前回に引き続き、MQA + nano iDSD Black Label + Audirvana Plus Windows版を試している。Audirvana Plus Windows版は1.2.0(1034)だ。
試したものは、ユニバーサルミュージックジャパンのハイレゾ名盤シリーズMQA-CDアルバム4タイトルと、e-onkyoから配信されているUNAMAS LABELのMQA配信アルバム2タイトルだ。
MQA-CDは44.1kHz/16bitでデコードにより352.8kHz/24bit、MQA配信アルバムは48kHz/24bitでデコードにより192kHz/24bitとなる。
現状も
前回同様、MQA-CDからfoobar2000でリッピングしたデータ(+MQA Tag Restorer)は1曲目の再生が不安定であり、
・一曲目はArdirvana側ではほぼ16bitの表示となる(曲によって安定して24bitで表示されるものもある)。なお16bit表示の場合でもnano iDSD BL側ではMQAと認識している。
・一曲目が無音になることがある。
という状況だ。どうも、トラック順に再生した場合のみ2曲目以降が24bit表示されるように見えていて、shuffle再生するとほぼ全曲16bit表示になってしまっている。
一方、MQA配信アルバムでは今のところ問題はない(元のデータが24bitということもあるだろう)。
トラック順に再生しないと正しく再生できない(ように見える)ことから、リッピングに問題がある可能性は残っている。そこで、
・iTunesでwavでリッピングしfoobar2000でflac(Compression Level 0で試行)に変換
・Exact Audio Copyでリッピング(ExactAccurateRipの30サンプルずれと言われている値は考慮して設定)
・Exact Audio Copyで、いつも使用しているLGのドライブとは別の、パイオニアのドライブで試行
と試してみたが、どれも現象は変わらずで一曲目は16bitになってしまうことが多い。もう少し調べてみたい。