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迷歩録  たいせつ

2020-09-17 10:59:40 | 日記
  長月や  雨に打たれて  彼岸花  田んぼ畦道  朱色に染まる


                                 ひのひら  ろくべえ



     朝から雨が降っている南九州である。秋雨前線の停滞で雨や曇りの日が続いている

    大隅半島である。台風こそ来ないが天気は雨ばかりという印象である。大切に育てて

    いる農作物は、雨で、台風で痛めつけられ、収穫は望めない状態、冬野菜の準備がこ

    れから行わなければならないが、雨ばかりではその準備も思うようにいかない。何と

    も嘆かわしい状態である。私のように趣味程度の農業では嘆いて終わりであるが、農

    業で生計を立てている人はそうもいかない。

     天候というものと作物に関係は、毎年違ってくる。その年で気候を読み、大切な作

    物を設定する力がいる。なかなか奥深い職業それが農業なのかもしれない。

     多くの人、一人一人自分が大切にするものがあるように、すべての人に大切にする

    ものは存在する。そのことを尊重することから始まるコミュニケーション関係、相手

    を肯定することからスタートなのだが、多くの人は上から目線の否定からスタートす

    る。そのことがコミュニケーションの失敗を招く基となる。相手を受け入れる、そし

    て自分を受け入れてもらう。そのプロセスこそがコミュニケーションなのであろう。


迷歩録  りんどう

2020-09-16 12:00:00 | 日記
  朝風に  君を想うや  高隈の  すすきの如し  揺れる人心


                              trong> ひのひら  ろくべえ



    今日も南九州は曇天である。毎日毎日天肥える馬の晴れ間はなく、秋梅雨真っただ中

   気温は下がり、過ごしやすくはなってきてるのの、作業をすると汗をかくほど暑くなる。

   そんな昼下がり、畦道散歩で今は珍しくなった竜胆の花を発見、昔は至る所にあった花

   竜胆、今や珍しい、目にすることもまれとなってしまった花ではないだろうか?
   
   販売目的で育てられているものは沢山存在するようだが、自然に自生しているものは珍

   しい。植物の絶滅する種類なのかもしれない。いずれにしても可愛らしい鈴のような花

   が懐かしい、紫色の釣り鐘用の花、それが竜胆である。

    昔はその根が漢方薬としても重宝されていたようである。その漢方に苦味は竜胆のよ

   うだということで、竜胆(りんどう)という字があてられたということのようだ。

    いずれにしても、竜胆のような運命をたどっている植物は他にも沢山あるのかもしれ

   ない。自然との共生、まことに難しいものである。

迷歩録  ひじき

2020-09-15 10:58:51 | 日記
  曇天の  南大隅  秋模様  コスモス咲いて  彼岸花咲く


                              ひのひら  ろくべえ



     今日は曇天の南九州である。秋雨前線の影響のようだが、すっきりしない天気

    それでも、向日葵は姿を消して、コスモスや彼岸花が地域を彩る季節となってい

    る。ようやく朝晩はクーラー無しでも過ごせるようになってきた。あとは熱帯低

    気圧がどうなるのか心配だが、秋は深まる一方である。
  
     海藻が身体にいいとはよく聞く話だが、その海藻の中でも庶民が口にするのは

    わかめとヒジキではないだろうか。ヒジキは鉄分が多いと聞く、しっかり食べて

    ミネラルを補給して、体調を維持したいものである。ヒジキは乾燥のものもあり

    豊富に料理にいかせる食品でもある。色は黒いが美味な食べ物、このような日本

    古来の食べ物はまだまだあるのではないだろうか。

     カタカナ語でしか表現できない食品や料理もいいが、日本古来の食べ物もいい

    のではないだろうか?

     ヒジキ入りハンバーグなどと言うのも、どこかにあるかもしれない。なければ

    開発もいいのではないだろうか。栄養バランスがいいのかもしれない。

    いずれにしても、食は健康に通じる。


    
     

迷歩録  さつま

2020-09-14 12:39:51 | 日記
  秋梅雨や  猛暑蹴飛ばし  爽やかに  曇り空にも  蜻蛉飛び交う


                                 ひのひら  ろくべえ



      南九州は秋梅雨のまっただ中、陽射少なく曇天の天気や続く、猛暑は蹴飛ばされ

     過ごしやすい気候となった、南九州である。南九州の旧呼び名がさつまである。

      さつまという名は遠くイギリスなどでも呼ばれるほど世界的にも有名である。

     日本の西の玄関口として発展をしていたさつま、その功績は今も続いている。九州

     は、長崎や鹿児島(さつま)のように早い時期から外国との交流を行い発展してき

     た県がある。そのため様々なものに影響を与えている。広辞苑にのっているさつま

     何とかという言葉は沢山ある。それほど影響力があったということであろう。

      今の時代の基本は明治維新にも影響を与えた県の一つ、それがさつま、と言っ

     ても過言ではないであろう。

      さつまこの言葉を、大切に日本を考えてみるのも、面白いかもしれない。

迷歩録  おとり

2020-09-11 10:15:36 | 日記
  蒸し暑く  つくつくぼうし  鳴き続け  すすきや揺らぐ  大隅の郷


                                   ひのひら  ろくべえ



      曇天の南九州、湿度高く蒸し暑さがつのる。秋の気配はするが、日中は夏の残り

     暑さは続く、それでも朝晩はクーラーもいらない程の涼しさ、秋への路は続いたと

     いう感じである。季節の「おとり」でないことを祈るばかりである。

      「おとり」と言えば、現代ではおとり捜査などと言う言葉が有名かもしれないが

     もともとは鳥を捕獲するのにその鳥の集団性を利用した方法である。つまり「おとり」

     を使ってその仲間を捕獲するということである。

      単純な鉄砲などで捕獲するのではなく、相手の特徴を利用した叡智の方法である。こ

     れこそが人間である証拠、様々なものにこの叡智が活用され、文明文化が発達してきた

     これからも発達するのであろうが、一部の人間の叡智だけに頼るのではなく、自ら叡智

     を働かして日常を過ごすことが大切なのではないだろうか。

      結論を急ぐのではなく、まずは考えてみると言った、思考習慣を身につけることが大

     切なのではないだろうか。今の時期(コロナ禍)特にこのことが人類に突き付けられた

     課題なのかもしれない。叡智を活用、生きることを大切に、自分だけではなく人類の尊

     厳を優先した生きたをしたいものである。