Android 1.6 にアップデートされたものの、2.0 にもアップデートできるかは不明だ。

「Google Maps Navigation」は一般的なカーナビに必要とされている機能は備えているようだ。「音声ガイド、音声操作、自動リルート、ルート周辺のガソリンスタンドや駐車場、レストランなどのレイヤー表示」(Car Watch)などの機能を持つ、いわゆるturn-by-turnと呼ばれるリアルタイムにナビゲーションできるカーナビソフトだ。
 インターネットを利用して情報を取得するところに、特徴がある。

 地図には Google Maps を利用する。これにより、普通の地図はもちろんのこと、航空写真も地図代わりに利用できてしまう。航空写真はデータ量が多そうなので描画と通信速度が追いつくのかというのは気になるところだが、ニュースリリースの動画を見る限りでは、問題はないようだ。
 そしてもう1つの特徴は、ストリートビューを利用できることだ。最初この記事を見たときは、ストリートビューの画像を地図代わりにしてナビゲーションができるのか、と思ってしまったがそうではなく、分岐点の写真をストリートビューで見られるということのようだ。(本当に地図代わりに使えないのかは使った訳ではないので不明だが、紹介写真や動画には、ストリートビューでナビをしている画面は無い)
 日本のカーナビでは高速のジャンクションや一般道の分岐などではイラストを表示することが一般的で、これは便利なのだが、実際の写真表示の便利さはこの上を行くだろう。

 さらにGoogleらしいところでは、渋滞表示の機能がある。既にGoogleではプローブ情報による渋滞情報収集も行っており、これによる情報も表示されると推測される。当然考えられる推測だが、「Google Maps Navigation」でもプローブ情報が収集され、それが渋滞情報の充実化に使われることだろう。
 なお、この渋滞情報がルート検索に影響を与えるかについてはよく分からない。

 この他の特徴としては、Google らしいシンプルな検索機能、音声入力機能、施設を検索し地図上にオーバーレイ表示する機能、などが挙げられる。


 以上から、機能的には、既に一般的なPNDのレベルには達していると思われる。これが無料と言うのだからすごい。あとは、測位感度・測位精度や体感速度などの使用感がどうか、といったところだろう。
 これでは、Android向けに有料カーナビソフトを計画していたメーカーは苦しいだろう。仮に iPhone 向けに供給されることがあれば、TomTom など既に iPhone 向けに有料ナビソフトを提供しているメーカも苦しくなりそうだ。
 PNDについては、カーナビにしか使わないという前提であればコストの面から見ればPNDの方が優れているので、急にGoogleのカーナビソフトとスマートフォンが普及してPNDが無くなるということはないだろう。とは言ってもPNDメーカーも安穏とはしていられないのは確かだ。

 これが日本でいつ提供されるのか。非常に興味のあるところだ。


 ついでに、Android 2.0 についても触れておきたい。この版から HTML5 がサポートされ、位置情報APIなどが利用できるようになるとのことだ。最新版の iPhone3G の Safariブラウザと同等になるということだろう。
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