雨上がり 海老色すすき 穂や光る 発芽の野菜 朝露ひかる
ひのひら ろくべえ
昨日の夕方から、未明まで降り続けた雨が、早朝には止み、夜明けには
青空が広がる鹿児島の朝、ようやく発芽した、ほうれん草や大根、青梗菜
などの芽に、朝露の水滴が朝日に照らされて真珠のように輝いて見えた。
視覚情報から、聴覚情報をイメージする朝である。露球は何の音も出し
てはいないが、人間が勝手に「音」を創り出す、その音は人によって違う
まるで水琴窟の「音」でも聞いてるようなそんな「音」が聞こえてきた。
露球の語らいである。早朝の静かな時間、朝日に照らされる露球から聞
こえてくる「音」に暫くのあいだ、その場に立ちすくみ聞き入った。
この聴覚情報、客観的情報と考えられがちだが、本当に客観的な情報で
あるか、そうでないかは決定しずらい問題ではないだろうか。
ある人は聞こえた、ある人は聞こえないというような議論は度々起こる
その理由は、聴覚という感覚は公平平等ではないということができるので
はないだろうか。その人その人で聞こえる範囲のヘルツは決まっていて、
その範囲は確実に聞こえるが、その範囲を超えてしまうと聞こえなくなる
さらに聞こえた範囲の「音」によって、その人が想像力を働かせて、イメ
ージしたものを表現するのではないだろうか。
統一的に聞こえる範囲の「音」は、共有できるが、個別的「音」に関し
ては共有できない。
コミュニケーションを図る時、この点に焦点を当てて、行う事も重要な
のではないだろうか。いち早く共有できるヘルツを探し求め、その範囲の
「音」で、コミュニケーションすることをお勧めしたいものである。
ひのひら ろくべえ
昨日の夕方から、未明まで降り続けた雨が、早朝には止み、夜明けには
青空が広がる鹿児島の朝、ようやく発芽した、ほうれん草や大根、青梗菜
などの芽に、朝露の水滴が朝日に照らされて真珠のように輝いて見えた。
視覚情報から、聴覚情報をイメージする朝である。露球は何の音も出し
てはいないが、人間が勝手に「音」を創り出す、その音は人によって違う
まるで水琴窟の「音」でも聞いてるようなそんな「音」が聞こえてきた。
露球の語らいである。早朝の静かな時間、朝日に照らされる露球から聞
こえてくる「音」に暫くのあいだ、その場に立ちすくみ聞き入った。
この聴覚情報、客観的情報と考えられがちだが、本当に客観的な情報で
あるか、そうでないかは決定しずらい問題ではないだろうか。
ある人は聞こえた、ある人は聞こえないというような議論は度々起こる
その理由は、聴覚という感覚は公平平等ではないということができるので
はないだろうか。その人その人で聞こえる範囲のヘルツは決まっていて、
その範囲は確実に聞こえるが、その範囲を超えてしまうと聞こえなくなる
さらに聞こえた範囲の「音」によって、その人が想像力を働かせて、イメ
ージしたものを表現するのではないだろうか。
統一的に聞こえる範囲の「音」は、共有できるが、個別的「音」に関し
ては共有できない。
コミュニケーションを図る時、この点に焦点を当てて、行う事も重要な
のではないだろうか。いち早く共有できるヘルツを探し求め、その範囲の
「音」で、コミュニケーションすることをお勧めしたいものである。
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